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2026.06.13

自転車好きにおすすめ!シドニーのオアシス「センテニアル・パーク」を紹介します

自転車好きにおすすめ!シドニーのオアシス「センテニアル・パーク」を紹介します
日本と季節が真逆のシドニーは秋になりました。

秋晴れが気持ちいい休日の朝、「自転車にもっと乗りたいなぁ」と8歳の息子からリクエストがあり、久しぶりにサイクリングに行くことに。親である自分は、運動不足を解消せねば。

私たち親子お気に入りのシドニーのサイクリングスポットをご紹介します。

オリンピック競技にも使われる場所 Centennial Park

シドニーの中心部から5km圏内の距離にCentennial Parkはあります。広さは189ヘクタール(東京ドーム約40個分)。公園に一歩足を踏み入れると、緑いっぱいの光景が広がります。

こちらは、2000年に開催されたシドニー五輪のフルマラソンのコースにも入っていました。女子陸上競技で史上初の金メダルを獲得した高橋尚子選手が走った場所です。

当時はこの沿道に大勢の人が集まりました。

シドニーに昔から住む人の中には、あの頃がシドニーの最も良かった時期だと言う人もいます。オリンピックはシドニーの人々にとって、今も良い思い出のようです。この公園はランニングをするのにも良い場所なのですが、今回の目的はサイクリング。

園内には自転車専用道路が整備されており、子どもから大人、本格的なサイクリストまで、誰もがサイクリングを楽しむことができます。1周は3,8kmです。

GRAND DRがサイクリングコース。

自転車を借りる

予約不要で借りることができる。カフェも隣接。

園内にはレンタサイクルがあり、1時間から借りることができます。

自転車を借りる際は、身分証の提示が求められるので、忘れずに持参を。私たちは、自転車2台を2時間借りることにしました。

料金表。ギア付きタイプの子ども用自転車は大人と同じ料金。

チャイルドシート付き、2人乗りや4人乗りなどの自転車もあるので、小さなお子さん連れでも利用できますね。

家族やグループでみんなで乗るのも楽しい。

後方から来る自転車に気をつけて、自転車道路へ合流し、いざ出発です。

安心して走れる環境

私たちの横をロードバイク勢が追い抜いて行きます。ここはトレーニングの場として訪れる人も多いです。自転車専用道路の幅は車が走行できるくらいの幅があるため、スピードの速いサイクリストが横に並んでもスペースが十分に取れるので、安心して走ることができます。

また、歩行者や自動車の道と分かれているため、子どもと一緒でも心配やストレスが少ないです。勾配も少なく平坦な道なので走りやすい。子どもは無理なくスイスイと前に進んで行きます。

制限速度は自転車と自動車共に30km/h。

木陰が気持ち良い-大きなイチジク、カシ、スギの木の道

道路沿いは、樹齢100年以上の大きなイチジク、カシやスギの木々が生えており、重なり合ってトンネルのようになっています。そこを私たちは通り抜けて行きます。コースの半分以上が木陰です。自然を感じ癒されました。

木漏れ日も綺麗。

シドニーは空気が乾燥しているので、夏の晴天の日でも日陰は涼しいのが特徴です。日向と日陰では体感温度で5〜10度くらい差があります。空気が冷たいんですよね。この日は天気が良く、気温も高め。木陰の中、冷たい風を感じながら自転車で進んで行くのは最高に気持ちよかったです。

見える景色

木々が続きながらも、時折、広い芝生や池など、開けた景色が楽しめます。この日は、ラグビーの試合や結婚式をしている人々の姿が。

広大な芝生エリアには競技スペースもある。

また、乗馬ができるエリアもあるので、近くを馬が歩いていました。

園内で乗馬体験もできる。
犬の散歩やピクニックをしている人も。この公園は、シドニーに住む人々にとっての憩いの場。

紅葉した木があちこちにあり、季節を感じました。自転車を漕いでいると、普段は見逃しているような自然の変化に意識が向いてきて、だんだん頭の中がスッキリしてきました。走っている途中で見た、落ち葉が舞っている様子が印象的でした。

