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ワンポールテントとタープを組み合わせよう
ワンポールテントは、周辺にペグを打ち、中心に1本のポールを立てるだけのシンプルな吊り下げ式のテント。設営方法に慣れれば1人でも素早く簡単に組み立てられる。
タープを組み合わせることで、SNS映えするおしゃれなテントサイトになる。キャノピーや前室がないワンポールテントの場合も、タープと連結すれば雨除けになり快適だ。
▼参考記事
小川張りでキャンプサイトを快適に!
小川張りとは、セッティングテープなどを使用してテントの入口付近にタープを設営する方法。その原点はogawa(現キャンパルジャパン)が発売した「システムタープヘキサDX」にあり、小川張りという名前の由来もその「ogawa」から来ていると言われている。
システムタープヘキサDXには、テントとポールを接続するセッティングテープが同梱されている。そのセッティングテープを使用してテントとタープを接続することで、キャンプサイトをより快適なものにすることを可能にしたのだ。
小川張りが定番となった現在では、セッティングテープが単体で他のブランドから発売されている。そのため、システムタープヘキサDX以外のタープでも小川張りができるようになっている。
小川張りの魅力
小川張りであれば、テントとタープを隙間なくぴったりと設営できるため、日差しや雨を完全に遮ることが可能になる。スペースが無駄なく設営できるのも魅力。
また、機能性だけでなく、見た目にも定評がある。美しいデザインの小川張りは、誰もが憧れる1つの形とも言える。ただし耐風性能が低いため、風の強い日には、小川張りを選択するのは避けよう。
小川張りの設営方法
まず必要になるのは、セッティングテープ。小川張りに欠かせないアイテムだ。
小川張りはその構造上、風の影響を受けやすくなっている。セッティングテープを使用せずに小川張りを行なうこともできるが、ロープで代用する場合には注意が必要。ロープの強度にもよるが、安全確保のために小川張り専用のセッティングテープを使用することをおすすめする。
セッティングテープの一端とタープを接続する。セッティングテープには基本的にカラビナがついているため、接続はそのカラビナを利用。
テープのもう一端はテント後方に立てるタープのポールに接続し、ポールを立てる。上の画像では、タープからテント後方のポールまで繋がっている黒いテープが、セッティングテープだ。
そして、タープの布部分がテントの入り口付近に来るようにテープの長さを調節する。その後の手順は、普段タープを立てるときの手順と同様。 タープとポールの間の橋渡しとしてセッティングテープを使用するだけなので、いつもの設営とほとんど手間は変わらない。
▼参考記事
セッティングテープ付きで連結OK「システムタープヘキサDX」
ogawa(オガワ) システムタープ ヘキサDX
●サイズ:480×570cm
●重量:約4.1kg
曲線的なラインが美しく、UVカット加工生地で日焼け対策にも有効。4mのセッティングテープ付きで、あらゆるサイズのテントとの連結が可能。
▼参考記事
連結しても使いやすい広々ワンポールテント「グロッケ16 T/C」
ogawa(オガワ) グロッケ16 T/C
●対応人数:9人
●サイズ:1辺305cmの正五角形、奥行き470×H310cm
●収納サイズ:90×38×38cm
●重量:約19.6kg
●素材:フライ/T/C(耐水圧350mm)、グランドシート/ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、メインポール/スチール(直径32mm)、フロントポール/6061アルミ合金(直径22mm)
●付属品:張り綱1.5mx9本、3mx1本、スチールピン25cmx15本、20cmx5本、アイアンハンマー1丁、収納袋
入口部分をサブポールで立ち上げているので、タープを連結しても出入りラクラク。
テントウォールの下の部分すべてに大きなメッシュ窓が付いていて通気性も抜群。
バスタブ型のグランドシートが付属。雨の日に水がしみこんできにくい構造になっている。
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テント&タープがセットで便利!「Tradcanvas Tepee&タープ350-BB」
LOGOS(ロゴス) Tradcanvas Tepee&タープ350-BB
●テントサイズ(約):W350×D300×H180cm
●タープサイズ(約):W570×D440×H260cm
●収納サイズ(約):W67×D23×H23cm
●総重量(約):9.2kg
ティピーテントは設営簡単で、ちょうどいいサイズ感
ワンポールテントは構造がシンプルなので、設営は初心者でも分かりやすい。ハンマーを使い、ペグでテントを地面に固定する箇所は、足元12本+ロープの固定で6本の計18箇所。高さも180cmとコンパクトなので、女性でも簡単にテントを立ち上げることができる。
インナーテント上部はメッシュになっており、ベンチレーターで通気性を確保。大きく開口する前後のドアを開ければ、風通しは抜群だ。
2段階に高さ調節可能なタープは、ティピーとの連結も簡単
セットで入っているタープは、ティピーテントと一緒に使うことを想定して作られているので、テントの上部にタープを差し込むだけで簡単に連結が可能。付属のポールは5節に分かれており、高さは最大で260cm。1節抜くことで、タープの高さを2段階に調節できる設計となっている。
タープからテントに向かって、適度に傾斜がつくように設計されているので、耐風性も良好。ポールを短くして使用すれば、より風の抵抗を減らすことができ、雨天時の雨の吹き込みも軽減できる。
もちろん、タープを単体で利用することも可能だ。その場合には、片側がテントと同程度の高さになるよう、180~200cm程度のポールを準備しておくときれいに張れるという。
テント・タープそれぞれに収納袋が付属しており、別々に使用したい時にも便利なように考えられている。
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