焚き火での「べっこう飴」の作り方! 奥が深くて楽しいぞ~
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    2024.04.14

    焚き火での「べっこう飴」の作り方! 奥が深くて楽しいぞ~

    焚き火での「べっこう飴」の作り方! 奥が深くて楽しいぞ~
    ファミリーキャンプの楽しみと言えば、食事やおやつ作りです。スモアが有名ですが、今回おすすめするのは「べっこう飴」。どのようにして作るのかをご紹介します。

    奥が深いべっこう飴づくり

    道具も材料も一般的なキャンプ道具でできるためお手軽な上に、家族みんなが美味しく食べられるおやつ、べっこう飴。

    簡単に作れますが、実は結構奥が深いです。作り方によって味や色などが変わってくるので、家族みんなで何度もワイワイ楽しめます。

    準備するもの

    焚火台や薪、炭

    べっこう飴作りの道具。

    【道具】

    • 焚火台
    • 炭・薪
    • おたま(ステンレス製で持ち手が金属ではないもの)
    • 小さな鍋(冷却用)
    • 割り箸

    おたまは直火・炭火にかけて汚れるので、100円ショップなどで専用として使うものを用意するのをおすすめします。

    取っ手を曲げたおたま

    おたまは把手を水平にして使う。

    • 白砂糖もしくはグラニュー糖

    砂糖はどのようなものでもいいのですが、加熱中の色の変化がポイントなので、それがわかりやすい白砂糖かグラニュー糖がおすすめです。

    つくり方

    焚き火

    まずは火おこし。焦げにくいので炭火がおすすめです。

    1.焚火台で火をおこします。

    炎を使ってもつくれますが、温度調整が難しく焦げやすいので、はじめは炭火をおすすめします。

    水を入れた鍋

    冷却用の水を用意します。

    2.冷却用の小さな鍋に水を入れます。

    砂糖と水を入れたおたま

    おたまに砂糖と水を少し入れます。

    3.おたまに白砂糖(グラニュー糖)を大さじ2と、水を小さじ1程度入れます。

    水の量は、砂糖にギリギリしみわたる程度が適量です。水っぽい場合は砂糖を、乾いてる場合は水を少し足しましょう。

    おたまで泡立つ砂糖水

    砂糖水を火にかけて泡が出るまで待ちます。

    4.おたまを火にかけます。プツプツと泡が出てくるまでジッと待ちます。炭火の場合は少し時間がかかるので我慢の時間です。

    少し色がついた砂糖

    色づいたら火からおろします。

    5.泡が大きくなって黄色くなってきます。少ししたら火からおろして、おたまを揺らして全体を混ぜて色を均一にします。混ぜるときは、飴がこぼれないように注意してください。

    ここの「色の見極め」がポイント。火からおろすタイミングで色や味が変わります。タイミングが早すぎると固まりにくく、遅いと焦げて苦い味になってしまいます。

    べっこう飴を水で冷やす

    おたまの底を水につけて冷やします。

    6.割り箸を溶けた砂糖にさして、お鍋の水におたまの底を当てます。そして、割り箸が立つくらい固まるまで冷やします。

    鍋の水がおたまの中に入ってしまうと、上手く固まらないので気をつけてください。

    再びおたまを火にかける

    固まったべっこう飴を再び火にかけます。

    7.固まったべっこう飴はおたまから外れないので、再び火にかけて底の飴を少し溶かします。割り箸を上手に使って、おたまからべっこう飴を取り外してください。

    べっこう飴

    金色に輝くべっこう飴の完成です。

    8.おたまから上手く飴を取り外せたら、べっこう飴の完成です。砂糖だけで作ったとは思えない、まろやかな甘味を楽しんでください。飴がこびりついているおたまは、水を入れて沸騰させて洗うとキレイになります。

    アレンジレシピ

    おたまと割り箸で作るべっこう飴も美味しいですが、ちょっとしたアレンジレシピでも楽しめます。

    シリコン型やグミ、ナッツなど

    ドライフルーツやナッツ、グミでアレンジ。

    今回用意したのは、ナッツとドライフルーツ、グミ。シリコン型やおかずカップを使うと、形も楽しめます。

    型に流し込んだべっこう飴

    シリコン型やおかずカップにべっこう飴を流します。

    シリコン型やナッツ、ドライフルーツ、グミなどを入れたおかずカップに、おたまで溶かして少し黄色くなった、べっこう飴の元(上記工程5のもの)を流し入れます。

    型から取り出したべっこう飴

    冷やして取り出せば出来上がり。

    冷やして固め、型から取り出せばできあがりです。

    他にもゴマや干し梅、スナック菓子なども合います。色々試して自分のオリジナルべっこう飴を作るのも楽しいですよ。

    手作りべっこう飴の保存方法

    湿気があるとべっこう飴はベトベトに溶けてしまうので、注意が必要です。

    保存する場合は乾燥剤と一緒に密閉して、直射日光、高温多湿を避けて保存してください。

    ただ、材料が砂糖だけとはいえ手づくりなので、できるだけ早く食べるのをおすすめします。

    べっこう飴づくりで楽しい思い出を!

    手軽にできるべっこう飴。キャンプで家族と楽しい思い出を作るために、次のキャンプでぜひ挑戦してみてください。

    みんなでワイワイ作れば、盛り上がること間違いないですよ。

    私が書きました!
    アウトドアガイド・ライター
    すー(鈴木 隆)
    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

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