【2025】日本カー・オブ・ザ・イヤーはスバル フォレスター! BE-PAL選考委員が投票した配点は…? | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

試乗記

2025.12.15

【2025】日本カー・オブ・ザ・イヤーはスバル フォレスター! BE-PAL選考委員が投票した配点は…?

【2025】日本カー・オブ・ザ・イヤーはスバル フォレスター! BE-PAL選考委員が投票した配点は…?
「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」のイヤーカーは、スバル フォレスターに決まりました。
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(BE-PAL選出)の金子浩久が選考過程を振り返り、自ら投票したクルマとその理由をご紹介します。

日本カー・オブ・ザ・イヤー 2025-2026 決定!

BE-PALも実行委員を務めている「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会が12月4日に横浜市のBOSCHホールで開催され、「2025~2026 イヤーカー」にスバル フォレスターが選ばれました。

詳しい選考結果や、票を投じた各選考委員たちの配点とコメントのほか、これまでの各年の結果などが以下のサイトにアップされているので参照してみてください。

日本カー・オブ・ザ・イヤーの公式サイトはこちら

BE-PAL選考委員の配点は?

僕の配点は以下の通りでした。

1位 フォルクスワーゲン ID.BUZZ

2位 ホンダ プレリュード

3位 ヒョンデ インスター

4位 ダイハツ ムーヴ

5位 BMW 2シリーズグランクーペ

6位 トヨタ クラウンエステート

7位 プジョー3008 Hybrid

8位 スバル フォレスター

9位 日産リーフ

10位 スズキ eビターラ

試乗レビューでは辛口だったID.BUZZをなぜ1位にしたのか?

9月にBE-PAL.NETでアップされた僕のID.BUZZの試乗記では辛口のことも書き、不満点もいくつか指摘しています。

しかし、それでもイヤーカーの1位として投票したのは、ID.BUZZには本質的な“新しさ”と“存在感の強さ”があるからです。

ミニバンという、現在の日本で最もポピュラーなカテゴリーに属しているのに、中身は最新のEV(電気自動車)です。家族や仲間たちを乗せて移動するのに、静かで滑らかに走るEVならば会話も弾み、単なる移動ではない体験となるでしょう。

日本で買える唯一のミニバンEV

現在、日本で購入できるミニバンのEVはこのクルマだけですが、2026年初めからは韓国キアの「PV5」というミニバンのEVが発売されます。モビリティショーに展示されていたので、実車をご覧になった方々もいることでしょう。日本メーカーにも期待したいですね。

 僕はID.BUZZで合計4回、試乗する機会を持ちました。注目度の高さがとても印象的でした。信号で停まれば歩行者から見られるし、隣の車線を走るクルマに乗っている人たちからの視線をいつも感じていました。それらの視線は、みんな優しく和やかなものでした。

メッキ加飾パーツがなく優しい造形

 良く見ると、ID.BUZZは日本のミニバンのようなメッキの加飾パーツを一切使っていません。己を強く見せようとして、周囲を威嚇するかのようなメッキパーツが使われていないから優しく見えます。尖った造形もなく、柔らかい曲線と曲面だけで構成されているボディが見る人々の気持ちを和らげているのでしょう。

 乗っている人たちだけでなく、周囲の人たちの気持ちも和やかにして、移動時間を充実させています。奇を衒っているわけではなく、ミニバンの新しいかたちと役割を果たしていこうとしています。走行性能だけでない価値を体現しています。こういうクルマは珍しく、イヤーカーにふさわしいと考えて1位に据えました。

 クルマにそれほど興味のない人も含め、広く社会の全体に“自動車の最新の姿”を提示することも賞というものの役割のひとつだと考えているのでID.BUZZを1位に投じました。

総合5位だったが輸入車最上位でインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに

選考委員59名の投票の合計順位では5位でした。

しかし、輸入車の中で最上位だったので、「インポートカー・オブ・ザ・イヤー」を獲得。併せて、部門賞の「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」もID.BUZZが獲得したので、なんと2冠を得たのです。

もうひとつの部門賞である「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」は、ポルシェ 911カレラGTS。また、実行委員特別賞はポルシェ・エクスペリエンスセンターとスーパー耐久未来機構に授与されました。

金子 浩久さん

自動車ライター

日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(BE-PAL選出)。1961年東京都生まれ。趣味は、シーカヤックとバックカントリースキー。1台のクルマを長く乗り続けている人を訪ねるインタビュールポ「10年10万kmストーリー」がライフワーク。webと雑誌連載のほか、『レクサスのジレンマ』『ユーラシア横断1万5000キロ』ほか著書多数。構成を担当した涌井清春『クラシックカー屋一代記』(集英社新書)が好評発売中。

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