この美しい魚の正体は? | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海・川・カヌー・釣り

    2017.09.17

    この美しい魚の正体は?

    連載【漕いで、釣って、食べて】カヤックフィッシング奮闘記Vol.43

    真夏の炎天下でのカヤックフィッシングは、結構辛い。早朝だけちょっとやるならいいが、いつもロケでは粘ってしまうので(釣れないと特に)、出来れば曇の日にしたい。さらに海が穏やかな日でないといけないので、それらの条件が揃う日で、こちらも動ける日となると結構絞られる。そんなわけでしばらく海に出られなかったが、8月17日は条件に恵まれたので、朝6時からいざ出船。

    この日は特にターゲットを決めず、ナブラ(小魚が大型魚に追われて水しぶきをあげて逃げている様子のこと)があればナブラ打ち、海底付近に反応があればジグ(またはインチク)を落とす、という状況次第の釣りをすることに。しばらく周囲を探索したが、ナブラらしきものは見つからない。

    カヤックフィッシングをはじめてから知ったのだが、同じような気温でもそこら中にイワシの群れがわんさかいる日と、ほとんどいない日がある。彼らは、いったいどういう法則に基いて行動しているのだろうか。ちなみに、この日はイワシがあまりいなかった。

    仕方がないので、魚探に少し反応のある根周りに「インチク」というルアーを落としてみる。するとほどなく、グググという感触と共に竿がしなった。何か来た。が、そんなに大物ではないっぽい。でもそれなりには引く。なんだろう。海面を見ながらリールを巻いてくると、ゆらゆらと青と緑に輝く魚体が見えてきた。

    おー! 君はホウボウではないか。ホウボウは海底付近にいる、白身で食べるととても美味しい魚。しかし魚屋に並んでいるのとは違って、大きな胸ビレが光輝いている。ホウボウって、こんなに綺麗な魚だったの? と驚いてしまった。写真だとあまり伝わらないのが残念だが、海の中では本当に光り輝いているように見えるのだ。

    NEW ARTICLES

    『 海・川・カヌー・釣り 』新着編集部記事

    白い煙を出すこの海藻の種類は…「カゴメノリ」!輪が集まったような不思議な形

    2024.04.18

    山岳遭難対策サービス「ココヘリ」の海バージョンといえる「ココヘリマリン」がスタート!

    2024.04.17

    ルアーでの釣り方のコツを解説!本流域ならではの感動を味わおう

    2024.04.14

    動きやすさ&快適性アップ!ファイントラックの水陸両用「ラピッドラッシュ」がリニューアル

    2024.04.13

    ルアー釣りの基本中の基本「キャスティング」とは?コツも解説

    2024.04.09

    手軽でよく釣れる、初心者におすすめの釣りは…ライトソルトルアーだ!

    2024.04.08

    マス釣りができる渓流釣り場3選!釣りの種類や便利なアイテムも紹介

    2024.04.01

    憧れの世界一周旅行をセーリングヨットで!ついにメキシコ本土へ到着しました

    2024.03.29