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  • アウトドア写真をスマホで綺麗に編集する方法!2つの操作だけを覚えればOK

    2022.03.11

    登山者が遠くにある山脈を眺めている。

    スマホでおしゃれな写真を撮ろう

    アウトドアに一眼レフを持っていくと、荷物が増えて大変。

    特に、登山や川遊びに行くとなると、落としたり水没したりしないよう、常に気を配っておかなければいけません。

    せっかくのアウトドアだから全力で遊びたい!でも良い写真も欲しい……という方のために、スマホでできる、簡単な写真編集方法をご紹介します。

    特別なアプリやソフトは使いません。どんなスマホにも内蔵されている編集機能だけを使って、スマホで撮影したいつもの写真を見違えるほどに変えることができます。

    使うのは「シャドウ」と「ブラックポイント」だけ!

    今回ご紹介する編集方法では、難しい操作は一切必要ありません。

    スマホで撮影した写真が保存される画像フォルダへいくと、「編集」という機能があります。

    使う機能は、「シャドウ」と「ブラックポイント」だけ。

    この2つを使って、自分好みのおしゃれなアウトドア写真を作りましょう!

    「シャドウ」とは?

    シャドウとは、暗い部分の濃淡を補正することができる機能です。

    人や物で光が遮られることで、画像の中に明るい部分と暗い部分ができます。

    この暗い部分を調整するのが、シャドウです。

    シャドウを下げると暗く、上げると明るくなります。

    ポイントは、あくまでも「暗い部分」を調整するということです。

    「シャドウ」の特徴

    シャドウという機能が、実際どのようなパフォーマンスをしてくれるのかを見ていきましょう。

    暗い写真を明るくしたい

    雪が積もった岩の前に湖が流れている。

    曇りの日は、太陽光が弱く暗い写真になりがちです。

    快晴の真昼間は、太陽光がガンガン差し込んでくるので、明るい写真が撮りやすいです。

    一方、曇りや雨の日のアウトドアでは、写真も暗くなりがちです。

    暗いからといって、「露出」や「明るさ」を上げると、下のような写真になります。

    雪の積もった岩と湖の写真が白飛びしている。

    露出を上げすぎると、白飛びしてしまいます。

    適切な値を超えてしまうと、このように明るい部分の色が消えて真っ白になってしまう、白飛びという現象が起きます。

    雪の積もった岩の前に湖が流れている。

    シャドウは、暗い部分の濃さを調整する機能でしたね。

    一方、こちらの写真はシャドウだけを上げたものです。

    陰になっている部分だけが明るくなるので、元々明るい部分はほとんど印象が変わりません。

    そのため、ナチュラルな明るい写真に仕上げることができるのです。

    明るさを保ちつつコントラストを上げたい

    登山者が聳え立つ山を眺めている。

    登山者の写真は、明暗がくっきりしている方がかっこよく写ります。

    元々の画像の明るさを変えずに、明暗をくっきりとさせたいときってありますよね。

    登山者と山の写真なんかは、フワッとしているよりも、くっきりとコントラストが分かれている方が、かっこよく写ります。

    「じゃあコントラストを強くしよう!」と、思いっきりコントラストを上げてしまうと、下の写真のようになります。

    登山者と聳え立つ山。

    コントラストは全体を補正する機能です。

    コントラストというのは、全体の明暗の強弱を変更する機能です。

    そのため、強くしすぎると、青空や白い雲まで強調されてしまい、殺伐とした写真になってしまいます。

    登山者と聳え立つ山。

    シャドウを上げても青空、白い雲、山の質感は変わりません。

    こちらは、シャドウだけを下げた写真です。

    青空に浮かぶ白い雲や、山の質感は変わっていませんが、登山者や山の色合いはくっきりとした印象になりました。

    このように、ピンポイントの明暗を変えたいときにも、シャドウを使うことができます。

    この「シャドウ」機能と対になるのが、「ハイライト」という機能です。

    シャドウが「暗い部分」を補正するのに対して、ハイライトは「明るい部分」を補正してくれます。

    「ブラックポイント」とは?

