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スリーピングバッグの選び方
スリーピングバッグの形状は主に2種類
寝袋の形状は主に「封筒型」と「マミー型」の2種類。それぞれに特徴があるため、用途にあったものを選ぼう。
封筒型

封筒型は文字通り封筒のような長方形をしており、布団のような感覚でゆったりと寝られるのが特徴。また、寝袋内のスペースが広いため、ストレスなく簡単に寝返りをうてる。
同一商品をジッパーで連結できるタイプなら、家族で仲良く一緒に寝ることもできる。 封筒型は収納時のサイズが大きい傾向があるため、車でのファミリーキャンプにおすすめといえる。
マミー型

マミー型のマミーは英語の「ミイラ」を意味し、まるでミイラが入った棺のような形状をしているのが特徴。体にぴったりフィットするような形状をしているため、人によって寝心地の好みがわかれるといえる。
軽量で収納するとコンパクトになるため、電車やバスなどの公共交通機関を利用したキャンプや野外フェス、登山などの荷物に制限がある場合におすすめ。
中綿の素材と特徴
寝心地に大きく関わってくる中綿の素材。寝袋で使われる中綿は化学繊維と羽毛(ダウン・フェザー)の2種類に分けられる。
羽毛が充填された寝袋は寝た際に圧力がかかる背中側が潰れるが、化学繊維の寝袋は潰れにくいため、ふかふかとした感触を味わえるのが特徴。中綿の充填量は600~1500g程度のものが多いが、1200g以上のものであれば心地よく寝られるだろう。また、水にぬれても保温力が落ちにくいので、結露しやすい環境では化学繊維中綿の寝袋が使用されることが多い。
ただし、化学繊維製の寝袋は収納サイズがやや大きくかさばりがちで、若干持ち運びにくい。同じ快適温度域を確保する場合、ダウンと比べると重量も重くなる。とくに、中綿が1200g以上充填されているものはかさばりやすく、車での持ち運びが前提といえる。
羽毛製の寝袋は、収納すると非常にコンパクトになるため簡単に持ち運べる。車だけでなく、リュックサックに取り付けたり、自転車に積んだりして移動可能。エアーマットやインフレーターマットを下に敷けば、寝心地の向上も十分に図れる。
また、同じ重量で比較すると化学繊維中綿の寝袋よりも、保温力が高い。 コスパを重視する人や結露がありうる環境で使うなら化学繊維製、保温力や軽さ、持ち運び重視なら羽毛製の寝袋を選ぶのがおすすめだ。
温度域は忘れずに確認

寝袋を選ぶ際は、温度域は見逃せない大切なポイント。たいていの寝袋には、快適使用温度・使用可能温度・限界温度の3つが書かれている。 それぞれの温度域の詳細は、以下の通り。
- 快適使用温度:一般的な成人女性が、寒さを感じず快適に寝られる温度域。
- 使用可能温度:一般的な成人男性が、寝袋の中で丸くなって8時間寝られる温度域。
- 限界温度:一般的な成人女性が、寝袋の中で膝を抱えて丸くなった状態で低体温症による死亡の危険なく6時間耐えられる温度域。ただし凍傷の危険あり。
※上記の定義はEU諸国の統一規格で、ナンガやモンベルなどの大手メーカーが採用している。ヨーロッパの成人男女を基準にした規格のため、日本人にとっては「快適温度」「使用可能温度」でも寒く感じる場合も多いので注意が必要。
これらのなかで、最も重要なのは快適使用温度。快適使用温度は上述のとおり最も快適に使用できる温度を示しており、商品によって異なる。
▼参考記事
軽量で快適!2025年にヒットしそうなスリーピングバッグベスト5
人気アウトドアショップにお願いしたアンケートをもとに、編集部で「これは売れる!」とセレクトした、2025年のおすすめスリーピングバッグを紹介。
山岳用モデルは軽量コンパクト化、キャンプ用モデルは快適性を追求するなど、多様なモデルがそろう。軽量で快適性を高めたモデルに注目が集まる!
紹介してくれるのは、さかいやスポーツ エコープラザ店長・横田修宏さん。

ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
価格 | |||
NANGA(ナンガ) オーロラテックス スクエアフット400 | ![]() | ¥42,900 | |
ISUKA (イスカ) ウルトラライトNEO | ![]() | ¥13,200 | |
NEMO EQUIPMENT(ニーモ・イクイップメント) ソニック0 レギュラー | ![]() | ¥85,800 | |
Coleman(コールマン) マルチレイヤーコットンバッグ(グレージュ) | ![]() | ¥15,400 | |
Snow Peak(スノーピーク) セパレートオフトン ワイド 700 | ![]() | ¥55,000 | |
【第1位】
NANGA(ナンガ) オーロラテックス スクエアフット400
ナンガのオーロラシリーズのスペックはそのままに、足元をスクエア型にアップデート。フードや肩周りはマミー型と同様に体に密着する形状で、保温性と快適性を両立している。
●快適使用温度(ナンガ基準):8℃
●収納サイズ:直径14cm×30cm
●重量:966g
マミー型と封筒型の、良いとこ取りしたスタンダードモデル。肩に沿った肩回りと、顔をしっかり隠すフードで快適さを実現。足元をスクエア型にし、可動域を増やすことで、窮屈感を軽減している。
「防水性能を持つオーロラテックスを使用し、テント内の結露による濡れから中のダウンを守ってくれます。」

足元のファスナーは全開にできるので、暑いときは足だけ出すことも可能だ。
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【第2位】
ISUKA (イスカ) ウルトラライトNEO
水濡れに強い化繊を使用した夏用シュラフ(製品版のカラーはグレー×イエロー)。約500gとさらなる軽量化を実現し、夏の低山やバックパックキャンプに最適だ。
「夏用で薄く作られているため、化繊の重くてかさばるという欠点をまったく感じさせないのが良いです。」

シルキーな肌触りのポリエステル・マイクロファイバーを裏地に使用している。
【第3位】
NEMO EQUIPMENT(ニーモ・イクイップメント) ソニック0 レギュラー
下限温度-18℃という冬用寝袋。保温性を調節できる“サーモギル”をプラスしたユニークなモデル。胸元から腰まで伸びる2本のファスナーは開閉することで温度調節が可能。この新型はさらに内側にもファスナーが追加され、温度調節の幅が広くなった。
●快適温度:-10℃
●適応身長:~183cm
●収納サイズ:直径約24×34cm
胸元が開いて余分な熱を逃がす“サーモギル”を搭載。3段階の温度調節が可能。寝袋に入ったまま開け閉めできるので、冷たい外気を侵入させることなく内部の熱気を排出することが可能。暑苦しい夜も温度調節しやすい。
また、バッフル内に化繊のシートを追加することで最大限の暖かさを実現。冬でもアクティブにアウトドアを楽しみたい人におすすめのモデルだ。
「結露したテントに触れやすい足元部は、防水透湿素材を使用。水濡れによる性能低下を防いでくれます。」

