ミニベロとは?
1963年東京生まれ。ユルく楽しむサイクリングが得意なライターとして、本誌を中心に25年以上東京で活動。2015年に名古屋へ移住。アウトドア遊びのパラダイスからディープな情報をお届けします。競わないスポーツ自転車の選び方や、自転車キャンプの楽しみ方などをまとめた著書『スポーツ自転車でいまこそ走ろう!』(技術評論社)も好評発売中!http://yamabon.jp
「ミニベロ」とは、ホイールが小さい「小径車」の総称。一般に、車輪の径が20インチ以下の自転車をミニベロと呼ぶ。メーカーによっては、24インチ以下と定義しているケースもある。
ミニベロの魅力は、ロードバイクなどの大径のスポーツ自転車よりも車輪が小さい分だけ、こぎ出しが軽く、小回りが利くこと。信号待ちからのスタートを繰り返す都市内の移動や、寄り道が楽しい城下町巡りなどで、小径車ゆえの威力を発揮する。
逆にタイヤが小さいと、たくさんこがないと進まないとか、遅そうなイメージがあるかもしれない。しかし、ホイールベースがある程度長く、タイヤが細いミニベロなら、ロードバイクに迫る高速走行が可能なものもある。
さらに、タイヤが小さいことで見た目がキュートになるのも、ミニベロならではの魅力かもしれない。
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GIANT(ジャイアント)
IDIOM 2
細身の20×1インチタイヤを履いた小径ロードバイク。ハイスピードで痛快に街乗りやツーリングを楽しめる。ハンドルはワンタッチで折りたためる。
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KHS
P-20RC
ペダルを踏んだ瞬間にサーッと気持ちよく進む加速感がたまらない、「ロングライド」をテーマにデザインされたクロモリフレームのミニベロ。フロント2×リア11の22段変速を搭載。20×1-1/8インチという細身のタイヤと組みあわせることで、スピーディーかつ、厳しい標高差にも対応した走りを楽しめる。
CHECK POINT
フォールディングではないが、工具を使わずにハンドル、前輪、サドルを取り外せるので、かなりコンパクトに収納できる。