アウトドアライターがイチ推しLEDランタンを徹底レビュー!6選
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
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明るさ | 価格 | |||
Coleman(コールマン) クアッドマルチパネルランタン | ![]() | 最大約800lm | ¥11,800 | |
BAREBONES(ベアボーンズ) ビーコンライトLED 2.0 | ![]() | 30~220lm | ¥8,800 | |
LEDLENZER(レッドレンザー) ML4 | ![]() | 5~300lm | ¥5,940 | |
ホノベ電機 炎音 | ![]() | - | - | |
BRUNO(ブルーノ) LEDランタン | ![]() | - | ¥2,750 | |
5050WORKSHOP HiLUMEN mini | ![]() | - | ¥5,940 | |
本体4面に4個の着脱式パネル状ライトが付き、それぞれを単独で使うことができる高機能モデル。ファミリーキャンプにもおすすめのランタンだ。Coleman (コールマン) クアッド マルチパネルランタン
「クアッドマルチパネルランタン」の特徴
クアッドマルチパネルランタンは、コールマンから発売されている4つの発光パネルがついたLEDランタン。発光パネルは取り外しができ、4つの別々の光源として使用することが可能。そして、取り外し可能なパネルの他に、本体の4隅にもライトがついているため、計8つの方向を照らすことができる。
8本もしくは4本の単1電池を使用する電池式。本体の高さは約24cm、重さ1.2kgと、LEDランタンにしては少々大きめだが、パネルが別々に使用できるため、大きさはそこまで気にならない。
分解して5つのランタンに

4つのパネルを取り外した状態。
クアッドマルチパネルランタンの「クアッド」とは英語で「4つ」という意味。その名の通り、ランタン本体の側面には計4枚のパネルがついている。すでに紹介した通り、この4つのパネルは、本体から取り外して単独で使用することが可能。
パネルは本体にマグネットでついているだけなので、本体からは片手で楽々取り外すことができ便利。4つのパネルを取り外しても、本体の4隅のライトも点灯し続ける。つまり、4つのパネルと本体で、計5つのランタンを使うことができる。まさに1台5役だ。

持ち手は180度動くのでとても便利。
4つのパネルは手のひらサイズで、持ち手が付いているため扱いやすい。また、後ろにマグネットがついており、テントのポールやクルマなどの金属にくっつけることもできる。
持ち手の角度は自由に調整可能。丁度良い角度で立てかければ調理や読書の時、手元を照らすことができとても重宝する。我が家は、キッチンスペースに置いたり、カラビナを使ってテントの前室やインナーテントにぶら下げたりしている。
使っていないものは消灯し、電池の消耗を抑えることで、長時間使用することができる。
それぞれの光源が十分な明るさ

1つで十分な明るさがある。
クアッドマルチパネルランタンは最大で8方向に100lmずつ、合わせて800lmの明るさで周りを照らすことができる。多人数でのキャンプでも、これ1つあればサブランタンを何個も持参する必要がなく、荷物もコンパクトになり便利。ただでさえ荷物が多いファミリーキャンプ、少しでも荷物を減らせることは魅力の1つだ。
6人家族の我が家はいつもランタンで持って行くのは、メインランタンとクアッドマルチパネルランタンの2点のみ。十分にキャンプを楽しめている。
懐中電灯にも変身

軽いので子供でも持ちやすい。
4つのパネルは広い面の部分ではなく、側面だけを点灯させることができるため、懐中電灯にもなる。パネルは持ち手がついていて持ちやすく、夜トイレに行く時など足元を照らすのに便利。
災害時にも活躍

USBポートが付いてると緊急時にとても助かる。
クアッドマルチパネルランタンがあれば、災害時やもしもの時にも安心。電池式なので停電時に明るさを確保することができるほか、本体にはUSBポートが付いているため、携帯電話などの充電も可能だ。予備の電池さえ用意しておけば、災害時に活躍してくれること間違いなし。
別売りのケースでラクに持ち運べる

ランタンの収納・運搬に便利な折りたたみ式ケース。
別売りのランタンケース(Mサイズ)も、クアッドマルチパネルランタンを購入する際にはぜひ欲しい一品。ランタンケースがあると収納や運搬に便利なだけでなく、ランタンを保護してくれる。フルオープンファスナーなので出し入れしやすく、使用しないときは折りたたんでおくことも可能だ。
サイズ:約直径145×高さ235mm
重量:約1.2kg
明るさ:最大約800lm
電源:単1アルカリ乾電池×4本または8本
保護等級:IPX4
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▼参考記事
やさしく灯る電球色LEDを採用したコンパクトなライト。明るさは3段階に調節可能で、最小限の明るさなら連続で200時間点灯できる、小型ながらタフなランタンだ。BAREBONES (ベアボーンズ) ビーコンライトLED 2.0
デザインの良さが光る一品

