キャンプでよくある「鍋底の焦げ」を気軽に落とす方法を紹介! 長年の因縁ともオサラバしませんか?
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    2023.10.06

    キャンプでよくある「鍋底の焦げ」を気軽に落とす方法を紹介! 長年の因縁ともオサラバしませんか?


    「まあいっか」が続くこと数年、気付くと鍋底に焦げが鎮座したままになっていた! なんてことはありませんか? また、キャンプの料理中に“ゾーン”に入ってしまい、鍋蓋を開けたときには鍋底に焦げが分厚く育ってしまっている…なんてこともあると思います。そんな焦げ焦げ鍋でお米を炊けば、薄茶色で焦げ臭い、なんとも言えないがっかりなご飯が炊けてしまうことも…。この記事ではキャンプでよくある「お鍋の焦げ」をきれいにする方法をお教えします。

    キャンプの後に鍋の焦げを落とす方法

    鍋底の焦げとの戦いは、キャンプ場チェックアウト前や帰宅後などに始まるわけですが、これがかなり面倒くさい…。洗剤や重曹を使ってこすれば落ちるとはいうものの、しっかりとこすっても、なかなか落ちない焦げもあります。

    そんなときにオススメなのが、液体型の焦げ落としです。ブランド問わず、どれも優秀なのでぜひ試してみてはいかがでしょうか?

    今回は、恥ずかしながら僕の5年物の焦げ鍋で試してみました。

    液体型焦げ落としの選び方

    液体型の焦げ落としは様々なメーカーから出ています。どれを選んでもビックリするような効果を目の当たりにすることができます。

    液体型焦げ落としの選択のポイントは以下の2つです。

    ① 焦げを落としたい鍋の金属素材に対応しているか?

    いくら性能が良い焦げ落としでも、使用したい鍋などの金属に対応していないと意味がありません。購入前に確認をしておきましょう。ステンレス鍋には対応品が多いですが、アルミ鍋は非対応の商品も多いです。

    ② 「強力タイプ」を選ぶべし

    特に数年物の焦げ付きがある場合には、強力タイプがおすすめ。焚き火など高温の熱が長時間当たってできる焦げは強力です。それだけに、効果が大きなものを選びましょう。

    また、購入および使用前には、パッケージに記載されている注意事項や用途などをしっかりと読み込み、理解しておきましょう。

    液体型焦げ落としの使い方

    使い方は使用する液体によって多少変わりますが、ザックリとした方法は、「つけて」「ほっといて」「洗い流す」の3工程です。

    1:グローブを装着する

    この液体は焦げを溶かすように落としていくため、非常に強力です。そのため、素手で取り扱うと肌が荒れたり、指紋が溶けてしまうことも…。

    未然にそういったアクシデントを防ぐにこしたことはないので、グローブをしっかりと装着して作業に入りましょう。

    2:液体をつける

    ターゲットとなる強靱な焦げに液体を垂らします。この際に、液体が目に入らないように慎重に塗る必要があります。もしも入ってしまったら、流水でしばらく洗い流すなどの処置が必要になります。

    ※対処方法については、パッケージ記載の方法を正しく実行しましょう。

    3:塗った液体が乾燥しないようにラップで覆う

    せっかく塗り込んだ液体も、乾燥してしまっては効果を発揮できません。そこで、乾燥防止にラップを塗布面に密着させます。こうすることで、時間をかけて焦げを溶かしている間も乾燥せず、液体の機能が低下しにくくなります。

    時間をおいた際に、だんだん焦げが浮き上がってくる感じは、ちょっとワクワクして楽しい時間です。

    3:洗い作業をする

    塗布した液体をしっかりと洗い流します。この時も目や皮膚に液体がつかないように注意をしましょう。

    焦げ落としをしっかりと落とせたら、最後に洗剤などできれいに洗って、調理をしても安心な状態にすれば完成です。

    4:もしも1回では焦げが落ちない場合は…

    もしも1回の作業で焦げが落ちない場合は、同じ工程を再度実施してみましょう。

    すでに焦げがかなり薄くなってきているはずなので、このタイミングで軽くこすり落としてから、焦げ落としを塗れば、かなり楽に焦げとはお別れできます。

     

    鍋がきれいになると、なんだか料理が美味しくできるような気がしますし、なによりもスッキリと片付けを終了させて次のキャンプも楽しみになると思います。

    みなさんもぜひ実践してみてください。“かなり”スッキリしますよ!

    私が書きました!
    アウトドアプロデューサー/ネイチャーインタープリター
    長谷部雅一
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    1977年4月5日生まれ。株式会社ビーコン代表取締役。家族がいるのにもかかわらず、ソロキャンプ、ソロ登山、ソロ旅などなど、お一人様遊びをこよなく愛する風来坊。仕事の範囲は広く、アウトドアに関するプロジェクトの企画・コーディネート・運営の他、研修講師、ネイチャーインタープリター、場作りの仕掛け人も務める。著書『ネイチャーエデュケーション』(ミクニ出版)、『ブッシュクラフト読本 自然を愉しむ基本スキルとノウハウ』(メイツ出版)など多数。その他雑誌連載、テレビやラジオなど、アウトドア、幼児教育を主として多数のメディアにて活躍中。

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