キャンプに便利なハンガーラック10選!焚き火調理に使えるものも | 焚き火・火おこし道具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • PR

    焚き火・火おこし道具

    2023.05.02

    キャンプに便利なハンガーラック10選!焚き火調理に使えるものも

    キャンプの際、キャンプ道具はコンテナに入れっぱなしにしておくよりも、ハンガーラックに吊り下げておくと便利です。機能・収納力・デザイン別におすすめのハンガーラックを紹介するので、購入前にじっくり比較検討してみましょう。

    キャンプ用ハンガーラックの選び方は?

    一口にハンガーラックといっても、商品によってそのスペックはさまざまです。思い通りの使い方ができるよう、まずはハンガーラックの選び方を確認していきましょう。

    使用方法に適した素材かどうか

    ハンガーラックは、素材によって使い勝手が変わります。移動・組み立て・使用時それぞれのシーンで、どのような特性があるものがよいのか考えておきましょう。

    焚き火のそばに置いて使うなら、ステンレスのような火に強い素材がおすすめです。どっしりとした安定感がありますが、やや重いのが難点といえます。

    持ち運びのしやすさでいえば、軽量なアルミ製が扱いやすいでしょう。ただし、軽いほど倒れやすくなるため、風が強い日は転倒しないよう注意が必要です。

    サイトをナチュラルな雰囲気に仕上げたいなら、木製のものがよいでしょう。しかし燃えやすい素材なので、なるべく焚き火から距離を置くのが安心です。

    サイズと耐荷重をチェック

    ハンガーラックは小さすぎると収納量が足りず、大きすぎると移動時の手間が増えます。荷物量や移動方法など、キャンプスタイルに合ったサイズを選ぶことが重要です。

    そのときによってキャンプに行く人数・収納したい量が変わるという場合は、幅・高さを調節できるハンガーラックを選ぶとよいでしょう。

    また、ハンガーラックに負荷をかけすぎれば、曲がったり折れたりといったトラブルが起こりかねません。重いクッカー・ランタンなどを吊り下げる場合は、耐荷重もチェックしておきましょう。

    設置と組み立て方法で選ぶ

    キャンプ用のハンガーラックには、『自立型』と『打ち込み型』があります。自立型は組み立てれば設置完了となるので、地面が固くてもアスファルトであっても問題ありません。

    打ち込み型は脚部分を地面に打ち込んで設置するタイプで、しっかり固定できるのがメリットです。その反面、簡単には移動できないため、設置前にどこに置くか決めておく必要があります。

    なお、たいていのハンガーラックは、ポール同士を組み立てるだけなので設置は難しくありません。ポール同士がショックコードでつながっている折りたたみ式なら、より簡単に組み立てられるでしょう。

    キャンプ初心者に!シンプルハンガーラック

    キャンプに慣れていないと、何をどのくらい収納したいか想像がつきにくいかもしれません。そんなときには、汎用性の高いベーシックなハンガーラックがおすすめです。

    フィールドア「アウトドアハンガーラック」

    アルミ合金の中でも強度に優れた『超々ジュラルミン』という素材でできたハンガーラックです。耐荷重は約20kgなので、吊るすものを選びません。

    Sサイズは約74.5×55×76.5cmで、ランタン・シェラカップなど置き場に困りがちな小物を収納できます。座ったままツールを扱えるので、こぢんまりとしたキッチンにもぴったりです。

    Mサイズは約114.5×93×111.5cmあり、ハンギングネットを掛けたり使用後のシュラフを干したりと、物干し竿代わりにも使えるでしょう。

    参考:【A7075】超々ジュラルミンとは? 材質と加工におけるポイント « 研削・切削加工センター .com

      • 商品名:フィールドア「アウトドアハンガーラック」
      • フィールドア公式オンラインストア:商品はこちら

    フィールドア
    アウトドアハンガーラック

    サイズ 組立時 : (約)114.5cm×93cm×111.5cm 収納時 : (約)50cm×10cm×10cm 材質 A7075 超々ジュラルミン 重量 (約)1.3kg 耐荷重 20kg 


    コールマン「2WAYハンギングラック」

    「昼間の暑いときは上着を掛けて、食事時はキッチンツールの収納に使いたい」そんなときに便利な、High・Lowの2ポジションに高さを切り替えられるハンガーラックです。

    Highのときは約103.5×63×103cm、Lowのときは約103.5×39×74.5cmと、幅には十分な余裕があります。工具いらずの簡単組み立てで、慣れていない人でも手早く設置できます。

    フック4個が付属しているので、別途買い足す必要はありません。バーの耐荷重は約12kgですが、フックの耐荷重は1個につき約3kgなので、1方向に重量がかかりすぎないよう注意しましょう。