アンティークな見た目が目を引くデザイン。
キャンプには「雰囲気を楽しむ」という側面がある。だからこそ、多くの人は多少荷物がかさばっても、ランタン、あるいはランタン風のLEDライトを持参する。利便性だけを考えれば、いかにも電化製品らしい見た目でも、コンパクトなLEDライトを持参した方が合理的だが、雰囲気を出すためにあえてランタンを持参するのだ。
ベアボーンズのビーコンライトは、そんな「雰囲気を大事にする人たち」も納得させるだけのデザインの良さがある。レトロなルックスは、キャンプ場の大自然に馴染み、私たちのキャンプ気分を盛り上げてくれる。
コンパクトなサイズ

コンパクトなサイズ感。
デザインの良さと同じくらい私が気に入っているのが、そのサイズ感。手のひら大におさまるサイズは、一般的なランタン型のLEDライトと比べると非常にコンパクトだ。いかにして荷物を減らそうかと常に頭を抱えているバックパック・キャンパー、ツーリング・キャンパーにとっては救世主のようなギアだろう。
「デザイン性」と「コンパクトさ」。この2つを兼ね備えていることが、私の中では購入の決め手となった。
充分な光量

ソロキャンプに充分な明るさがある。
コンパクトな分、気になるのが明るさだが、ソロキャンプで使用するには充分な光量がある。電源は充電式。USB端子(Type-A)が収納されているので、それを使って充電する。USB端子は、ランタンとして使用するときには完全に見えないように収納することができる設計。
光量は無段階に調整可能。上部のカラビナをもって本体上部をねじる(回転させる)ことで調光できる。フルパワーだと持続時間は3時間だが、LOWパワーで200時間の持続力がある。ソロキャンプで使う分には中程度の出力で充分。1泊のキャンプには余裕の持続時間で、出力と持続力の感覚をつかめば2泊以上のキャンプでも活躍してくれる。
私のソロキャンプ中の光源としては、「このビーコンライトでサイト全体をぼんやり照らしつつ、細かい作業をするときはヘッドライトを使用する」という体制をとっている。

サイトを明るく照らしてくれる。
サイズ:高さ152×幅76mm
重量:127g
明るさ:30~220lm
防水性:IPX4(防沫形)
充電時間:4~5時間
連続点灯時間:Lowパワー/200時間、Mid/5~6時間、Hi/3時間
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LEDLENZER(レッドレンザー) ML4
手のひらサイズコンパクトかつ光量はパワフルなLEDランタン。細部にこだわりが詰め込まれ、使いやすさが追究されている。防塵防水規格はIP66で、豪雨の中でも使用可能。USB充電式。
小型なのにパワフルな光量

手のひらに収まるコンパクトサイズ。
直径29×高さ97mm(フック部分を含む)の手のひらサイズ。非常にコンパクトで、普段使いの鞄の中に入れておいてもかさばらず、持ち運びが苦にならない。
小型なのにも関わらず、光量はパワフル。ローモードで5lm、ミドルモードで50lm、パワーモードで150lmの光量がある。筆者の個人的な感覚だが、150lmはテントの中やテーブルの上を照らすのに眩しすぎない、ちょうどいい明るさだ。
ちなみにブーストモードの光量は、300lm。10秒間の点灯のみで他のモードのように常時点灯はできないが、一時的に周囲がパッと明るくなる。テントの中で物を探す際などに便利な機能だ。
ボタンが押しやすい

「ML4」のスイッチは軽くて押しやすい。
「ML4」のスイッチは、ランタン上部にある。スイッチは、人差し指の腹部分がフィットするサイズ感。軽く押すだけでスイッチが入るため、ストレスなくON/OFFができる。
上部にカラビナがついている

単体でいろいろな場所に引っかけられるので便利。
「ML4」の上部には、カラビナつきのフックがある。カラビナを別に用意する必要がなく、「ML4」単体でテントの内側やガイロープ、バックパックの外側などに引っ掛けて使用できる。
充電がマグネット式でラク