特徴的なV字型のキルティングによって、ダウンの横ずれを防いでくれる。
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【第4位】
Coleman(コールマン) マルチレイヤーコットンバッグ(グレージュ)
内側のフリース生地を取りはずせるなど、レイヤーの組み合わせで幅広い温度に対応する封筒型寝袋。快適温度は1~21℃と幅広く、肌触りの良いコットン素材、足元はフリース生地使用という快適さも魅力だ。
●サイズ:約82×210cm
●収納サイズ:約直径37×45cm
●重量:約4.5kg
肌触りの良いオールコットン素材を使った万能シュラフ。フード付きで首元も冷気を通しにくい構造。取り外しができるフリース生地はブランケットとして使用してもいい。シュラフと同じチェック柄とブラックの収納ケース付き。洗濯機で丸洗いもできる。
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【第5位】
Snow Peak(スノーピーク) セパレートオフトン ワイド 700
完全に上下を分割でき、掛け布団と敷き布団のように使えるのが魅力。ワイドで寝返りもしやすく、連結状態でも足元や胸元のファスナーを上下させることで温度調節が可能だ。
●サイズ:(敷)105×210cm、(掛)110×200cm
●収納時サイズ:直径20×48cm
●重量:2.14kg
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撮影/山本 智
▼参考記事
フィット感もポイント!2024年に売れたスリーピングバッグベスト9
アウトドアショップの店頭で試し、比べた人たちが購入したスリーピングバッグのランキングを発表!
日本のフィールドを知り尽くしたメーカーはやはり強く、1位から4位までをモンベル、イスカ、ナンガという日本ブランドが独占! スリーピングバッグはあたたかさだけでなくフィット感もポイントとなるため、日本人の体格にフィットする作りなのも日本ブランドが人気の理由だ。
海外ブランドはレイヤーシステムで幅広い季節をカバーするモデルがランクイン。
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
価格 | |||
mont-bell(モンベル) シームレス ダウンハガー800 #3 | ![]() | ¥36,300 | |
mont-bell(モンベル) シームレス バロウバッグ #3 | ![]() | ¥16,500 | |
ISUKA(イスカ) エアドライト 290 | ![]() | ¥39,600 | |
NANGA(ナンガ) オーロラテックス ライト350DX | ![]() | ¥45,100 | |
Snugpak(スナグパック) ベースキャンプ スリープシステム スクエア ライトジップ | ![]() | ¥18,150 | |
Coleman(コールマン) マルチレイヤースリーピングバッグ | ![]() | ¥15,950 | |
ISUKA(イスカ) エアドライト 160 | ![]() | ¥24,750 | |
Coleman(コールマン) コージーⅡ/C5(オレンジ) | ![]() | ¥7,920 | |
NANGA(ナンガ) オーロラテックス ライト450DX | ![]() | ¥50,600 | |
【第1位】
mont-bell(モンベル) シームレス ダウンハガー800 #3
隔壁のかわりに特殊な糸を張り巡らせることでダウンの偏りを防ぐスパイダーバッフルシステムを搭載。隔壁がない分軽く、縫い目からの冷気が入りにくい。内側にスーパースパイラルストレッチシステムを装備していて寝返りもスムーズ。
●収納サイズ:直径13×26cm(3.0L)
●重量:531g(スタッフバッグを含む総重量:555g)
中綿は800FPダウンで快適温度は4度。ファスナーの位置を選べるので、対応モデルの寝袋を接続することも可能だ。
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【第2位】
mont-bell(モンベル) シームレス バロウバッグ #3
表に縫い目がでないシームレス構造で、中綿のロフトは高いまま。縫い目からの放熱も防げるといいこと尽くめ。3種類のポリエステル繊維を組み合わせたシート状のオリジナル中綿「エクセロフト」を、30Dスーパーマルチ・ポリエステル・タフタで挟んでいて、万一、濡らしても保温力はキープ。
●収納サイズ:直径17×34cm
●重量:933g
