純白の雷鳥、そしてデナリ。冬のアラスカに別れを告げて | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 2
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2018.04.04

    純白の雷鳥、そしてデナリ。冬のアラスカに別れを告げて

    ベアー・ポイントの頂上にて。「ここは大好きな場所なんだ」とジョー。周囲は360度、見渡すかぎりの雪と氷の世界。冷え冷えとした風だけが、耳元で音を立てていました。

    北米大陸の最高峰、標高6194メートルの山、デナリ。先住民族の言葉で「偉大なるもの」という意味の名を持つ山です。普段は雲に覆われて見えないことが多いのですが、3日目の夕方になって、ようやくその全容を目にすることができました。手前にある建物が、カリブー・ロッジです。

    翌日の昼、タルキートナから迎えにきてくれたヘリコプターに乗り、僕はカリブー・ロッジを後にしました。眼下には再び、広大な冬のアラスカの風景が広がっているのが見えました。

    タルキートナの町で腹ごしらえをし、ビールを2杯ほど飲んでいるうちに、アンカレジへと向かうアラスカ鉄道のオーロラ・ウインター・トレインが駅に到着しました。わずかな日数の滞在でしたが、念願の冬に訪れたアラスカの原野での日々は、忘れられない記憶となりました。

    ◎文/写真=山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。著書に『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』(雷鳥社)など。2018年3月22日(木)に新刊『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』を発売。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    カリフォルニア州にあるモハーベ砂漠をハイキング。見えるものは白い砂と青い空のみ

    2024.04.22

    コアラの睡眠時間は?野生のコアラを見つける方法は?ほか全4問!【動物ドッキリクイズ・その1】

    2024.04.21

    ジャーナリスト 丸山ゴンザレスさんに聞く「危険な取材の面白さ」とは【動画公開中】

    2024.04.20

    ヒマラヤツーリングで直面したトイレ&お風呂問題【38歳女芸人・橋爪ヨウコの爆夢旅その6】

    2024.04.19

    カリフォルニアの砂漠に花が咲く「スーパーブルーム」は再来するか…2冬連続大雨で高まる期待

    2024.04.18

    オーストリアで最も急勾配なラック式シャーフベルク登山鉄道と絶景山歩きの乗り鉄旅

    2024.04.15

    サファリ観光でもそう出会えない絶滅危惧種と贅沢な時間を!アフリカ・タンザニア秘境のワイルドな旅

    2024.04.11

    湖畔の移りゆく季節の風景を感じる公園「グリーン・レイク・パーク」【アメリカ西海岸・シアトルで絶景街ハイク(2)】

    2024.04.09