「ML4」と付属品。
「ML4」にはマグネット式のUSBケーブルと、専用のリチウム電池が付属している。本体の中にリチウム電池をセットし、USBケーブルをPCやポータブルバッテリーに接続すれば充電ができる。

本体にケーブルのマグネット部分を近づけるだけで、自然にピタッと接続。
特に優れているのが、本体とUSBケーブルの接続部分。マグネット式になっているため、片手で簡単に接続できる。暗い場所でも充電がスムーズに行えるので、とても扱いやすい。
点滅モードや赤色モードに切り替え可能

赤色モード。
「ML4」には通常モードに加えて、点滅モードや赤色モード、赤色点滅モードがある。
筆者はキャンプだけでなく、近所を散歩する際に点滅モードを使用している。私がよく歩く散歩コースは、街灯の少ない田舎道。「ML4」をサコッシュに引っ掛けておけば、ドライバーからの視認性が良くなり、安心して歩ける。
赤色モードは、その名の通り「ML4」の明かり自体が赤色になるモードのことで、まぶしくないよう周囲に配慮したい場合などに重宝する。さらに、赤色点滅モードにも切り替え可能。周りに注意喚起するのにぴったりの機能なので、緊急時に活用できるだろう。
暗闇でも見つけやすい蓄光機能

消してからもしばらくは蓄光部分が光る!
「ML4」の本体下部には蓄光塗料が塗られており、電源をOFFにしてからも、しばらくの間は緑色に発光する。
暗闇でもどこに置いたかがわかるため、非常に便利。テントの中では突然真っ暗になってしまうと何もできないため、このランタンをしまったり、どこかに置いたりする際、この蓄光機能は非常に役立つ。
市販の乾電池が使用できる

左から「ML4」付属のリチウムイオン電池、市販の単3乾電池。
「ML4」は付属のリチウムイオン電池以外に、市販の単3電池が使用できる。これも使い勝手が良いポイント。ちなみに「ML4」にリチウムイオン電池を入れてフルに充電した場合の連続点灯可能時間は、ロー45時間、ミドル8時間、パワーで2時間30分。
充電が切れてしまっても、リチウムイオン電池を単3電池に入れ替えるだけで、再び使用可能。充電する時間を待たず、すぐに使用できるのは、アウトドアではありがたい機能だ。
防塵・防水性能が高い
「ML4」は、豪雨の中でも使用ができるランタン。筆者は雨の日、テントの軒先にぶら下げて使用したことがあるが、全く不具合が見られなかった。
防塵防水規格はIP66。強風による砂やほこりなどの異物侵入を防ぎ、ノズルから噴き出た強烈な水でも内部に通さないほどの防塵・防水性がある。
最大7年の保証がついてくる
「ML4」には、2年間の製品保証がついている。保証期間内で「大きな破損や水没等がない、通常使用の範囲内での故障」ならば、無償で修理が受けられる。ただし、保証を利用する際には、購入証明書(販売店のレシート等)が必要。
さらに購入した商品をオンライン登録すれば保証期間が5年間延長され、7年間の製品保証を受けられる。
「ML4」の使い方
ブーストモードで点灯した様子。辺りを明るく照らす。
「ML4」は消灯の状態から、ボタン1回押しでローモード、2回でミドルモード、3回でパワーモード、4回で点滅モードに切り替わる。どのモードからでも、ボタンを2回素早く押すとブーストモードに切り替わり、最大光量になる。
さらに、ボタンを3秒長押しすると赤色モードに。赤色モードになった後は、ボタンを押すごとに、赤色ミドルモード、赤色パワーモード、赤色点滅モードに切り替わる。赤色モードの状態で、再度ボタンを3秒長押しすれば、通常モードに戻る。
ボタンが1つしかないため、操作が非常にシンプルで扱いやすいランタンだ。
サイズ:直径29×97mm
重量:約71g(電池含)
光束:ブースト/300lm、パワー/150lm、ミドル/50lm、ロー/5lm
充電時間:2.5時間
▼参考記事
ホノベ電機 炎音
炎を見ているかのような安らぎを与えてくれる、Bluetoothスピーカーを備えたLEDランタン。点灯方式は3パターン。IPX5相当の防滴性能があり、自宅のお風呂などでも使えるスピーカーとして幅広い使い方が可能。2台あればステレオスピーカーとしても使える。
「炎音」はBluetoothスピーカーを兼ね備えたLEDランタン

