
このたび待望の二眼レフ型が登場した。あの憧れの使い心地を味わえるぞ。
ウエストレベルファインダーと正方形の画角を再現
上蓋が開いてファインダーが現れる
ケンコー・トキナーでは、2020年に「PIENIFLEX(ピエニフレックス)」という二眼レフ風のトイカメラを出していて、今回(2025年)登場したのはその後継の「PIENIFLEX M」である。
前モデルは上部のファインダーがなく、画角も長方形だったが、今モデルは上蓋がパカッと開いてファインダーが現われ、画角も正方形になって、よりいっそう二眼レフに近づいた。ドイツの名機「ROllEI FLEX(ローライフレックス)」や国産の普及機「リコーフレックス」を思い出すカメラファンも多いのではないだろうか。




グリッド表示、露出調整ができる
デジタルカメラとしての性能についても触れておこう。静止画と動画が撮影が可能で、どちらもグリッド表示、手動露出調整、カラーフィルター効果の機能がある。二眼レフは水平垂直がつかみにくいといわれているので、グリッド表示(9分割)はデジタルならではの利点といえるだろう。

5つのフィルターでカラーを変えられる
最後にカラーフィルターの例をご紹介。同じ構図で、ST(スタンダード)、BW(白黒)、SEPIA(セピア)、OR(オレンジ)、BL(ブルー)の5つを順に並べている。
いずれも、昔のフィルムカメラの写真のような味わい深い仕上がりとなる。記録可能枚数は10,000枚(スピードクラス6~10の32GBのカードを使った場合)なので、枚数を心配せず、気になった被写体があったら、カラーを変えてパシャパシャ撮っていこう。
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18,040円(税込)