    ブラックポイントとは、全体の陰影を補正する機能です。

    下げると淡い印象の写真になりますが、上げすぎると黒くて重たい印象になります。

    ポイントは、明るさやコントラストと違って、色彩を保ったまま写真の印象を変えられるということです。

    「ブラックポイント」の使い方

    ブラックポイントは、実際に使ってみないと、なかなかイメージが湧きづらいと思います。

    しかし、難しく感じることはありません。これから紹介する使い道さえマスターすれば、ブラックポイントを上手に使いこなせるようになれます。

    フィルムカメラ風に加工したい

    ザックを背負った登山者が稜線を歩いている。

    特徴のない写真は、おしゃれに加工したくなります。

    キャンプやアウトドアで撮影した写真を、おしゃれに加工したい!という場合。

    全体を淡い印象にすることで、昔のフィルムカメラのような味わいを出すことができます。

    淡くするなら、コントラストでも良いのでは?と思いがちですが、コントラストは明暗を調整する機能です。

    ザックを背負った登山者が稜線を歩いている。

    全体的に、ただ薄い印象になります。

    コントラストを下げると、この写真のように、ただ薄い印象になります。

    色彩も褪せてしまっているのが残念です。

    ここで、ブラックポイントの登場です。

    ザックを背負った登山者が、稜線を歩いている。

    ブラックポイントならではの味わい!

    ブラックポイントだけを、少し下げた写真です。

    色合いが褪せることもなく、全体的にフィルターがかかったような味わいになります。

    スマホの画像加工で、フィルムカメラ風に写真を編集したいときは、ほとんどの写真はこの方法でOKです。

    「シャドウ」と「ブラックポイント」を使って好みの写真に!

    では、実際にシャドウとブラックポイントを使って、写真を編集してみましょう。

    雰囲気のあるおしゃれな写真

    川辺に焚き火とキャンプグッズが並んでいる。

    キャンプ風景をおしゃれに撮りたい人は多いですよね。

    このキャンプの風景を、おしゃれに加工してみましょう。

    写真が暗いので、まずはシャドウを少し上げて明るくします。

    次に、ブラックポイントを下げて、フィルムカメラ風にします。

    川辺に焚き火とキャンプグッズが並んでいる様子がフィルムカメラ風に撮影されている。

    雰囲気のあるおしゃれな写真になります。

    シャドウとブラックポイントを使って編集すると、上のような雰囲気の写真になります。

    SNSでは、同じ雰囲気の写真を投稿することで、統一感のある素敵なアカウントを作ることができます。

    こんな写真がたくさん並んでいたら、おしゃれではないでしょうか。

    臨場感のある写真

    登山者が背景の山脈を眺めている。

    山頂からの写真は臨場感を出したいところ。

    山頂からの写真は、もっと臨場感を出したいですよね。

    まずは、登山者が陰で暗くて見えないので、シャドウを上げて明るくします。

    そうすると、立っている岩も明るくなりすぎてしまうので、ブラックポイントを少しだけ上げて、陰影を強調します。

    登山者が岩の上に立ち、背景の山脈を眺めている。

    目の前の登山者と、背景の山々が良い感じに対比できています。

    目の前の登山者や立っている岩は、陰影がはっきりとした印象になり、後ろの山々は明るく薄い写りになるので、いい具合に遠近感が出ました。

    目の前のものははっきりと、遠くのものは薄く編集することで、臨場感のある写真に加工することができるのです。

    シャドウとブラックポイントを使いこなせば、アプリやカメラがなくても、素敵な写真を撮ることができます。

    ぜひ試してみてくださいね!

    私が書きました!
    アウトドアガイド
    さあか
    自然をこよなく愛するネイチャーガイド。ニュージーランド、京都、長野でのアウトドアガイド経験を経て、現在もガイドとして毎日ゲストと共に大自然を満喫中。山で美味しいコーヒーをドリップするのが趣味。年齢や体力に関係なく多くの方にアウトドアの楽しさを知ってもらうため、アウトドアライターとしても活動している。

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