いきものコレクションアプリ「Biome」で子供とのアウトドアが更に楽しくなる! | 自然観察・昆虫 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.06.03

    いきものコレクションアプリ「Biome」で子供とのアウトドアが更に楽しくなる!

    いきものコレクションアプリ「Biome

    日常とは違う自然の中で、様々な動植物に出会えるのもアウトドアの楽しみの一つですよね。特に子供たちは、小さな発見の天才。たくさんの生き物を見つけます。

    ですが、子供たちから「この虫なに?」と質問されて回答に困るという経験、1度はありませんか?

    そんな時に役立つのが、いきものコレクションアプリ「Biome」(バイオーム)です。

    Biomeは身近な生き物、植物の写真を撮ることで、AI判定し、自分だけの図鑑が作れる無料スマホアプリ。

    実際に使用したところ、子供だけでなく大人も楽しめる魅力がたくさんありました。今回はその魅力をご紹介いたします。

    魅力1.生き物・植物の名前がすぐわかる

    写真を撮ったらAIで判定。(出典:Biome)

    Biomeで調べられるのは、虫だけではありません。

    魚や爬虫類、動物、鳥、植物など、日本中のほぼ全ての動植物約90,000種(2021316日時点)に対応し、AI判定で瞬時に候補を提示してくれます。

    もし写真判定候補の中で、該当の動植物が見つけられなくても大丈夫。

    「しつもん投稿」をすることで、他のBiomeユーザーに質問することができます。

    魅力2.自分だけのマイ図鑑ができる

    集めた植物達。(出典:Biome)

    集めた動植物のデータは種類ごとにマイページにまとめられ、出会った生き物たちを一覧で見ることができます。

    各データには写真だけでなく、撮影した位置情報も記載。旅先で見つけた生き物も振り返ることができ、思い出の詰まった図鑑が出来上がります。

    さらに分類、出現時期、生息時期もわかります。画像と名前からブラウザの検索へと繋げてくれるので、詳細を調べるのにも便利です。

    魅力3.ゲーム要素でどんどん探してみたくなる

    クエスト一覧。(2021年5月27日時点)(出典:Biome)

    生き物を集めると上がるレベル、集めた種類によって付与されるバッヂなど、子供が生き物を集めたくなるゲーム要素がいくつかあります。

    中でも、指定の生き物を集めるクエストは注目です。今の季節に出会える生き物や、身近な生き物を題材にしており、普段暮らしている中でも、ターゲットの生き物がいないかとつい探してしまいます。

    魅力4.日本中の生き物に出会える

    Biomeは生き物をコレクションするだけでなく、集めた生き物の情報を投稿し、ユーザー間で共有できるSNSのような要素もあります。

    他のユーザーさんの投稿を拝見していると、「え?こんな生き物が日常で出会えるの?」と驚くような珍しい生き物も投稿され、日本の生き物の多様性に気付かされますよ。

    実際に子供と一緒に使用してみました

    生き物を探してみよう!

    小学4年生の息子と一緒に、磯遊びへ行き、Biomeを使ってみました。

    生き物を見つけたら……そのまま写真を撮ってもいいのですが、やはり子供はまずは捕まえたいようで、網で捕獲を試みます。

    さっそく捕まえたカニをBiomeでパシャリ。

    捕まえたカニを判定してみましたが、候補には該当するものが見当たらず、「しつもん投稿」へ。小さなカニですが、果たして回答は来るのでしょうか。

    候補が見当たらず、しつもん投稿へ。(出典:Biome)

    回答を待つ間に、他の生き物を探します。魚もたくさん見つけたようですが、なにしろ動きが速い!全く網で捕まえられません。

    しばらく網で格闘していましたが、とうとうあきらめた息子。カメラで捕獲を始めました。

    網での捕獲をあきらめ、Biomeのカメラで生き物を捕獲。

    シャコらしき生き物を捕らえたようです!(出典:Biome)

    シャコらしき生き物についても、残念ながら判定で候補が見当たらず。こちらも「しつもん投稿」を利用します。

    この後もいくつか生き物をBiomeで捕獲しました。ヤドカリなど、AI判定で名前の分かるものもありましたが、AI判定では分からないものもチラホラ。本当に名前が分かるのか?少し不安を感じつつ、帰路につきました。

    自宅に帰りアプリを確認すると、本日しつもん投稿したすべての生き物について、Biomeユーザーさんから回答が届いていました!

    中には、似た種類との見分け方まで教えてくれる神対応のユーザーさんも。

    アプリもさることながら、こんなに生き物に詳しいユーザーさんが、多くいらっしゃることに驚きました。

    名前が分かったことで、さらに詳しい情報を調べるため図鑑を開く息子。

    息子にも感想を聞いたところ、

    「名前が簡単に分かるから、いろんな生き物の名前を調べたくなった」
    「捕まえるとレベルが上がるから、嬉しくなるし、また生き物探しに行きたくなった」

    と、高評価なようです。

    親としても、生き物をただ眺めるだけでなく、さらに深い知識や、身近な生き物へ興味が広がってくれたことが良かったと思います。

    私たちの周りは生き物でいっぱい

    気軽にいつでも調べられるBiomeを使うことで、子供だけでなく私まで、日常でも「あの花はなに?」「見たことない鳥だなあ」など、身近な動植物にも関心が向くようになりました。

    日々私たちが、たくさんの動植物に囲まれていることに気付かせてくれるのも、Biomeの良さかと思います。

    アウトドアは自然を通して、子供の五感を刺激できる絶好の機会。子供たちから生まれた自然への好奇心を高めるためにBiomeはとても便利です。

    便利なアプリも活用して、子供たちと一緒に、生き物探しの冒険に出かけてみてはいかがでしょうか。

    私が書きました!
    ライター
    にーわ
    島の自然と人の温かさに魅了され、夫婦で移住した沖縄在住ライター。海辺や森の中でファミリーキャンプ・アウトドア、そして食べる事が趣味。よりキャンプ飯を盛り上げるべく初級バーベキューインストラクターの資格も取得。家族で楽しめるアウトドア情報をお届けします

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