快適温度は5度で、夏のアルプスから冬の低山キャンプまで幅広く利用できる。
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【第3位】
ISUKA(イスカ) エアドライト 290
上部はボックス構造、下部はシングル構造で軽さと保温性のバランスよし。あたたかい空気が身体を自然に包み込む3D構造なのもエアドライトの特徴だ。とくに寒さと窮屈さを感じやすい足先は、指があたりにくい逆台形構造にしたうえ、ダウンを多めに充填。足先まで快適な設計となっている。
●収納サイズ:直径14×24cm
●重量:560g
770FPのはっ水ダックダウンを290g封入しており、夏山や春・秋の低山に最適。
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【第4位】
NANGA(ナンガ) オーロラテックス ライト350DX
表地にナンガ独自の防水透湿素材「オーロラテックスライト」を採用し、カバーなしでも結露したテントに触れてダウンが濡れるのを防止。一方、肌面はしなやかなナイロン生地で肌触りよし。中綿は760FPのスパニッシュダックダウン(350g)で快適使用温度は5度。
●収納サイズ:直径13×25cm
●重量:730g
レギュラーサイズのほかに、小柄な人向きのショート、身長179~185cm対応のロングもラインナップ。
【第5位】
Snugpak(スナグパック) ベースキャンプ スリープシステム スクエア ライトジップ
快適使用温度3度のノーチラス(外側)と-2度のマリナー(内側)のセットで、重ねれば真冬のキャンプにも対応する(快適温度-12度)。肌面はシルクタッチの生地を用いており、肌触りも申し分ない。
中綿はアイソファイバーで、洗濯ネットに入れれば洗濯機で丸洗いできるなど扱いやすさも愛される理由だ。
【第6位】
Coleman(コールマン) マルチレイヤースリーピングバッグ
アウトレイヤー、ミッドレイヤー、フリースの3つのレイヤーを組み合わせることで、夏キャンプ(快適温度12度)から冬(快適温度-5度)まで幅広く対応する。生地も中綿もポリエステル素材のため洗濯機で丸洗いOK。
●収納サイズ:52×29×38cm
●重量:4.9kg
3層からなるので収納サイズはかさばるが、幅90cmで窮屈な感じは一切なく布団感覚で眠れる。
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【第7位】
ISUKA(イスカ) エアドライト 160
フードのないデザインとシンプルなシングル構造を採用することで重量はわずか360g。はっ水性能をもつナイロン生地で770FPのはっ水ダックダウンを挟んでおり、別売のシュラフカバーなしでも結露による濡れを予防する。
●収納サイズ:直径11×19cm
夏の小屋泊まりやバックパック旅、自転車旅などミニマムな装備を求める人にぴったり。コンパクトでも上部に余裕を持たせた3D構造のシルエット、足の形に添ったフットボックスなど快適さは犠牲にしていない。
【第8位】
Coleman(コールマン) コージーⅡ/C5(オレンジ)
抗菌加工を施し、気持ちよく眠れる封筒型寝袋。汚れが気になったときは洗濯機で丸洗いできるのもうれしい。快適温度5℃で冷え込む秋や春先も安心だ。内側には小さなポケットが付いているので、スマホを入れておけば寒さによる電池の極端な減りを低減できる。幅84cm。
●収納サイズ:直径26×42cm
●重量:2kg
【第9位】
NANGA(ナンガ) オーロラテックス ライト450DX
通常より2倍以上の時間をかけて飼育したダックは、ダウンボールも大きくてたっぷり空気を含む。「オーロラテックス ライト450DX」ではこの高品質なダックダウンを450gも封入。もちろん表地は防水透湿素材「オーロラテックス ライト」を採用している。
●収納サイズ:直径14×30cm
●重量:865g
下面はシングルキルト、上面はボックスキルト構造で保温性を高めており快適使用温度は0度。晩夏~晩秋にちょうどいい。
▼参考記事
山の達人がレビュー!新作スリーピングバッグ4選
新作スリーピングバッグを山の達人がチェック! 形状やディテールを簡素にしすぎず、どこかにひと工夫加えている。フィールドの寒暖に対応しやすいタイプが多い印象だ。
THERMAREST(サーマレスト) ブースト650 0℃
封筒型の形状だが、体感温度調整用のフロントのファスナーを閉じればマミー型になって体にフィット。左右のアームホールなども便利で、僕が買うなら、きっとコレ!
●収納サイズ:25×17cm
●重量:952g
●中綿:650FPダック撥水ダウン RDS

