登山にマストの「ツェルト」。おすすめアイテム紹介&山登りのプロが使い方を解説! | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2024.07.16

登山にマストの「ツェルト」。おすすめアイテム紹介&山登りのプロが使い方を解説!

登山にマストの「ツェルト」。おすすめアイテム紹介&山登りのプロが使い方を解説!
登山において必携の装備「ツェルト」。登山での緊急時以外にも使える場面があるのはご存知だろうか?クライミングのプロがツェルトの使い方を徹底解説!おすすめのツェルトも紹介。あわせてチェックしよう。

「ツェルト」とは?

 
教えてくれたのは…
山岳指導員(アルパインクライミング)
ミツルさん

山と自然に囲まれた長野県在住。登山では日本体育協会公認・山岳指導員(アルパインクライミング)の資格を持つ本格派。登山、バックカントリー、フリークライミング、アルパインクライミング、沢登りと山に関する遊びが生きがい。2児の父親をしながら、アウトドア系のフリーライターとして活躍中。

 


「ツェルト」とは、簡単に言えば防水、撥水性のある大きなシートの事。この大きな1枚のシートは、緊急時以外にもいろいろな場面で使うことができる。どんなシーンで使えるのか?解説していこう。

▼参考記事
登山での緊急時や幕営にも使える「ツェルト」その使い方とは?

「ツェルト」はどんなシーンで使う?使い方は?

緊急のビバーグにて

登山行動中において、様々な理由によってその日の行動を中止せざるを得ない状況に陥ることがある。そんな時に野営することを「ビバーグ」と言う。

ビバーグには「フォースト・ビバーグ」と「フォーカスト・ビバーグ」の2種類がある。

フォースト・ビバーグとは、アクシデントや予想されなかった事態によってやむを得ずビバーグをすることをいう。

これに対してフォーカスト・ビバーグは、計画的にビバーグをすること。例えば、山深い長いルートや挑戦的な難しいルートに行く際に、程よい幕営地がなく登山計画として野営することを言う。

ビバーグをする際には、雨風を極力避けられる場所を探すことが大前提。しかし、そのような良い場所が常にあるとも限らないので、一時的に風や雨による濡れ、または寒さを防ぐためにツェルトを使う。


使い方としては、木や岩などにツェルトを覆い被せられるような場所があれば覆って、身体を休ませる場所を作る方法がある。最悪そのような場所がない場所では、ツェルトに包まるだけでも雨風や寒さから身体を守ることができる。

テントの替わりとして

ツェルトは300g前後でとても軽量なものが一般的。1人用のテントの1kg前後と比べると3割程度の軽さ。行動が長い縦走や、危険個所が続くような登山で荷物を軽くしたいときにテントではなくツェルトをテントの代用として使う場合がある。


著者の所有するツェルトは336g。

テント泊の物置きとして

テント泊をする際に、ソロならともかく2人3人……と人数が増えるごとに荷物が増えて、テント内の居住スペースが狭くなった経験はないだろうか?

人数によってテントの数を増やすという選択肢もあるが、テント生活には不要な装備をツェルトに包んで、テントの外に出す方法もある。一度幕営してしまえば、行動中にしか使わないザックや行動食、雨具、ヘルメットなどはまとめてツェルトに包んで外に出せば、居住スペースは格段に広がる。

山頂アタック時など荷物のデポとして

登山時に「一定の場所」から、山頂だけ往復する場合などがある。ザックごとそのまま置いていくような近い場所では問題ない。しかし、少し距離がある場合、幕営用具や調理器具など、登山行動では使わない重たい荷物を置いて山頂に向かうケースにはツェルトが有効だ。このように、登山で荷物を一時的に置いておくことをデポ(デポジット)と言う。

小分けにした荷物をバラバラおいていくのは盗難の可能性があり、見栄えも悪いので、ツェルトに包んでデポしよう。やり方としては前述した「テントの物置として使う」の方法と全く同じ。

風が強い日などに軽いものばかりを入れる場合、飛ばないないように重たい石などを乗せておくといい。

▼参考記事
登山での緊急時や幕営にも使える「ツェルト」その使い方とは?

ツェルトに欠かせない「細引き」とは?

 
教えてくれたのは…
アウトドアライター
北村一樹さん

関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

細引きとは?


「細引き」とは、簡単に言えば1~8mmくらいの太さのナイロンで作られた紐のこと。道具をまとめたり、テントの張り網など、アウトドアのあらゆるシーンで使われている。

その便利な性質ゆえカラーリング、太さなどが豊富に展開されているのも特長の一つ。

アウトドアショップでは量り売りをしてくれるところもあり、アウトドアユーザーにとって欠かすことのできないアイテムと言っても過言ではない。

タープやツェルトの支点として


支点を作ることで自立するツェルトは、細引きが欠かせない。

また、タープの生地を広げてテンションをかけ固定するのに使う。

タープを購入すると、よくセットで張り網が入っているが、長さや太さがいまいち使いづらかったり、使っていると耐久性が低くなっていく場合がある。

快適に使うためにも、その野営地に合った細引きを自分で用意するのがおすすめ。

例えば、筆者はキャンプ場でタープを張る場合にはメインで6mmや8mmなどの太い細引きを使い、四隅には細めの細引きを使うなどしている。

▼参考記事
アウトドアがより快適になるおすすめアイテム!「細引き」の活用法をご紹介

ゆったり過ごせるおすすめのツェルト

mont-bell(モンベル)
U.L.ボックスツェルト

入り口を高めにして足元を低くする設計にし、幅を広くすることでゆったり過ごせる新しい構造。最大2名まで収容でき、別売りのツェルトポールセットもしくはトレッキングポールを使用すれば設営できる。こちらも生地に難燃加工を施しているので、近くで焚き火をしても穴が空きにくい!
サイズ:105/85×200×100cm
重量:330g

 

▼参考記事
【第1弾】モンベルの2021年春夏新作は、大型2ルームテントなどキャンプ用品が目白押し

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