2024年に大ヒットしそうなクッカー５選！アウトドア料理の達人も唸った

アウトドア料理の達人セレクト！2024年話題になるクッカーはどれ？

老舗のステンレスメーカーや鍛造メーカーが、各々の技術を用いた＂作る楽しさ＂も味わえるクッカーに要注目！

私が選びました！

アウトドアコーディネーター　小雀陣二さん

本誌通販担当を務める、道具の目利き。アウトドア料理の名人でもあり、著書に『焚き火料理の本』など。三浦市・三崎にてカフェ「雀家」も営む。

調理器具メーカーが強い現状

「クッカーにしろバーナーにしろ、相変わらず定番モノが人気で、なかなかアウトドアメーカーから新作が登場しないのが現状」
　
と、初っぱなから辛口の小雀さん。’23年のベストヒットの顔ぶれを見ると、たしかにレジェンドモデルが多い。そんななかでも、コロナ禍でのおうちキャンプブームの影響を受けてか、調理器具メーカーが、家でもアウトドアでも使えるシームレスな製品を続々と発売している。

「ビタクラフトなんていい例だよ。1939年から続くアメリカのステンレス調理メーカーだけど、数年前にクックギアっていうアウトドアラインを打ち出してさ。＇23年新登場したステンレスダッチオーブンは秀逸！」
　
今回クッカー部門で1位に挙げているそれだ。

第1位・調理がしやすく片付けも楽！

ビタクラフト クックギア／ステンレスダッチオーブンW 10インチ　
￥37,400

2枚のステンレスの間に3層のアルミを挟んだ5層構造で、蓄熱性＆熱伝導率の高さを併せ持つ。総重量2㎏とこのサイズでは圧倒的に軽いのもウリ。手入れも楽で、まさにダッチオーブンの理想形！

問い合わせ先：ビタクラフトジャパン　https://www.vitacraft.co.jp/

深鍋と浅鍋がセットで、同時調理が可能。密閉性が高く、オーブン料理に打ってつけ。そのままテーブルにサーブしても良い。

第2位・炊く、煮る、蒸す、何でもござれ

味わい鍋／味わい鍋 両手22cm　
￥28,600

鍋底を羽釜風の形にすることで熱が流れるように対流する構造で、炊飯にぴったり。肉厚のアルミ鋳物は軽く、内側はフッ素樹脂加工済みで焦げつきにくい。

問い合わせ先：藤栄　TEL:0120-975-236

炊飯量は4合。フラットなフタは、フライパンとしても使える。

第3位・全長約75㎝の焚き火特化型

ベアボーンズ／ロングハンドルワック　
￥13,200

野外中華流行りを象徴するような長〜い柄がなんとも楽しい。炒め物のほか煮炊きもOK。柄は取りはずしでき、鍋を置くスタンドも付属。

問い合わせ先：エイ アンド エフ 　TEL:03（3209）7575

焚き火の炎と距離をとれるので、安全性抜群。「長い分、アオリ甲斐があります！」

第4位・バックパックに携行可能！

テンマクデザイン／アルミダッチオーブン　6インチ　
￥5,478

コンパクト焚き火台にぴったりなソロ用ダッチオーブン。約740gと軽量ながら、炊飯から揚げ物、オーブンまでこなす優れもの。

問い合わせ先：カンセキWILD-1事業部　TEL:028（688）7597

第5位・異素材の長所を融合したクッカー

ビタクラフト クックギア／ランドクッカーセット　
￥29,700

ステンレスとアルミの3層構造で、軽量でいて焦げつきにくく調理しやすい。無水調理できる鍋、収納袋など、計9点セット。

問い合わせ先：ビタクラフトジャパン　https://www.vitacraft.co.jp/

収納時

ここからは…全国14のショップスタッフに聞いた2023年クッカー売れ筋ベスト５！

第1位・スノーピーク／アルミパーソナルクッカーセット　
￥5,544

皿にもなるクッカー4点セットは、スターターセットとして人気。内壁は耐摩耗性が高まるアルマイト加工が施されている。重量485ｇ。

問い合わせ先：スノーピーク　TEL:0120-010-660

登山やソロキャンプ、バイクツーリングなど幅広いユーザーに使いやすいサイズ感！（WEST三条店）

第2位・プリムス／ライテックトレックケトル＆パン　
￥4,730

第3位・トランギア／メスティン　
￥2,200

第4位・エバニュー／Ti SOLO pot NH　
￥6,380

第5位・パーゴワークス／トレイルポット　
￥8,030

(BE-PAL 2024年1月号より)