腕を通さない場合、アームホールはファスナーで閉められる。

フロントの長いファスナーは寒いときは閉め、保温力をアップ。
ZANEARTS(ゼインアーツ) クモ450
850FP(フィルパワー)の高品質ダウンを使用。モデル名の「450」はダウンの重量で、ほかに350~900gまで5段階の展開だ。足元が狭く、胸元が広い設計で、窮屈な思いをせずに暖かく眠れるのがいい!
●収納サイズ:35×20cm
●重量:700g
●中綿:850FP グーズダウン

首元にはダウンが封入されたチューブ。マフラーのように内部の暖気を逃さない。
ISUKA(イスカ) アルファライトフードレス
頭部のフードを省略して軽量コンパクトに仕立ててあり、少々濡れていても暖かい化繊の中綿は、雨が多い夏にぴったり。蒸し暑い日は広げて体にかけて涼しく眠ろう。
●収納サイズ:27.5×12.5cm
●重量:435g
●中綿:マイクロライト

暑いときにはサイドをフルオープンして、ブランケットのようにも使える。
mont-bell(モンベル) バロウスーツ モンタベア Kid’s 150
かわいいキッズ用モデル。どんどん気にせず洗濯できるエクセロフトの中綿は、何かと汚しやすい子供に適している。小柄な人ならば、大人でも使えないことはない! 120cmサイズもある。
●収納サイズ:36×18cm
●重さ:922g
●中綿:エクセロフト
撮影/三浦孝明
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またまだある!夏向け・3シーズン対応のスリーピングバッグ
Snow Peak(スノーピーク) SSシングル
キャンプデビュー用として買いやすい価格が人気。布団感覚で眠れる春夏用で、2枚を連結することもできる。中綿はポリエステル。収納ケースに入れればクッションに。
●サイズ:78×196cm
●収納サイズ:49×38×20cm
●重量:1.8kg
春から夏のキャンプに最適なシュラフ。幅は78cmあるので大人でもゆったり使える。封筒型なので、ファスナーを開いて使えば2人サイズの掛布団にも。2枚を連結して大きなシュラフとして使うこともできる。
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mont-bell(モンベル) シームレス ダウンハガー800 サーマルシーツ
夏の海旅から冬山の補助まで!本来は寝袋の中に入れて保温力をアップさせる「補助シーツ」だが、単品でも使い勝手がいい。人力旅に◎。
●収納サイズ:直径12×24cm
●重量:386g
●中綿:800FP

ジッパーのスライダーには噛み込み防止装置が付いている。

独自のシームレス構造により少ない羽毛量でも保温性が高い。
撮影/中村文隆
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ISUKA(イスカ) エアプラス450
フラッグシップのエアプラスシリーズ。450は夏山から冬の低山まで幅広く対応する汎用性の高いモデルで、820フィルパワーのホワイトグースダウンを450g封入している。
●サイズ:78×213cm
●収納サイズ:直径16×32cm
●重量:840g
●最低使用温度:-7℃
たっぷり封入した最高品質のダウンの性能を活かすため、首回りにはあたたかな空気を逃さないショルダーウォーマー、胸部の両側にはダウンの偏りを防ぐ縦ボックスを追加。もちろん冷気が入りやすいファスナー裏にもダウン入りのチューブを搭載している。
冷たさを感じやすい足先はダウン多めで、窮屈感のないよう逆台形構造としているのも特徴だ。一方、ダウンを包む生地は引裂強度の高いコーデュラ製で、結露による濡れを防ぐ超撥水加工済み。フラッグシップにふさわしいきめ細かな作り込みだ。
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WESTERN MOUNTAINEERING(ウエスタンマウンテニアリング) サマーライト
身長181cm以上の人に適合するビッグサイズも用意されている3シーズン寝袋。最小限のバルクで最大限の保温性を生み出す850FPグースダウンを採用している。
軽量ながら防風性、はっ水性、ダウンプルーフ性を発揮する生地「エクストリームライト」に850+フィルパワーのヨーロッパ産ホワイトグースダウンを225g(5’6”)以上封入し、使用温度域は0℃。
睡眠時に勝手に開くことのないファスナー、生地の突っ張りやタルミがない繊細な裁断など派手さはないが使い勝手がいい寝袋となっている。登山家が自分たちのために寝袋を作り始めたブランドだけあり、今もカリフォルニア州サンノゼの自社工場で製造。
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こちらもチェック!冬対応の頼れるスリーピングバッグ
mont-bell(モンベル) ダウン O.D.スリーピングバッグ #0
寝心地も抜群な厳冬期モデル。マミー型のフィット感と封筒型の開放感を両立させている。L字型ジッパーを全部開けば布団のように使うこともできる。
●重量:1.8kg
●快適使用温度:-8℃~
●中綿素材:600FPダウン
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ISUKA(イスカ) エアドライト670
750フィルパワーの撥水ダウンをたっぷり封入した、冬のキャンプでも快適に寝られるハイスペックな秋冬モデル。従来の強度を保ちつつ、ダウンが見えるほど薄い生地の開発に成功。定番の台形ボックス形状で保温性も申し分なし。
●下限温度:-15℃
●使用サイズ:約80×213cm
●収納サイズ:約20×34cm
●重量:約1.07kg
●適応身長:182cm

内側にU字型のショルダーウォーマーを配し、冷気をしっかり遮断。
写真/山本 智、二見翔太
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Snugpak(スナグパック) ソフティーエリート5 レフトジップ
縮毛加工した超極細ポリエステル繊維を使い、ダウンに限りなく近い保温性を実現した独自開発の中綿「ソフティー」を採用したモデル。
●適応温度:-15℃
●収納サイズ:26×42cm
●適応身長:~身長205cm
●本体重量:2.4kg
撮影/永易量行
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