秋ならではの景色。

身体を動かすと喉が乾きます。途中、水筒の中身が空になったので、給水するためストップ。園内には飲み水が出る蛇口が30箇所以上設置されています。

レンタサイクル横にも給水所がある。

サイクリングを通して息子の成長を感じる

園内には遊具があるエリアが4箇所あります。サイクリングの途中で寄っても良いかもしれませんね。遊ぶのが楽しくなり過ぎて、サイクリングに戻れなくなるかもしれませんが。

息子はサイクリングコースを5周したいとのことだったので、今回はひたすら自転車を漕ぎ続けました。身体は疲れてきているのですが、目標を設定したのでスピードを上げました。それが何だか心地良かったです。

木の枝や落ち葉で遊び放題。
どのプレイエリアも側には大きな木があるので日陰ができている。

面白かったのは、前回来た時は、私の前を走りたがった息子が、一転して今回は私の後ろを走り続けたことです。「前を走らなくていいの?」と何度か聞きましたが、「ママの後ろについて行くのがいい」とのこと。これは興味深い変化です。以前は、自分で自転車を漕いで進んで行くことに夢中という感じでしたが、親の存在を感じながら、一緒に走ろうとしているように見えました。これも成長なのかもしれません。

この日は1時間半、ひたすらペダルを漕ぎ続け、目標にしていた5周、合計約19kmを走りました。運動不足の身にはこたえましたが、親子で一緒に一つのことを達成することができて良かったです。

「こんなに長く走れるなら、自転車でどこかに出かけるのもいいね」と息子に言ってみると、「行きたーい!もっと長い距離を走ろう」と乗り気。この公園でトレーニングをして、いつか自転車旅をするのもいいかも。

子供はまだまだ体力がある

2時間の制限まで、30分ほど時間が残ったので、息子は練習用のコースで更に漕ぎ続けました。

子ども用の自転車コースがレンタサイクルのすぐ側にあります。

一方通行ルールで、道路標識なども設置されており、自転車を乗り始めた子どもが練習するのにちょうど良いです。スクーターやバランスバイクで走っている子どももいました。

小学校低学年までの子なら、ここを走るだけでも楽しい。

息子はまだまだ走りたいと言いましたが、制限時間になったので泣く泣く自転車を返却してサイクリングは終了となりました。

様々な鳥たちにも会える

レンタサイクル裏にある池にはオーストラリアセイケイがいました。

レンタサイクルの場所から5分ほど歩くと、Duck pond という別の池があり、そこではブラックスワンがよく遊んでいます。が、この日はいませんでした。彼らは朝の時間帯の方が活発なので、早朝から午前9時頃までの間を狙って行くのが良いそう。

この日はペリカンに会いました。

親子の関係性が垣間見えるサイクリング

今回は私の後ろを息子が走っていたので、息子の姿が見えない中でのサイクリングでした。何度か後ろを振り返ったり、「大丈夫〜?」と確認しましたが、ぴったりと私の後ろについて、「大丈夫だよー!」と繰り返す息子の様子を見て安心し、途中からは、心配せずに私もサイクリングを楽しむことができました。普段もこんな感じで、心配しなくても息子は大丈夫ということが実はあるんでしょうね。

安全な環境で思いっきり走るサイクリングは、子どもと一緒に楽しめて、子どもとの関係性や成長を振り返るという機会も付いてきました。

Centennial Park Cycles
住所:Fearnley Grounds,Grand Dr,Centennial Park NSW 2021
アクセス: Light Rail (L2) Royal Randwick駅から徒歩10分
営業時間:8am-5pm
https://www.cyclehire.com.au/

著者画像

三谷和葉さん

オーストラリア在住ライター

2015年からオーストラリア・シドニーに在住。1児の母。自然の中で遊ぶことを軸に、1年間ホームスクーリングを親子で経験。海外生活や旅行、健康、子育て関連の記事を中心に執筆。セルフケア講師としても活動。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員

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