吉野ヶ里歴史公園とはどんな公園なのか?

ご存じの方も多いとは思うが、最初に日本の歴史について少しおさらいを。吉野ヶ里遺跡は約700年間続いた弥生時代のすべての時期の遺構・遺物が発見された、学術的価値の高い遺跡。吉野ヶ里歴史公園は、日本の大切な文化遺産である吉野ヶ里遺跡の保存と、当時の施設の復元や発掘物の展示などを通じて、弥生時代を体感できる場を創出。さらに、情報発信の拠点とすることを目的に整備された。園内では集落が最盛期を迎える弥生時代後期後半(紀元3世紀ごろ)を復元整備対象時期として、集落、建物、暮らしのようすを推測して復元し、展示・公開している。


吉野ヶ里歴史公園は有料施設で、大人(15歳以上)』460円、大人2日通し券が500円、中学生以下は無料となっている。移動は徒歩のみだが、園内バスも運行している。公園のメインゲートとなる東口の歴史公園センターから入場すると代表的な復元遺跡へアクセスがしやすい。
スノーピークグラウンズ吉野ケ里でできることとは?

スノーピーク グラウンズ吉野ケ里は、吉野ヶ里歴史公園内の無料エリアに新しく開設された宿泊施設を含む体験型複合施設。スノーピーク直営店やスターバックス、地元のブランド鶏を楽しめるレストラン「みつせ鶏本舗」、誰もが無料で楽しめる「歴史」「地域」「野遊び」をテーマにした交流ラウンジや芝生の広場などを展開。4月18日には、弥生時代の建造物をモチーフにした宿泊施設を含む、九州最大級の160サイトを誇るキャンプ場「スノーピーク吉野ケ里キャンプフィールド&ヴィラ」も営業開始となった。

吉野ヶ里遺跡を眺めながら食事やカフェタイム
来場者が自由に寛げる場所が整備されたことでにより、遺跡の見学だけでなく、食事やキャンプ場での宿泊などが可能になった。スノーピークグラウンズ吉野ケ里の誕生を契機に、吉野ヶ里歴史公園全体を回遊する新たな⼈の流れが生まれ、公園全体の価値がより魅⼒的なものへ進化することが期待されている。


交流ラウンジで吉野ヶ里遺跡や地域の情報を収集

「歴史×地域×野遊び」をテーマに⼈と⼈がつながる交流拠点を開設。「野と歴史をつなぐライブラリー」はブックディレクターとして活躍する幅允孝(はばよしたか)⽒のプロデュースによるもので、蔵書のラインアップにも注目したい。ライブラリーにはまた、吉野ヶ⾥歴史公園やその周辺観光スポットを楽しめる情報カード「⾵⼟図鑑」も展⽰。より深く地域や歴史、野遊びを体感できる仕掛けも⽤意されているので、遺跡を見学する前にぜひ、訪れたい。
気になるスノーピーク直営店の店内をチェック!

ここでしか手に入らない限定品に目が釘付け!
スノーピーク吉野ケ里店はどんな雰囲気なのか?他店との違いは?さっそく店内をまわってみると、定番のキャンプ用品はもちろんのこと、あちこちにオリジナルのロゴマークのついた、吉野ケ里店限定のアイテムが置かれているではないですか!通常、店舗のオリジナルアイテムは1、2点というが、こちらの店舗はマグカップ、Tシャツ、レインポンチョなどなど、アイテム数もバリエーションも多め。オンラインショップでは手に入らない限定品とのことで、ついつい財布のひもがゆるんでしまう(実際に、記者も取材後に、買い物タイムを満喫した)。



佐賀県の工芸品や特産品を集めたセレクトショップも展開
店舗内にはキャンプ用品以外に、地域の伝統工芸や地元企業とコラボレーションした佐賀県ならではの商品を豊富に取りそろえているのも特徴。地元の特産品を販売するコーナーが広くとられていて、クラフトジンやビール、尾崎人形など、スノーピークとコラボした限定のオリジナルアイテムや、佐賀海苔や嬉野茶などの特産品が数多く並んでいる。




キャンプフィールドの環境は?
遺跡で火を使うことの許可を苦労の末に取りつけたり、遺跡の景観にマッチする建物はどんなデザインがいいのかなど、さまざまな困難をクリアして誕生したというキャンプフィールド。吉野ヶ里歴史公園は広大なため、北口キャンプフィールドと、新西口キャンプフィールドの2か所に分かれている。以前は広場だった場所を整備したとのこと。各エリアにはサニタリー棟(温水の出る炊事場、ランドリー、シャワーなどを格納)やトイレ棟、ストアがあり、設備の充実ぶりは日本有数だ。
*キャンプフィールドの位置については上記マップを参照のこと。
店舗や遊具に近い新西口キャンプフィールド
直営店がある建物の目の前に位置する新西口キャンプフィールド。テントサイトから吉野ケ里遺跡の復元集落を眺められる奇跡の立地!フリーサイトが55サイトで、車の乗り入れはできないが、電動カートを貸してもらえる。また、こちらのエリアにはサウナを備えた、物見やぐらをモチーフにしたゴージャスなコテージもある。


純粋にキャンプを楽しめる北口キャンプフィールド
現在も調査が進められている未開発エリアに隣接している。キャンパー以外の人が立ち寄ることがほぼないので、思い思いの時間を過ごせる。こちらはフリーサイトが90、オートサイトが15区画。竪穴住居をモチーフにしたシンプルなキャビンもある。

以上、キャンプフィールドを簡単に紹介したが、詳細については5月9日(土)発売のBE-PAL本誌6月号で掲載予定なので、本誌もあわせてチェックしてみてくださいね!
*取材・構成/松村由美子 写真/藤原武史




