「ミョウガの妖精」と呼ばれる渡り鳥、ヨシゴイを知っていますか? | 自然観察・昆虫 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

自然観察・昆虫

2017.07.07

「ミョウガの妖精」と呼ばれる渡り鳥、ヨシゴイを知っていますか?

夏になると繁殖するために日本にやって来る渡り鳥、ヨシゴイ。

日本以外では中国やタイ、ベトナム、マレーシア、インドなど広範囲に生息している。サギの仲間で沼や湿地帯でその姿を見る事が出来る野鳥だ。

全身は茶褐色でクチバシはオレンジっぽい黄色、腹部は白くストライプ模様があるのが特徴。全身は31〜38センチとサギの仲間では小柄な部類になる。

ヨシゴイの食性は動物食で、魚類や両生類、昆虫、甲殻類などを食べている。

ハスの上を歩き回っては獲物を物色し、狙いをつけては頸を伸ばして捕食する水上のハンターで、ほぼ百発百中!

観察してる限り外したのを見た事がないほどの精度だ。そんな所以から“水上の忍者”とも呼ばれている。

 

 


ハスの上のヨシゴイ。その姿はミョウガを連想させる。

 


有名な観察地、新潟県瓢湖。この池のどこかにヨシゴイがいる

 


人間味あふれる、この立ち姿。しばしば、ヨシに似せた擬態を見せる。

 

ヨシゴイは、その歩き回る姿がなんだか鳥っぽくない。もちろん鳥だから飛べるんだけど、不安定なハスの上を器用に2本足で立っている姿が妙に人間ぽいのだ。ハスに立つその姿は、手を後ろに組んで大股であるくオヤジを連想させる。

そして最近ネット界隈では、ヨシゴイの姿がミョウガに似ているからと、“ミョウガの妖精”と呼ばれている。水上を歩き回る姿とそのフォルムは、確かにミョウガの雰囲気。

ヨシゴイを観察するには、朝夕に活発に餌を探して動き回るのでその時間がベスト。

この夏は「水上の忍者」、いや「ミョウガの妖精」を探してみてはどうだろう。


狙った獲物は百発百中! 水上のハンターだ

 


力強いその足取りは、鳥のイメージを覆す

 

 

 

◎撮影・文= 石津祐介

http://dontendon.wixsite.com/ishizupo

NEW ARTICLES

『 自然観察・昆虫 』新着編集部記事

日本一笑える水族館! 愛知県蒲郡・竹島水族館(タケスイ)の、偏愛過ぎるパネル解説を語りたい!

2026.09.06

夏から初秋に伸びるモンスター!ツル性雑草の正体は?見分け方と対策を解説

2026.09.04

自然と触れ合う虫好き・植物好きの楽園7選!

2026.09.02

千葉県勝浦市にある「海の博物館」。磯遊びの基本を学べるイベントに家族で参加!

2026.09.01

夜の展示は別の顔!? 魅惑のナイトミュージアム4選

2026.08.30

この世からコウモリがいなくなれば、人類も滅ぶ!?コウモリの知られざる役目とは?

2026.08.30

100種のクラゲに出会える世界一の水族館「ことはちゃん」、クラゲ博士になれるかな!?

2026.08.28

美麗な姿とは裏腹に大胆不敵!たくましく生きる東京湾のセイタカシギ

2026.08.19