生き物をさわる学 | アウトドア・外遊び 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

アウトドア・外遊び

2017.09.15

生き物をさわる学

Text
私が書きました!
アウトドアプロデューサー
長谷部雅一
アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他

日本のミライを明るくする! 園児野生化計画 vol.32

未知の生き物をさわるときは、大人も子どもも関係なく躊躇するもの。
彼らの言葉を借りるなら
「見た目がキモい」「噛まれそう」「どんな動きをするかわからない」
という3点から「怖い→さわりたくない」となるようだ。
様子を見てみると、本当はさわりたいのに怖いからさわれないという子どもも多い。

では、どうしたらさわるきっかけが出来るのか?
これをハセベ式「生き物をさわる学」で順を追って紹介しよう。

1:見せてあげる

この生き物の生態を話して、かつ怖い動きを”少しだけ”封じた状態で持って見せてあげる。
少しだけというのがミソで、動きがあるから面白い、興味が持てるといった要素を完全になくさないためだ。

2:ちょんとさわらせてあげる

生き物を押さえてあげた状態で、子どもが好きなタイミングで生き物をちょんとさわってみる。
この時に、さわりやすいところをちゃんと露出してあげることと、さわれるタイミングをじっと待ってあげることがポイントだ。

3:持たせてあげる

生き物との壁が少し低くなったところで、子どもに持たせてあげよう。
この時にただ持ち方を教えるのではなく、どう持つと生き物に襲われない、噛まれない、変な動きをしないか、死なないかをちゃんと話してあげること。
そうすることで、子どもは安心して生き物を持つことができるのだ。

4:お友達の手経由で他の子どもが持つ

ここまで来たらもう大丈夫。
自分と同じ目線の子どもが持っていることで、他のお友達もなぜか生き物をさわったり持ったりすることが出来るようになる。
さらには、「私も、僕もさわりたい!」と新しい挑戦者がでてくるところも面白い。

ここからはもう子ども達の世界をいかに邪魔しないかがポイントだ。
気になる部分をじっくり見るも良し。
生き物にちょっとしたちょっかいを出すも良し。
未知の生き物と子ども達との関係づくりをじっくりと見守ってあげよう。

私が書きました!
アウトドアプロデューサー
長谷部雅一
アウトドアイベントの企画運営を手がける『 Be-Nature School 』に所属。人と自然をつなぐインタープリターとしても活動しています。著書『 ネイチャーエデュケーション 』1300円+税 みくに出版 他

NEW ARTICLES

『 アウトドア・外遊び 』新着編集部記事

北カリフォルニアのラッセン火山国立公園を歩く。火山と山火事が変える大地の姿

2026.10.05

アメリカ・ユタ州のモアブを走るならここ!「フィンズ・アンド・シングス」で楽しむ絶景オフロード体験

2026.10.05

中国のセミは鳴くのが下手なの⁉︎

2026.10.04

バーベキューの新メニューに!南アフリカ発の人気肉料理「ソサティ」「ブルボス」の正体をリサーチ

2026.10.04

「アイスエイジ・トレイル」の静かな森で直面したアメリカの現実

2026.10.04

今年誕生したハイキングブランド「DESCHUTES TREK DESIGN」が目指す“ちょうどいい”ギアとは?

2026.10.04

山火事大国カナダで目撃。木々が黒く焼け落ち、煙が立ち込める風景を見て改めて思う「火」への心がまえ

2026.10.03

苗場は雪がない季節も楽しいぞ!ゲレンデをおもいっきり走れる3つのアクティビティを体験

2026.10.03