![陽子さんの「ノンバーナークッキング」史上“最涼”! みそで味わう「冷ややっこ汁」 【PR】](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2024/07/CLB0875-scaled-e1719978360969.jpg)
真夏のキャンプでは、火を使わずに料理をしたいもの。蓮池陽子さんは、これまで「コーンみそスープ(冷製)」「冷やしみそカレースープ」など、さまざまな「ノンバーナークッキング」を提案してきたが、今回はそのなかでも“最涼”といえる。
まず前日にいりこと昆布を水につけて出汁を作っておく。これを豆腐などの他の食材とともにクーラーに入れて持っていく(かちわり氷も入れておく)。
キャンプ場に着いたら、シエラカップに豆腐(冷ややっこ)と氷を置いて、みそとキュウリとミョウガと長芋(とろろ)を添えて、出汁をかける。
キンキンに冷えた冷ややっこだけでも涼しいのに、キュウリとミョウガととろろという涼味野菜のおかげで、さらに涼を感じる。浮いた氷が目にも涼しい。
汁が冷たいのと、とろろの粘りとで、みそは溶けにくいのだが、陽子さんはもちろんこれを想定済み。「豆腐やとろろにみそをつけながら食べてください。みそは出汁のいりことの相性を考えて、麦みその入った合わせみそを使っています」。
この麦みそがポイントで、シャープな涼味のなかで麦みそのまろやかな甘みがアクセントになっている。うまみたっぷりの出汁を飲み干せば、いつのまにか胃腸が元気になって食欲がわいているはず。おかわりが欲しくなるから、出汁も材料も多めに用意しておこう。陽子さんいわく、「豆腐の代わりにごはんにかけてもおいしいですよ」。
![汁を入れる前](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2024/07/CLB0840-scaled-e1719978694896.jpg)
すべての材料と氷を入れてセッティング完了。
![出汁をかける](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2024/07/CLB0857-scaled-e1719978738299.jpg)
出汁をかける。汁が冷たいのでみそは溶けない。
![完成](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2024/07/CLB0910-scaled-e1719978794367.jpg)
箸でかきまぜるとみそが少し溶ける。みそを完全に溶かして食べたい場合は、事前にみそを出汁で溶いて、そのみそ入りの出汁をかけると良い。
みそ大好き、アウトドア大好きの蓮池陽子さんによる「ソトみそスープ」は、Facebookの「みそパル」でも月に2回公開中です。その中から厳選したメニューを『BE-PAL』本誌奇数月発売号(次回は9月9日発売の10月号)でも紹介しています。こちらもお楽しみください。
【陽子さんのソトみそスープ 第30回 冷ややっこ汁】
- 材料(2~3人分)
いりこ…5〜6本
昆布…5cm角
キュウリ…1/2本
長芋…適量
ミョウガ…1本
豆腐…適量
麦と米の合わせみそ…大さじ1〜
![材料](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2024/07/CLB0420-scaled-e1719978477289.jpg)
長芋は市販のとろろパックを使えば、もっと手軽になる。
![](https://www.bepal.net/wp-content/uploads/2024/07/CLB0424-scaled-e1719978600508.jpg)
麦と米の合わせみそ。氷を入れると汁が薄まるので、みその量は多めにしてもOK。
- 作り方
1.いりこと昆布を水300ml(分量外)につけて、ひと晩冷やして出汁とする。キュウリとミョウガは輪切りにする。長芋はビニール袋に入れてビンや棒で叩いてとろろにする。
2.器に豆腐を盛り、キュウリ、とろろ、みそを入れて冷たい出汁をかける。氷があれば氷も入れる。
協力:みそ健康づくり委員会