LEDで炎の雰囲気を味わえる。
「炎音」は、株式会社ホノベ電機がリリースしているBluetoothスピーカーを備えたLEDランタン。ホノベ電機は、大手家電量販店やホームセンターに電化製品を卸している、電化製品のノウハウを豊富に持っている日本企業だ。
個人的には、「炎音」品質は“全体的に良い”と感じている。特にスピーカーは「このサイズでこんなに良い音が出るのか」とびっくりしたほどだ。私はキャンプだけでなく、自宅でパソコン用のスピーカーとしても使っている。
設置方法
LEDランタンとして使用する時は、設置の仕方が3パターンある。

付属のアダプタを使えば設置の仕方が変えられる。
設置の方法は以下の通り。
- そのまま置く
- 地面に刺す
- 引っ掛ける
それぞれアダプタが付属しており、付け替えるだけでいろんな場所に設置できる。とくに地面に刺して使えるランタンは多くないため、ありがたい工夫だ。大きい石があるところや、夜に視界が悪くなると危険な場所に設置しておくのもいいだろう。
点灯方式
「炎音」の灯りからは、炎のような安らぎを感じることができる。点灯方式は以下の3パターン。
- 下向きの炎
- 上向きの炎
- 全点灯

下向きの点灯。
下向きの点灯では、ロゴの向きに合わせて下から上へ、炎が揺れているような点灯が楽しめる。テーブルの上や、地面に刺して使う時はこの点灯方式が癒される。

上向きの点灯。
逆に上から下へも点灯できる。この点灯方式は、ランタンフックなどに引っ掛けて「炎音」を使う時におすすめだ。

全点灯している状態。
明るさが少し足りないな、と感じる際には全点灯がおすすめ。ただし、全点灯でもメインランタンとして使えるほどの明るさはないため、どちらにしてもテーブルなどに置くサブランタンとして使うのがいいだろう。
音質にこだわる人にも◎なBluetoothスピーカー機能

デスクワークのお供にも!
「炎音」のスピーカーは高音質。私は「LEDランタンのスピーカーは音質がよくないであろう」という先入観を持っていたが、見事に裏切られた。私が使ってみた限りでは、低音をしっかり聞き取ることができ、音が割れたりノイズが入ったりということもない。「音質にもこだわりたい」という方におすすめだ。

お風呂でも活躍。
キャンプでは炎を見ているかのような安らぎを与えてくれるLEDランタン。一方、自宅ではIPX5相当の防滴性能があり、お風呂でも使えるスピーカーとして、幅広い使い方ができる。
音楽が好きなキャンパーや、「キャンプでも自宅でも使えるランタンがほしい!」という方は、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
サイズ:高さ165×幅99×奥行き99mm
重量:386g
連続使用時間:炎ライトのみ/約20時間、スピーカーのみ/約7時間(音量60%時)、炎ライト+スピーカー/約5時間(音量60%時)
充電時間:約2~3時間
バッテリー容量:7.4V 2000mAh
防水性能:IPX5(防噴流形)
▼参考記事
BRUNO(ブルーノ) LEDランタン
大人の遊び心を満たすライフスタイルブランド、BRUNOによる無段階調光式のLEDランタン。15灯もの明るいLEDを搭載。オイルランタンそっくりの見た目で、超軽量かつ手頃なサイズ感。乾電池式で停電時も安心だ。全5色。(写真はアイボリー)
魅惑のBRUNOブリキランタン

筆者私物。限定カラーのライトブルー。
無段階調光式で、眠りを誘うBRUNOブリキランタン。色といい素材といい、強い存在感をはなち、所有感を満たしてくれる。
ブリキとは、鉄表面にスズをメッキした金属のこと。メタリックな質感が特徴で、おもちゃやバケツなどの素材として、昔から愛され続けている素材だ。その他のおすすめポイントは、以下の通り。
- 15灯もの明るいLED
- 手頃なサイズ感
- 超軽量
- 乾電池式で停電時も安心
軽量でコンパクト形状ながら、明るさはメインランタンに昇格させたいほどのパワー。今回写真で使用している商品は、2021年購入の筆者私物となる。
軽く回しやすいつまみ

ON/OFFも調光も、このつまみひとつ。
つまみを回すだけで、好みの明るさに設定できるランタン。暗闇でも手探りで見つけられる凸状だ。

「中」くらいの強さの灯り。
つまみを「強」に回せば、15灯ものLEDが輝き、想像以上の強力な光を放つ。いっぽう「弱」は、豆電球レベルの明度。就寝時の灯りとしてもほどよい薄暗さだ。
オイルランタンそっくりの見た目

