フィールドでも街でもかっこよく乗れるSUVを「積載」視点でレビュー! | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2023.10.12

    フィールドでも街でもかっこよく乗れるSUVを「積載」視点でレビュー!

    フィールドでも街でもかっこよく乗れるSUVを「積載」視点でレビュー!
    とにかく荷物をたくさん積みたい、日常使いを考えてデザインを重視したりコンパクトサイズがいいなど「積めるクルマ」の基準は人それぞれ。多様な要望に応えるべく、「アウトドアギアの積みやすさ」という視点でSUVをチェック! まずは日産・エクストレイルをご紹介。

    私がテストしました!

    アウトドアプロデューサー 長谷部雅一さん

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    山も走れるクルマが好きだーっ!

    世界を旅した経験と技術、そして持ち前の好奇心でアウトドアの魅力をわかりやすく伝える達人。仕事ではクルマを使った移動も多い。

    「僕は今、仕事で大量の荷物を運ぶ必要からミニバンに乗っていますが、本来はSUV派。ト
    レッキングシューズを履いた気分でどこにも入っていける走破性の高さに、自由を感じます」
     
    そう長谷部さんが語るように、大きめのタイヤを履き、地面からの距離にゆとりがあるSUVは、アウトドアと最も親和性が高い。近年、SUVの人気が高まっているのは、普段使いでも快適な広い室内と見晴らしの良さがウケているからだろう。

    「僕はやっぱりラゲッジに荷物を満載して野山を駆け巡りたい。3列シートのSUVなら積載性能はいうことなしだし、2列シート車でも後席をアレンジすることで、かさばる長ものをうまく収めることができます」
     
    SUV人気で増えてきたのが、なだらかな曲線でボディーをデザインしたクーペタイプだが……。

    「積載にこだわるなら、箱型もしくはそれに近いタイプのほうが断然いいし、むしろアウトドアでは絵になります!」
     
    SUVでもサイズやデザインだけでなく、積載に関する機能にもそれぞれの個性がある。長谷部さんの積載インプレッションを参考に、自分のスタイルに合った1台を見つけよう。

    アウトドアボックスを限界まで積んでみました

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    チェック方法

    積める量の目安として、リスの「トランクカーゴ」がラゲッジルームにどれだけ入るかをチェック。大、中、小の3サイズを組み合わせて最大限に積んだ。このため、後方視界が遮られたり、隙間が大きく残ることもあり、実際に荷物を積める量とは異なる場合もある。

    協力/リス https://www.risu-shop.jp/

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    トランクカーゴ TC-70S、¥4,980
    サイズ:W780×D390×H357㎜

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    トランクカーゴ TC-50S、¥3,980
    サイズ:W600×D390×H357㎜

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    トランクカーゴ TC-30S、¥2,980
    サイズ:W400×D390×H357㎜

    ラゲッジの奥行きを稼ぐ工夫が満載! 日産・エクストレイルにコンテナを積んでみた

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    とにかく荷物をたくさん積みたい、日常使いを考えてデザインを重視したりコンパクトサイズがいいなど「積めるクルマ」の基準は人それぞれ。多様な要望に応えるべく、「アウトドアギアの積みやすさ」という視点で大人気のSUV、日産・エクストレイルをチェックしました!

    ※荷室実測値はそれぞれ実用的な最大部分を計測し(シートの前後位置を標準体型での乗車に適した位置で調整)、メーカー発表値とは異なる場合がある。
    また、奥行きの最大値は開口部から、たたんだ後席の背もたれの先端(ショルダー部分)までの長さを計測。

    高さに余裕があり視界も良好

    日産/エクストレイル

    荷室実測値  幅1,200x奥910x高790 ㎜

    確かな4WD性能とミドルサイズの使いやすさで人気のエクストレイル。長谷部さんの目にはどう映ったのだろう?

    「ラゲッジは特に幅と高さに余裕があります。以前のエクストレイルと比べてボディーサイズが大きくなったのが理由だけど、だからといって狭い場所での運転のしにくさは感じません。バランスがいいクルマですね~」
     
    SUVは長ものを積みにくい印象があるものの、エクストレイルなら奥行きを稼ぎやすい。その秘訣は、後席のアレンジ性能。背もたれ角度を細かく調整できるうえ、左右別々に最大260㎜前後スライドできるのだ。

    「後席の中央をたたんで長尺ものを積み、4人乗りでキャンプに行けます。エクストレイルは天井が高いので、窮屈さを感じることは少ないはず!」

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    ●ボディーサイズ:全長4,660×全幅1,840×全高1,720㎜ 
    ●車両重量:1,880㎏ 
    ●最低地上高:185㎜ 
    ●最小回転半径:5.4m 
    ●乗車定員:5名
    ●パワーユニット:1,497cc直列3気筒エンジン+モーター
    ●最高出力:エンジン106kW(144PS)/4,400~5,000rpm、モーター150kW(204PS)
    ●最大トルク:エンジン250N・m/2,400~4,000rpm、モーター330 N・m
    ●WLTC燃費:18.4㎞/ℓ

    テスト車両のグレード:G e-4ORCE 4WD ¥4,748,700(車両本体価格)
    問い合わせ先:日産自動車 0120-315-232

    これだけ積めました!

    大3個 中2個 小0個

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    タイヤハウス(タイヤが収まる空間)の出っ張りが少ないため、無駄なく積み込めた。後席を立てた状態でこれだけ積めればファミキャンは余裕!

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    テスト車両はカメラで後方の画像を映し出すインテリジェント ルームミラーを標準装備。荷物満載でも安心。

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    センターコンソールの下部分に収納あり。それなりに深さがあるので、走行中に小物が飛び出しにくい。

    長ものは中央に収納!

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    「後席の中央だけをたためるのはうれしいポイント。4人乗車でのキャンプには欠かせない機能!」

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    床下にも浅い収納スペースが。「シート類をしまうのにぴったり」

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    「タイヤハウスの張り出しが少ないぶん、サイドポケットは小さめ。でもサンダルを挟んだりと使い勝手はいいです」

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    後席をたたんだときの奥行きは1,530㎜。「テーブルやチェアなどを無理なく積める。

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    フックは床に4か所。

     

    ※構成/櫻井 香 撮影/高柳 健 協力/佐藤篤司、桐畑恒治

    (BE-PAL 2023年10月号より)

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