風に強いテントの特徴は?おすすめの形状から風対策まで解説! | テント 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • PR

    テント

    2024.05.20

    風に強いテントの特徴は?おすすめの形状から風対策まで解説!

    キャンプの大敵は、雨ではなく風です。強風が吹くと、テントがくずれて吹き飛ばされてしまう恐れがあります。そこで今回は、風に強いテントの形状や、強風時の対策をお伝えするとともに、風に強いおすすめテントをご紹介します。海沿いや山の麓などの強風が吹くキャンプ場に出かける予定がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

    風に強いテントとは?

    左側から強風を受けるワンポールテント。テントが歪みはするものの、風を受け流すため倒壊するリスクは少ない。

    風に強いテントとは、風をうまく受け流す形状をしていたり、剛性が高いフレームを使用していたりする頑丈なテントです。

    強風時でもテントポールが折れたり、テント本体が吹き飛ばされるリスクが少ないため、安心して過ごせます。

    風に強いテントの形状

    ドームテント

    山岳用のドームテント。背丈が低いため強風にすこぶる強い。

    ドームテントはドームのような形状のテントのこと。風の影響を受けにくいテントです。背丈が低いものほど、風に対して耐性があります。

    スカートがついているもの、フロア(床面)があるものは、テント内に風が浸入しても、内側から吹き飛ばされにくいため、さらに風に強い作りです。

    とくに、山岳テントは山の強風や突風に耐えられる強度が必要です。各社から、背が低く、フロアのあるドームテントが多くリリースされており、その耐風性の高さが実証されています。

    ワンポールテント

    ワンポールテント。

    円錐形のワンポールテントは風をうまく受け流す形状です。また、ポールは中央にまっすぐのものが一本だけ。ドームテントなどのポールのように、しなるポールではないため、風にあおられても折れるリスクが少ない造りです。

    風には強い形状ですが、フロアレスのテントが多く、風が下から入り込むと、幕を固定していたペグが抜けて倒壊するリスクがあります。長く強固な鍛造のペグなどで、しっかりと固定して設営しましょう。

    トンネルテント

    トンネルテント。

    トンネルテントはメインポールを幕と平行にアーチ状に組み、トンネル型の形状に設営するテントです。流線形の形状のため、風をうまく受け流します。

    とくに風に強いのは、平行に設置されたメインポールに加えて、屋根の部分にリッジポール(縦方向のポール)が入るタイプのもの。ポールを追加することで、さらに強度が増しています。

    テントだけではなく強い風への対策法

    テントの形状と風向きを考慮

    強い風が吹く環境では、テントの入り口を風下に向けましょう。入り口を風上にしてしまうと風が吹き込み、テントを巻き上げて、吹き飛ばしてしまうリスクがあるからです。

    とはいっても設営をした後に、風向きが変わる場合もあります。そんな場合には車をテントの風上に移動して駐車し、風を防ぎましょう。

    風があたりにくい場所を選択

    キャンプ地では、高台や周りに樹木などの、さえぎるもののない場所は極力避けましょう。

    天気予報で強風が予想される場合、ビギナーのうちは、風をさえぎるような林間サイトがあるキャンプ場がよいでしょう。海沿いや、高い山のふもとにある開けたキャンプ地では、強い風が吹くことが多々あるからです。

    設営をしっかり行ない安定性を高く

    設営における風対策の基本をお伝えします。

    強風時はテントの設営をひとりで行なわないようにしてください。設営中にテントが吹き飛ばされて破損する恐れがあるからです。

    テントの安定性を高めるために、ガイロープはすべての箇所をきっちりと地面に固定しましょう。

    ペグでしっかりと地面に固定しましょう。固定に使用するペグは、30cm以上の長く抜けにくいペグがおすすめ。とくに鉄製の鍛造(たんぞう)ペグは頑丈で曲がりにくく、地面が柔らかくても硬くても、しっかりと固定ができます。

    風に強いテントおすすめ5選!

    snow peak(スノーピーク) アメニティドーム

    あえてテントの背を低くすることにより耐風性を高めたドームテント。スノーピークのテントの中では地上高が最低レベルに抑えられています。

    丸みがある形状で、風がテントの上を通っていくように設計がされています。

    高品質なのにも関わらずコスパがよいため、ソロやデュオキャンプ、3人でのファミリーキャンプのエントリーモデルとしておすすめの商品です。

    スノーピーク
    アメニティドームM

    収納時サイズ:74×24×27(h)cm 室内高:165cm 耐水圧:1800mmミニマム 重量:9.8kg(フレーム・ペグ・ロープ含む)


