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「偏光サングラス」の特徴
偏光レンズとは「都合の悪い光」、例えば、水面や、葉っぱ、金属の人工物などに乱反射した光を、カットしてくれるレンズのこと。通常のカラーレンズより高性能で値段も高価になる。
- ゴルフ(芝に反射する光をカット)
- マリンスポーツ(水面の反射をカット)
- フィッシング(水面の反射をカットして魚影が見やすくなる)
など使う場合には特にオススメだ。

偏光レンズのイメージ「偏光なし」。

偏光レンズのイメージ「偏光あり」。
もちろん登山でも、余計な光の乱反射を防ぎ、眩しさを抑えより良い景色を楽しむことができる。当然眩しさを抑えることで、目の疲れも大幅に軽減される。
▼参考記事
アウトドア活動にぴったりの偏光サングラス7選
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
---|---|---|---|---|
VLT | 価格 | |||
SUNSKI(サンスキー) ベロ ブラックローズ | ![]() | 65% | ¥12,100 | |
mont-bell(モンベル) PLチタン トレッキンググラス | ![]() | 28% | ¥20,900 | |
Ray-Ban(レイバン) CORRIGAN BIO-BASED | ![]() | 17% | ¥31,350 | |
F FJP-001 ウェリントン型 偏光サングラス | ![]() | 15% | ¥29,700 | |
FLOAT(フロート) RIGEL MATBLACK / BR | ![]() | 15% | ¥14,300 | |
SUNSKI(サンスキー) ディプシー ラストフォレスト | ![]() | 11% | ¥8,470 | |
SWANS(スワンズ) ER1-0170 | ![]() | 22% | ¥16,500 | |
SUNSKI(サンスキー) ベロ ブラックローズ
路面の凹凸や障害物がハッキリ、くっきり見える偏光レンズを採用したモデル。レンズの色が薄めなので、アウトドアだけでなくインドアでも違和感なく装着できるのも特徴的。大きめなレンズながら20gを切る軽さも魅力だ。
●本体重量:19.9g
●付属品:マイクロクロス、ソフトケース
●VLT:65%
mont-bell(モンベル) PLチタン トレッキンググラス
チタンフレームを採用した約18gという軽さもスゴいが、このモデル、なんと折りたたみ式。たたむとW9.5×D5.0×H4.5cmのケースに収まる携帯性は大きな魅力。トレッキングのほか、デイリーユースとしてもお薦めだ。
●本体重量:17.9g
●付属品:レンズクリーナー、セミハードケース
●VLT:28%

携帯性バツグンな折りたたみ式。
Ray-Ban(レイバン) CORRIGAN BIO-BASED
透明感のあるフレームは環境負荷の少ないコーンベースのアセテート素材。紫外線から目を守る機能性とともに、ファッションアイテムとしてのスタイリッシュさを併せ持ち、キャンプ地までのドライブやタウンユースとしてもお薦め。
●本体重量:44.0g
●付属品:マイクロクロス、ケース
●VLT:17%

ダークブラウンの偏光レンズはまぶしさを抑えて鮮明な視界をもたらしてくれる。
F FJP-001 ウェリントン型 偏光サングラス
強い日差しの反射光をしっかりカットしてくれる偏光レンズを採用。長めのテンプルでフィット感が良く、アクティブシーンからデイリーユースまで活用できるデザインだ。写真のべっ甲調フレームのほか、ブラックフレームもある。
●本体重量:25.9g
●付属品:ソフトケース
●VLT:15%

後頭部に回り込む長さと形状のテンプルで、使わないときには首にかけておける。
FLOAT(フロート) RIGEL MATBLACK / BR
スライドして簡単に取りはずせるテンプルは、購入時に好きなカラーを選べるというユニークなモデル。コントラストを高めて視界を鮮明にするブラウンレンズを搭載し、ドライブをはじめさまざまなアウトドアシーンで使える。
●本体重量:27.8g
●付属品:ベースマグネット、マイクロクロスポーチ
●VLT:15%