    • 商品名:コールマン「2WAYハンギングラック」
    • コールマン公式オンラインストア:商品はこちら

    ソロキャンプにも!軽量ハンガーラック

    ミニマルキャンプにおいては、あらゆる荷物の軽量化が欠かせません。徒歩キャンプ・ソロキャンプで活躍する、軽量ハンガーラックを紹介します。

    ロゴス「TAKIBI A型ツールラック」

    重量わずか約0.49kgの、超軽量ハンガーラックです。収納時のサイズは約7.5×30.5×3cmとコンパクトで、移動も設置も苦になりません。女性や力に自信のない人でも、扱いやすいでしょう。

    組み立てたときのサイズは約58.5×42×56cmです。レードル・トング・グローブなど、散らかりがちな小物をすっきりと収納できて、使うときに探す手間を省けます。

    収納袋にS字フック4個と、付属品も充実しています。ただし、耐荷重は約2kgなので、荷物の多いグループキャンプではやや物足りないかもしれません。

    • 商品名:ロゴス「TAKIBI A型ツールラック」
    • ロゴス公式オンラインストア:商品はこちら

    スモア「アルミニウムハンギングラック S」

    軽量かつ丈夫なアルミ合金を使った、安定感のあるハンガーラックです。S・Lの2サイズ展開で、ソロキャンプで使うならSサイズがちょうどよいでしょう。

    デザイン面にもこだわったアイテムで、5個付属するフックのベルト部分にはPUレザーが使われています。さりげなくブランドロゴがあしらわれており、おしゃれにこだわるキャンパーも満足する仕上がりです。

    Sサイズは約85.5×48.5×76cm、Lサイズは約126.5×71.5×102.5cmとなっています。重量はそれぞれ約0.65kg・約0.88kgで、多少の負荷を気にしなければ、Lサイズを選んでもよさそうです。

    • 商品名:スモア「アルミニウムハンギングラック S」
    • スモア公式オンラインストア:商品はこちら

    スモア
    アルミニウムハンギングラック S

    展開サイズ:幅95.5×奥行57×高さ106cm。収納サイズ:44×8×6.5cm。重量:約790g


    収納力抜群!キャンプ用大型ハンガーラック

    グループ・ファミリーなど大人数でのキャンプでは、何かと荷物が多くなりがちです。そこで、たくさんのツールを収納できる、大型ハンガーラックをピックアップしました。

    キャプテンスタッグ「トレッカー フィールドハンガーラック 2段」

    本商品の目玉は、吊り下げ用のバーが2段ある点です。1本のバーのサイズは約67cm、2段合わせて約134cmの大容量になります。

    下段は地面から約65.5cm・耐荷重約6kgです。高さがあり、そこそこ重いものも吊り下げられるので、フライパン・鍋など調理器具の収納に重宝するでしょう。

    上段は地面から約98cm・耐荷重約2kgとなっているため、タオル・上着といった軽くて長さのあるものを収納するのに向いています。

    • 商品名:キャプテンスタッグ「トレッカー フィールドハンガーラック 2段」
    • キャプテンスタッグ公式オンラインストア:商品はこちら

    スノーピーク「ステンレスキッチンテーブル」

    ちょっと変わった使い方ができるのが、スノーピークのラックです。棚板が2枚付いていて、フレームに合わせて上下2段の棚を作れます。

    キッチンツールは、吊り下げ収納できるものばかりではありません。例えば、下段に取っ手のない食器類・コンテナを収納し、上段の棚を外して吊り下げ収納にすることも可能です。

    約117.5×54.5×110cmと、収納量も申し分ありません。ユニットシステムである『IGTフレーム』(別売)をセットできることもあり、特にスノーピークユーザーには見逃せないアイテムといえるでしょう。

    • 商品名:スノーピーク「ステンレスキッチンテーブル」
    • スノーピーク公式オンラインストア:商品はこちら

    スノーピーク
    ステンレスキッチンテーブル

    サイズ:1,175×545×1,100(h)mm 収納サイズ:1,200×515×120(h)mm 重量:16kg


    キャンプ飯調理に活躍するハンガーラック

    「キャンプの楽しみといえばキャンプ飯!」という人におすすめなのが、火にかけて使えるハンガーラックです。調理の幅が広がるアイテムをチェックしましょう。

    ハイランダー「アイアンマルチハンガー」

    打ち込み型でスペースを取らず、焚き火のそばにすっきりと設置できます。メインとなるバーは約80cm、突き出すフック部分まで含めると約138cmの幅があります。

    鉄製ハンガーラックなので、火のそばで使っても本体に燃え移ることはありません。トライポッド代わりに使えて、キャンプ調理の幅が広がるでしょう。

    フック1本あたりの耐荷重が約3kgのため、比較的重めのクッカーも収納できます。ただし、グローブ・タオルのような燃えやすいものを掛けておくときは、注意が必要です。

    • 商品名:ハイランダー「アイアンマルチハンガー」
    • ハイランダー公式オンラインストア:商品はこちら

    ハイランダー
    アイアンマルチハンガー

    収納サイズ:約W105×H17×D4cm 重量:約3.19kg 耐荷重:約3kg(フック1本あたり)