オイルランタンのレバーを模した装飾。
オイルランタンにしか見えないこのLEDランタン、外観はすべて装飾。なのに、そう思わせないリアリティーがある。眺めてよし、使ってよしの優れたデザインは、大人のアウトドアの楽しさを増幅してくれるだろう。
小さな子どもが触れても安心で、お手入れ簡単なLEDランタン。ランタン選びでは、機能の良さも重要だが、眺めた時の癒され具合も大切だ。とくに緊急時にも使えそうなサブランタンは、眺めてホッとできるものを選ぶといい。
サイズ:幅160×奥行き115×高さ270mm
重量:365g
▼参考記事
5050WORKSHOP HiLUMEN mini
明かりを灯すだけでなく充電器にもなり、1台で2役をこなすLEDランタン。手のひらに乗るほどのコンパクトサイズながら、光量1,000lmで非常に明るい実力派。
HiLUMENMiNiの使い方

HiLUMENMiNiの背面。
電源のON/OFFは、背面の真ん中のボタンを長押しする。右の+/-ボタンで、明るさを調節。左のボタンでライトの色を変更する。操作は単純なので、ランタンを使い慣れていない人でも簡単だ。
明るさは最大1,000lm
HiLUMENMiNiの明るさは1,000lmで、夜のキャンプにも活躍してくれる。3段階で明るさが変えられるため、使いたいシーンに合わせて調節が可能だ。
真っ暗なクローゼットをそれぞれの明るさで照らしてみた。

一番明るい光。
一番明るい光は広範囲に光が届く。全体の様子がはっきりと見える。日中にあやまってライトを目の方に向けてしまったときは、まぶしすぎて目を開けていられなかった。一番強い明るさで使う際は、広範囲を照らす目的で使った方がいいだろう。

二番目に明るい光。
二番目に明るい光も多少暗くなったが、全体の様子がよくわかる。こちらも直視しないよう気をつけよう。

一番弱い光。
一番弱い光は穏やかな光になり、照らした部分以外はうっすらと明るい程度。キャンプでは子どもを寝かしつける時にちょうどいい明るさだ。このように使い方によって明るさを変えられるため、さまざまなシーンで使える。
モバイルバッテリーとして使える
HiLUMENMiNiはLEDライトだが、5000mAhのバッテリーが内蔵されており、モバイルバッテリーとしても使用可能。

本体上部。

フタを開けると、充電口がこんにちは。
本体上部のフタを開けると充電口が現れ、そこにケーブルを差し込む。種類にもよるが、スマートフォン1~2回程度なら充電できる。キャンプ先で「スマートフォンの充電が切れてしまった!」という時にも、HiLUMENMiNiがあれば安心だ。
マグネットつき

車にもガッチリと固定できた。
本体にマグネットが内蔵されており、金属部分にピッタリくっつく。車はもちろん、ランタンポールにも固定可能だ。
あまり使わない機能と思っていたが、これが意外に便利。このように車のボディーにもしっかりとくっつくため、風の強い日でもランタンが揺れたり倒れたりすることなく使える。
ライトの色温度が変えられる
HiLUMENMiNiの色温度は、3段階で変えられる。

Daylight
Daylightは蛍光灯のような青白い光。

Warm
Warmは黄味を帯びたようなあたたかい色。

Warm White
Warm WhiteはDaylightとWarmを足したような白い光。
Daylightが一番明るく、夜に料理や作業する場合にピッタリ。テントで眠る時はWarmにして、一番弱い光量で使った。高いところにライトを設置すると、テント内が温かみのあるほんのりとした明るさになる。
ライトの種類は、実はもう1つある。

SOSモードは点滅。
赤色が点滅し、SOSモードとしても使える。こちらは普段使うことはないが、緊急時に使えるものとして知っておくといいだろう。
「HiLUMENMiNi」は、手のひらに乗るほどのコンパクトサイズだが、非常に明るいLEDランタン。ガスやガソリンの優しい炎も魅力だが、LEDランタンにもまた違ったよさがある。子どもが小さいうちは、やはりLEDランタンがあると安心だ。明るいLEDランタンを探している人は、HiLUMENMiNiをチェックしてみよう。
サイズ:100×100×29.4mm
重量:215g
内蔵バッテリー:3.7V 5000mAh リチウムイオン
入出力:電圧/電流 DC 5V/2A
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