手を離すとテンプルが自動的にある程度閉じる、独自のアクティブテンプル。
SUNSKI(サンスキー) ディプシー ラストフォレスト
目的地までのドライブ、観光地での散策、ビーチやキャンプ場などあらゆるシーンで、男女を問わずオシャレに着用できるデザイン。偏光に加え、UVA、UVBを100%カットする高性能レンズを採用している。
●本体重量:18.5g
●付属品:マイクロクロス、ソフトケース
●VLT:11%
SWANS(スワンズ) ER1-0170
ブレーキランプや信号など運転中に注意しなければならない赤や黄色を強調する機能を備えた、ドライビング用に開発されたレンズを搭載。ノーズパッドは指で簡単に幅調節ができ、フィッティングも思いのまま。
●本体重量:23.1g
●付属品:セミハードケース
●VLT:22%
▼参考記事
ライターが紹介&レビュー!おすすめの偏光サングラス3選
THE MONSTER SPEC(R) SUNGLASSES
“最適と暮らす”がコンセプトの「THE」が手がけるスピンオフブランド「THE MONSTER SPEC(R)」と、「SWANS」のコラボ。光を操る偏光レンズで裸眼よりクリアに見える。トップアスリートのために研究し続けた技術を集約した、デイリーに使えるサングラスだ。
裸眼以上によく見えるサングラス
「THE MONSTER SPEC(R)」は“最適と暮らす”がコンセプトの「THE」が手がけるスピンオフブランド。スキー、ゴルフ、野球、ロードレース、陸上、水泳やフィッシングなど、数多くの競技のトップアスリートが信頼を寄せているアイウェアブランド「SWANS」とのコラボで、ハイスペックの“視るための道具”が誕生した。

偏光レンズの仕組み。
裸眼以上にクリアに見えるのは、偏光レンズを採用しているから。偏光レンズを採用しているのは「SWANS」だけではないが、トップアスリートがこれほど信頼しているのだから、そのレンズのクオリティはお墨付きだ。

裸眼で見える風景。

THE MONSTER SPEC(R) “SUNGLASSES”着用時の風景。
厳冬期の吹雪の中や、見渡す限り白い世界のわずかな地面の凹凸までとらえることができるほか、真夏の日差しや照り返し、水面のきらめきの奥の水中までクリアにしてくれる。

フロントガラスが反射してドライバーの様子が見えない。
実は、デイリーの安全のためにも役立つ。交差点などで、クルマが止まっているとき、フロントガラスが反射して歩行者からは運転席がなかなか見えない。ドライバーが歩行者である自分の方を見ているかどうかがわからないと、危険なシーンもあるだろう。

ドライバーの様子もきちんと見える。
乱反射を防ぐことで、ドライバーの様子を見ることができる。これで横断歩道を渡るときも安全。街中にも、光が反射して見えにくい場面は多くあるため、これは手放せなくなりそうだ。
▼参考記事
TALEX(タレックス) EASE GREEN(イーズグリーン)
タレックスは日本製の偏光レンズ専門メーカー。光の透過率が40%と明るい。雨の日か夕方まで掛けっぱなしにでき、長時間でも快適な視界を提供してくれる。黄色がかったグリーンで、曇りの日や夕暮れ時にモノの輪郭がハッキリする。様々なフレームの形状がラインナップ。(リンク先は現行モデル)
アウトドアでは偏光サングラスが必携。いろいろ使ったが、中でも日本製の偏光レンズ専門メーカー「タレックス」社製が性能も目的別種類も多く優れている。数ある種類の中でも「イーズグリーン」というカラーが万能だ。
▼参考記事
SWANS(スワンズ) Over Glass OG4
メガネの上からかけられるタイプのサングラス。水面などの反射光までカットすることができる偏光レンズで、赤外線透過率0.1%以下、99.9%以上のUVカット機能を備えている。手軽に眩しさをさえぎって紫外線から目を守ることができるアイテムだ。
アウトドアガイド・ライターの私は、普段からメガネをかけている“メガネ族”。アウトドア中に意外と困るのが「サングラス」だ。そこでたどり着いたのがスワンズの「Over Glass OG4」というアイテム。メガネの上からかけることができるサングラスで、手軽にサッと使えてとても便利。
メガネの上からかけられる

筆者がかけるとこんな感じ。
メガネの上からかけることになるので少し大きい感じがするのは否めないが、そこまで不自然ではない。ただし、Over Glass OG4のフレーム内寸は高さ39mm、横幅135mm。そのため、それ以下のサイズのメガネでないと使用できないので注意が必要だ。
偏光レンズ&UVカット
Over Glass OG4のレンズは、水面などの反射光までもカットすることができる偏光レンズ。赤外線透過率も0.1%以下、つまり99.9%以上のUVカット機能を備えている。紫外線から目を守ることは、角膜と結膜の損傷を防いだり白内障の予防になったりととても重要だ。まさに、アウトドアでの使用に向いたサングラスであるといえるだろう。
持ち運びに便利なケース付き

持ち運びに便利な専用布袋がついている。ハードケースではないので取り扱いには少し気を使うが、むき出しで持ち運ぶよりも便利で安心だ。
▼参考記事
人気ブランドのコラボ!機能的な偏光サングラスおすすめ4選
JINS×Snow Peak JINS Switch Day&Night
偏光レンズとハイコントラストレンズのプレートをフレームに付け替えることで、日中のキャンプはもちろん夜間の運転など時間帯に合わせて快適な視界を保つことができる万能アイテム。1型1種で、偏光レンズもしくはハイコントラストレンズを選択できる。