    ハイクマン「ランタンスタンド メッシュテーブル付き」

    鋼で作られた、キャンプ調理に特化したハンガーラックです。セット内容は、ランプホルダー・フック・ポール・焼き網となっており、通常のハンガーラックのようなメインバーがあるわけではありません。

    その分、使い方はシンプルです。ランタンで手元を照らしながら、焚き火調理を楽しみましょう。トング・菜箸も吊り下げておけるので、焚き火とハンガーラックだけでコンパクトキッチンができあがります。

    サイズは約78×156.5cmと、1人でのんびり気ままなキャンプにもぴったりです。1本脚でうまくバランスを取れるようになっているため、設置の手間もかからないでしょう。

    • 商品名:ハイクマン「ランタンスタンド メッシュテーブル付き」
    • ハイクマン公式オンラインストア:商品はこちら

    キャンプ場に映える木製ハンガーラック

    ステンレス製・アルミ製は、どちらかというとスタイリッシュなイメージです。ナチュラルなデザインが好きな人には、次の2点のようなあたたかみのある木製が合うかもしれません。

    ビジョンピークス「アカシアハンガーラック」

    アカシアの天然木を使った、木のぬくもりが感じられるハンガーラックです。約122×52×105cm、重さは約3.6kgと大きめサイズで、多少の風には動じない安定感があります。

    耐荷重は約10kg、バーも長いので余裕をもって収納できるでしょう。付属する5個のフックを使えば、細々としたものも吊り下げられます。

    ベージュ系のコットンテントや、暖色系のほのかな明かりのランタンと組み合わせると、よりいっそうナチュラルな雰囲気に仕上がりそうです。

    • 商品名:ビジョンピークス「アカシアハンガーラック」
    • ビジョンピークス公式オンラインストア:商品はこちら

    ハイランダー「ウッドハンガーラック」

    北欧風インテリアが好きという人に、一押しのハンガーラックです。天然木ならではのあたたかみのあるデザインと、アウトドアにぴったりな実用性を兼ね備えています。

    約80×33×82cm、重さは約1.92kgと使い勝手のよいサイズ感で、耐荷重は約20kgです。下部にはポリエステル素材の生地棚があり、吊り下げにくい小物を収納できます。

    白木の自然な木目を生かしたデザインは、緑あふれるキャンプ場に映えるでしょう。いかにもアウトドア用品といったアイテムではないので、自宅でも活用できそうです。

    • 商品名:ハイランダー「ウッドハンガーラック」
    • ハイランダー公式オンラインストア:商品はこちら

    まとめ

    キャンプ用品が増えてくると、リビング・テーブルの上が散らかりがちです。ハンガーラックがあれば、ツールをすっきり収納でき、作業スペースも広がるでしょう。

    何より、吊り下げ収納は見た目にも抜群です。キッチンツールを吊り下げておくだけで、どことなくキャンプ上級者といった雰囲気が漂います。

    ハンガーラックを選ぶには、素材・サイズ・重さをよく吟味することが重要です。自分に合うハンガーラックを導入して、理想のサイト作りに挑戦してみましょう。

    NEW ARTICLES

    『 焚き火・火おこし道具 』新着編集部記事

    六角形の焚き火台ならキャプテンスタッグ!注目のラインナップからおすすめできる理由まで解説

    2024.03.29

    気軽に楽しめるサイズ!LOGOSのスウェーデントーチに、燃焼時間80分の小型バージョンが登場

    2024.03.25

    火打ち石の使い方は?キャンプでの活用方法からおすすめの商品まで解説!

    2024.03.25

    ロゴスの焚き火台ならコレ!定番から万能モデルまでおすすめを紹介

    2024.03.20

    ogawaオリジナルの焚き火台が新登場!調理も存分に楽しめる たっぷりサイズだぞ

    2024.03.19

    寒い時季の災害に備えよう! 手っとりばやく暖をとれるストーブセット

    2024.03.10

    雄大な炎を生み出せるBOX型の二次燃焼焚き火台が爆誕!Agniz.「焚き火台BoxM」

    2024.03.07

    ブッシュクラフトのベンチ型焚き火台「SUS クロスファイヤースタンド」なら鍋料理もBBQも自在!

    2024.02.28