スウェーデン、フィンランド、イギリス…大自然の中で過ごせるヨーロッパのキャンプ事情が知りたい! | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

海外の旅

2024.09.20

スウェーデン、フィンランド、イギリス…大自然の中で過ごせるヨーロッパのキャンプ事情が知りたい!

スウェーデン、フィンランド、イギリス…大自然の中で過ごせるヨーロッパのキャンプ事情が知りたい!
日本の魅力を知ったうえで、海外に目を向けるとさらなる発見があるはず! ここではヨーロッパのユニークなキャンプ事情をご紹介します。

北欧ならでは!「自然享受権」を満喫

スウェーデン

image

数多のアウトドアブランドを生み出しているスウェーデンだが、そのルーツを追うと必ずラップランドの自然に辿り着く。それは先住民族のサーミ人たちが暮らしてきたスカンジナビア半島の北部地域の総称。特にスウェーデン北部には、クングスレーデン(王様の散歩道)と呼ばれる風光明媚なロングトレイルが存在する。今回はそのハイライトである110㎞の道のりを5日かけて歩き、北極圏の自然と文化を堪能してきた。

そんな北欧の自然と人々の関係を語るうえで欠かせないのが「自然享受権」だ。これは土地の所有者に損害を与えない限り、誰もが他人の土地への立ち入りや、自然環境を享受する権利を認めるというもの。つまり自然はみんなのものだから、どこを歩いても良いし、実った果物を食べるのも自由だし、好きな場所でキャンプしてもOK! 世界広しといえど、こんなに寛容で、贅沢な野外体験ができる場所はほかにないだろう。

image

王様の散歩道を堪能する、人気のトレイルイベント「フェールラーベン・クラシック」に参加。今年も世界中から2,000人が集った。

image

 

image

標高1,000m以下でも森林限界となるため視界が開けて壮大な一方、悪天時は吹き曝しに。そのため同国のテントは堅牢な作りで、インナーがアウターに吊り下がった、雨天設営がラクなものが多い。

image

image

image

世界一臭い食べ物と言われるシュールストレミングは、屋内での開封は違法。実際に道中で食し、その理由がよくわかった。

実際に行ってきました!

image

ライター 鈴木純平

ロングトレイル初挑戦の軟弱アウトドアライター。旅の前半は雨に泣きながら、白いポンチョで自ら"てるてる坊主"になって晴天を祈願した。

グランピング発祥の国!

イギリス

image ©VisitBritain

欧米ではアクティビティーや旅の宿泊手段としてキャンプが行なわれることが多いが、イギリスではピクニックの延長としてキャンプそのものを楽しむ。グランピングを生んだのもイギリスで、サファリキャンプを思わせる豪華な雰囲気が投影されている。

「ラーヴ」でのキャンプが定番

フィンランド

image

©Juho Kuva, Visit Finland

スカンジナビア北部のサーミ族の住居に由来する、ラーヴという無料の小屋が森の中に点在。キャンパーやハイカーがテント代わりに利用している。

image

©Markus Kiili, Visit Finland

キャンピングカードで自由な旅を

アイスランド

image

©tawatchai07,Freepik

国内約40か所のキャンプ場が定額で利用できる、キャンピングカードを使った車旅が人気。国を一周する国道1号線を通って大自然を堪能しよう!

image

©freepik

※構成/鈴木純平

(BE-PAL 2024年10月号より)

NEW ARTICLES

『 海外の旅 』新着編集部記事

バンジーじゃないけどやっぱりビビる…!オーストリアで25メートルの塔からダイビング体験

2026.10.19

日本から一番近いヨーロッパアルプス(?)・ヒルシェンコーゲル山から縦走ハイクしてみた!

2026.10.18

ヒマラヤの秘境ラダックの隠れ里で、年に一度の伝統行事「ブンスコル」を密着取材!

2026.10.17

インドの秘境ラダックのスタクモ村で、日本語が通じる安心・快適なホームステイを体験しよう!

2026.10.14

大西洋に浮かぶ「神々の群島」でキャンプ!美しいビーチも見どころ

2026.10.13

絶品トゥクパの食堂からスパイ映画のロケ地まで、秘境ラダックのおすすめレストラン&カフェ4選

2026.10.12

巨岩の上の展望スポットも!修道士が守ってきた原生林と礼拝堂を訪ねて

2026.10.09

まるで迷路!美しいドイツの水郷で19世紀にタイムスリップウォーキング

2026.10.09