メキシコでリアルなジャングルクルーズを体験して出会えた動物は…!? | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.05.22

    メキシコでリアルなジャングルクルーズを体験して出会えた動物は…!?

    みなさんこんにちは、セーリングヨットSANTANAで旅をしている前田家の麻裕です。

    さて、今回の前田家、正確には子供達と私はジャングルクルーズツアーに参加するためにメキシコのとある街へやってきました。その模様をお届けします。

    クロコダイル、野鳥、マングローブ…動植物のワンダーランドへようこそ

    クロコダイルはどこにいる?

    ナショナルパークに指定されている自然保護区があることで知られるラトヴァラ。

    どことなくシュールなクロコダイルと野鳥の壁面アート。

    夫は興味のないことには1ミリも心も体も動かさないタイプなので、今回は子供達と3人で鼻息荒くツアーに出かけてきました。子供達のお目当てはクロコダイルです。この日のために持っていた!? と言っていいほどぴったりなワニ柄シャツをお揃いで着込んで行くほどの気合の入りようです。

    ワニシャツ二人組。

    小型のボート(メキシコではパンガと呼ばれている)に乗り込んで、いざクロコダイル探しへ出発!

    濁った水、鬱蒼としたマングローブ。そうそう、こんな場所にいるイメージ?

    映画の撮影で使用されたセットがそのまま残されている。テーマパークのアトラクションのような雰囲気。

    最初のクロコダイル発見!クリクリした目の可愛さが返って怖さを引き立てている!?

    偽物のような本物

     活動的な時間ではないことは分かっていても『この近さは怖い!』というくらいの距離まで大接近。

    ここまで来ると皮膚の質感までよく分かるほどです。

    子供達も初めて近くで見るクロコダイルに興味津々の様子。

    しかし、ここで真後ろに座っていた、カジュアルなのにセクシーさが滲み出てしまう系のメキシカンのお姉様が一言。

    「ちょっとお……これ置物なんじゃないの?」

    (た、確かに!)

    何だか見れば見るほど偽物のような気がしてきました。クオリティはかなり高めですが。

    これには船内一同爆笑、案外みんな同じことを考えていたのかもしれません。

    でも、こんな冗談に笑っていられるのもツアーだからこそ。

    周辺のマリーナに設置されたクロコダイル注意の看板。こちらは洒落にならない。

    さらに奥へと進んでいくと……

    岸に寝そべっている第2のクロコダイル発見(中央のあたり)。

    こちらは周りにカモフラージュしている様子がよく分かりより自然な姿に見えます。こちらのクロコダイルも置き物に見える……?

    そして、いよいよ終着地点へ。

    終着点にある遊泳スポット。レストランもあり。

    一応囲いがありますが、万が一クロコダイルが侵入してきても自己責任ということになるらしい。

    それにしては柵が少し頼りない感じもしますが、ガイドさんの冗談と信じたいです。

    私達は水着を持っていなかったので泳げませんでしたが、スリルを味わいながら泳ぎたい方にはおすすめです。

    おすすめは早朝の時間帯

    野鳥を発見!

    遊泳スポットから折り返し、スタート地点に戻るとツアーは終了です。

    時間にすると1時間ほど。あっという間に魔法の時間は過ぎ去ってしまいました(所要時間はツアーによって異なります)。

    このツアーでは最終的に合計で3匹のクロコダイルと鷺などの野鳥を観察することができました。野鳥に関しては詳しい方ならもっとたくさんスポットできたと思います。近くで観察できたクロコダイルは最初の1匹だけでしたが、子供達は大満足の様子で一安心。

    ちなみに私達は午後のツアーに参加しましたが、早朝のほうがより活発な生き物の様子を観察できるそうです。クロコダイルや野鳥観察がお好きな方はもちろん、そうでない方もマングローブのトンネルをボートでしていく爽快感は、それだけでも清々しくリフレッシングな体験になること間違いなしです。

    また、野鳥観察目当てで訪れる場合は、北米から渡り鳥が飛来する10月から4月前半がおすすめとのこと。その場合は、野鳥専門ガイドの指名をお忘れなく。

    ラトヴァラまでは、ナヤリット州サンブラスからタクシーやバスで15分ほど、もしくは人気の観光地プエルト・バジャルタやヌエボ・ナヤリットからツアーで参加することもできます。メキシコを訪れる際は、リアルジャングルクルーズ体験ができるラトヴァラ、是非チェックしてみてください。

    それでは、また次回。

     

    私が書きました!
    旅する一家
    前田家

    4歳の娘と6歳の息子を連れて、セーリングヨットSANTANAで放浪中の4人家族。2022年3月、カリフォルニアを出航。寄り道をしながらゆっくりと世界一周を目指します。海の上でサステナブルな暮らしを模索中。
    Instagram:@svsantanajp
    YouTube:https://www.youtube.com/@sailingsantana

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