丁番をなくしたヒンジレス機構。頭部を包み込むフィット感があり、かけ心地がいい。

フェイスラインに沿ったフレーム形状で、日差しが入りにくい設計。
▼参考記事
JINS×Snow Peak JINS Switch Flip Up
プレートの着脱や跳ね上げによってメガネからサングラスにスイッチできるのが特徴。2型4種で、偏光レンズのほか、ドライブレンズも選択できる。

暗い場所でもワンタッチで素早く視界を切り替えられるFlip Up。

イヤーポイントの角度を調節できるQuick Fit機能付き。
▼参考記事
JINS×Snow Peak Rubber SUNGLASSES
オーソドックスなボストン・ウエリントンタイプのフレームで、自然からインスピレーションを受けた上品で落ち着いたカラーのサングラス。レンズは、運転に最適な視界を確保できるドライブレンズと、まぶしい反射光をカットする偏光レンズの2タイプだ。鼻パッドや丁番パーツの金属を表に出さないオールラバー設計で、アクティブなシーンでもかけたまま思いっきり楽しめる。
▼参考記事
JINS×Snow Peak Folding SUNGLASSES
コンパクトに折りたたんで収納することができる優れた携帯性が特徴。全4シリーズ6型18種のサングラスを展開している。アウトドアで使用する時に最適な機能と素材にこだわっており、各サングラスのテンプル内側には本コラボレーションのオリジナルロゴ、外側にはSnowPeakのロゴも配している。(リンク先は別カラー)

内側には本コラボレーションのオリジナルロゴが。

ここまでコンパクトにたためる。
▼参考記事
まだまだある!要チェックの偏光サングラス
OUTLAND(アウトランド) BAATARA OL-107 GRY
晴天のまぶしさのなかでもくっきり見せるアイテム。レンズは偏光性能があり(偏光度90%以上)、UVカット99.9%以上。スキーやスノーボード、登山、釣りなど、あらゆるアクティビティで活躍するはずだ。
サイドフードをはずすと細身のテンプルに
サングラスの中には横からの光や風、雨、雪、ホコリなどを防ぐためにサイドフード(サイドガード)が付いているモデルがある。ありがたい工夫だが、テンプルが幅広になるので、どうしても見た目がスポーティになりすぎたり、野暮ったくなったりする。
その点、OUTLAND(アウトランド)の偏光サングラス「BAATARA」は、サイドフードを取り外しできる。細身のテンプルはスマートでファッショナブル。町歩き中や運転中にかけていても違和感のないフォルムとなっている。

サイドフードを取り付けた状態。

ノーズパッドは鼻に合わせて可変する。

テンプルの末端は耳に合わせて曲げられる。

リーシュコードとストラップ付きポーチが付属。

サイドフードを装着すれば、朝日や夕日などの横からの光を遮断する。

サイドフードを外せば、ファッショナブルな印象に。
雪も山も水中もくっきり見える
見え方は下記2枚のイメージ画像を参考。雪面の起伏や遠くの山々の稜線がくっきり見える。
▼参考記事
STORM RIDER(ストームライダー) STORM RIDER OUTDOR EDITION
「メガネの愛眼」が展開する釣り専用の偏光サングラスの、アウトドアでの使用に適したスペシャルエディション。割れにくい強化素材の偏光レンズを使用しているため、紫外線カット率や偏光度は99%以上の精度を誇るという(一部レンズカラーを除く)。ラインアップは、SUNNY、TRAIL、RIVERの3モデル。(リンク先は「SUNNY」)
「STORM RIDER OUTDOR EDITION」は、既存モデルに「汗対策」や「ギア的機能」が加わった、よりアウトドアでの使用に適したスペシャルエディション。

動きの激しいアクティビティでも耐えうる機能がずらり。

小物入れやダストボックスに使えるカラビナ付きの【STORM RIDER OUTDOR EDITION】特製ケースを付属。
▼参考記事
SWANS(スワンズ) ER-3
高い偏光度とUVカットを備えた超軽量サングラス。高い耐衝撃性で割れにくく、反射光をしっかりシャットアウトする独自のレンズを採用。レンズカラーがグリーンは釣り、ブルーはゴルフ、ローズはアウトドア向け。
縁のディテールがくっきり見える!
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レンズ両面に反射防止コートを施し、光による映り込みをカット。木々もはっきり見える。
▼参考記事