
ボトル選びのポイント
炭酸飲料の持ち運びには炭酸に特化したボトルを選ぼう。一般的な水筒に炭酸飲料を入れても、飲む頃には気化しているケースがほとんど。炭酸ガスによってフタが開いてしまったり、中身が漏れてしまったりする恐れも。
▼参考記事
ボトルは利用人数やシーンに応じて適切なサイズを選びたい。これからボトルの選び方を解説しよう。
ボトルサイズの選び方
水筒の容量を決める際は、シチュエーションごとに必要な水分量を考えることが大切。
・0.5L以下:普段使いや2個持ち用
・0.75~1.2L:スポーツやアウトドア
・1.5L以上:登山など長時間のレジャー
日常的に使用する場合は、0.5~1L程度の容量が便利。学校やオフィスなどで使用するなら、飲みきれる量や補充のしやすさを考慮して選ぼう。
一方、アウトドアやスポーツシーンでは、より多くの水分が必要になってくる。季節によっても変わるが、少なくとも1L以上の容量を持つ水筒が適している。
また、登山のように長時間水分の補充ができないシーンや、大人数のピクニックでは、さらに容量の大きい1.5L以上の水筒を持っていた方が安心。
▼参考記事
BE-PAL編集部がテスト!おすすめ炭酸対応ボトル
年々暑さを増していく夏のソト遊びに欠かせない、飲み物を冷たく保ってくれる保冷ボトル。BE-PALが独自に行なった保冷テストの結果とともにおすすめの炭酸対応ボトルを紹介!
(BE-PAL 2025年7月号より)
テスト内容はこちら

室温24度C±1度Cのもと、平均初期温度4.6度Cの水で実施。満水状態で3時間後の水温を計測、その後半量に減らしてさらに2時間後の水温を計測した。なお、炭酸対応タイプとグロウラーには、平均初期温度2.5度Cの炭酸水を使用。

無印良品 ステンレス 炭酸にも使える 保冷ボトル
容量600mlだから、500mlのペットボトル飲料を入れても氷をプラスする余裕があるのが素晴らしい!リーズナブルなのもなによりだ。
容量:600ml
重量:約300g

ボトル内側には、炭酸が抜けにくいクリーンミラー加工が施されている。蓋ユニットは容易に分解できて、手入れが楽にできる。

満水3時間後 4.5度C
半量5時間後 6.3度C
REVOMAX STANDARD 12oz
キャップ中央のボタンを押すとガスが抜けて、炭酸飲料が吹きこぼれない国際特許取得の独自開発のキャップを採用。
外径75mm、口径44mm。
容量:355ml
重量:重量:274g

3つのボタンを同時プッシュでオープンし、上部リングを引くとクローズ。
満水3時間後 4.8度C
半量5時間後 7.0度C
タイガー 真空断熱炭酸ボトル MKB-T0.6L
炭酸対応せんに加え、炭酸が気化しにくいスーパークリーンPlus加工が内面に施されている。塩分を含むスポーツドリンクにも対応。
容量:600ml
重量:約重量:240g

炭酸ガス抜き機構と、内圧が異常に高まったとき自動的に圧を抜く安全弁を搭載。
満水3時間後 4.1度C
半量5時間後 5.2度C
サーモス 保冷炭酸飲料ボトル RBAA-500
栓本体に圧力開放穴を設けることで、炭酸飲料に対応。スポーツドリンクにも対応するので、夏場の野外活動に最適だ。外径約65mm、口径約36mm。
容量:500ml
重量:約300g

ボトルの内圧が上がると、栓の中央にある圧力開放穴から圧を逃す構造になっている。
満水3時間後 5.1度C
半量5時間後 7.3度C
撮影/永易量行
▼参考記事
こちらも要チェック!おすすめの炭酸対応ボトル
過去に掲載された人気記事より、おすすめの炭酸対応ボトルを紹介!ビールOKのモデルも登場。
(BE-PAL 2023年3月号、BE-PAL.NETより)
MiiR 64oz Growler
ビール好きなキャンパーにお薦めなのが、炭酸の圧力に耐えるロック式リッドを備えた真空断熱グロウラー。お気に入りのクラフトビールを仕入れてキャンプ地へ行けば、ゴキゲンなビアブレイクが楽しめるのだ。
撮影/永易量行
▼参考記事
ランドクルーザー×REVOMAX(レボマックス) 真空断熱炭酸ボトル
独自のキャップ構造で高い保冷力と保温力があり、炭酸も持ち運べるステンレスボトル「REVOMAX」別注モデル。特許取得の独自キャップ構造で、高い気密性を誇りながら片手で簡単に開け閉めが可能な「REVOMAX」。ボトルを置いた状態でも片手で開閉ができる。この独自のキャップ構造で、開口部の気密性が高く、高い断熱性能を誇ることが特徴で、炭酸飲料を入れて運ぶこともできる。※Silverはトヨタ販売店店舗限定。
▼参考記事
SIGG (シグ) シールドサーモ
90%リサイクルステンレスを使用したエコフレンドリーなボトル。キャップの開け閉めが簡単で炭酸飲料にも対応する。容量は0.5Lと0.75Lの2種類。
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