    coleman(コールマン) マスターシリーズ 4Sワイド2ルームカーブ

    コールマンのハイエンドモデルであるマスターシリーズからリリースされている2ルームテントです。

    フレーム構造が独特で、テントポールが縦横にクロスされることにより、各所がアーチ状になっています。そのため、強風を受け流してくれます。

    テントの周囲全てにはループ付きのスカートがあるため、ペグでしっかりと固定すれば、風の浸入を防ぎます。

    強風時でも安心して過ごせるファミリーテントをお探しの方にぴったりの商品です。

    4Sワイド2ルームカーブ | 4S WIDE 2 ROOM CURVE | コールマン|Coleman

    coleman(コールマン)
    マスターシリーズ 4Sワイド2ルームカーブ


    ogawa(オガワ) アポロン

    風に強く剛性の高いトンネルテントです。テントを支えるメインポールが4本あり、天井部分には縦に3本のリッジポールを配置しているためです。

    縦横すべての入り口をメッシュ・オープンに切り替えられ、フルオープンにすれば開放感抜群。

    吊り下げ式のインナーテントは5人までが横になれるスペースがあり、外せはシェルターとして利用ができます。

    ファミリーキャンプの拠点や、グループキャンプのリビングスペースとして、快適に使用できるテントです。

    アポロン / ogawa ONLINE STORE (store-campal.co.jp)


    nordisk(ノルディスク) アスガルド12.6

    通称ベルテントと呼ばれる、ワンポールテントです。風をうまく受け流す形状です。

    6人までが快適に過ごせる広さがあります。

    サイドに立ち上がりがあるため、一般的なワンポールテントのようにデッドスペースがありません。室内空間を有効に活用できます。

    ポリコットン素材の自然な質感とルックスも魅力。素材は結露しにくく、冬場のキャンプでも快適に過ごせます。

    フロアやインナーテント、室内高を広げるウォールエクステンションなどのオプションが豊富なのが嬉しいポイント。

    ファミリー用のワンポールテントをお探しの方にイチオシの商品です。

    Asgard 12.6 Tent (nordisk.eu)

    ノルディスク / Nordisk

    アスガルド12.6

    Asgard 12.6

    ノルディスクで一番人気のモデル。室内が広くゆったりくつろげるベルテントです。ベンチレーション機能とテクニカルコットン素材で結露対策も◎。サイド部分を巻き上げて、タープのように使うこともできます。
    ●サイズ:4.0m×3.75m×高さ2.5m ●収納サイズ:95cm×30cm ●重さ: 21kg ●素材:テクニカルコットン(コットン、ポリエステル) ●対応人数:2〜6人


    QUECHUA(ケシュア) 2SECONDS EASY

    50㎞/hの風に耐えうるワンタッチテントです。

    両サイドから紐を引っ張るだけで、テントが立ち上がるため設営が非常に簡単。テントを広げたらガイロープと本体をペグダウンするだけですぐに使用できます。

    ワンタッチテントとはいえ、フライシートが2,000mm、フロアが5000mmの高い防水性を備えています。しかも、日中でも99%の遮光性があるため、真夏でも快適に過ごせます。

    手間をかけずに使用できるデュオ用テントをお探しの方は考慮に入れるべき商品です。

    QUECHUA (ケシュア) キャンプ ワンタッチテント 2 SECONDS EASY FRESH&BLACK 2人用

    QUECHUA(ケシュア)
    2SECONDS EASY


    テントの風対策を万全にして安心安全のキャンプを!

    風対策をして、安全なキャンプを楽しみましょう。

    風が強い日にキャンプに出かける場合は、風を受け流す形状のテントを使用しましょう。現地に着いたら風向きや地形を考慮して、風の影響が少ない場所を選ぶのが重要。

    設営には長めのペグを使用し、すべてのガイロープやテント本体をしっかりと固定しましょう。本記事を参考にして、風が強い日でも安全なキャンプを楽しんでくださいね。

    私が書きました!
    アウトドアライター
    のまどう
    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。インスタはこちら

    あわせて読みたい

    【2024年】TCテントおすすめ11選!ソロ用からファミリー向けまで人気モデルを一挙紹介

    【2024年】ドームテントおすすめ17選!大型からソロ向けまで人気モデルを紹介

    【2024年】大型テントおすすめ32選|新作から定番まで人気モデルを紹介

    NEW ARTICLES

    『 テント 』新着編集部記事

    グリップスワニーのテントなら焚き火もOK!タフでかっこいいソロ向けモデルを紹介

    2024.07.22

    カマボコテントソロはソロキャンパーにイチ推し!オールシーズンゆったりくつろげる名テント

    2024.07.20

    ランドロックのサイズをチェック!大型テントの魅力をおさらい

    2024.07.20

    DODのタケノコテント2はなにが凄い?おすすめのポイントから設営の仕方まで解説!

    2024.07.19

    スカート付きテント20選|雨風や冷気、虫対策にもおすすめ!

    2024.07.18

    ネイチャーハイクのテント特集!軽量・広々スペース…耐水性にも優れたモデルを紹介

    2024.07.17

    登山にマストの「ツェルト」。おすすめアイテム紹介&山登りのプロが使い方を解説!

    2024.07.16

    テンマクデザイン「パンダライト」は軽量コンパクトで設営簡単!徒歩キャンプにも最適

    2024.07.16