注目すべきは温泉よりも“サウナ”だった!大分のユネスコエコパークエリアへ急げ | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 日本の旅

    2023.02.28

    注目すべきは温泉よりも“サウナ”だった!大分のユネスコエコパークエリアへ急げ

    藤河内渓谷・観音滝

    藤河内渓谷・観音滝

    大分県といえば言わずと知られた「おんせん県」。源泉数と湧出量ともに日本一を誇り、別府や湯布院といった全国的にも有名な温泉地を有している県だ。だがその一方で“温泉”のイメージが強すぎるのもまた事実。例えば大分県南部と宮崎県北部にまたがるエリアは祖母・傾・大崩はユネスコエコパークに登録されている地だが、そこに一体何があるのか、詳しく知っている人は少ないのではないだろうか。

    現在大分県ではこの土地ならではのツーリズムを確立すべく、新たな旅の取り組みを推進している。世界が認めた雄大な自然と素晴らしい文化を、もっと多くの人に知ってほしい。今回はそんな願いを込めた大分県の知られざるスポットを紹介したい。

    独特の景観美と原生的な自然を併せ持つ「祖母・傾・大崩」

    「ユネスコエコパーク」とはそもそも何なのか? 生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的として1976年にユネスコが開始した事業で、現在世界で認定されているのは134か国738地域。うち国内は10地域となっている(20232月現在)。

    これとよく似ているのが「世界自然遺産」だが、こちらは自然の「価値を守る」ことが目的となっているのに対し、ユネスコエコパークは持続可能な発展のモデル地域という位置づけで、人と自然の共生による「価値の創造」が目的となっている。

    大分県と宮崎県にまたがる祖母・傾・大崩ユネスコエコパークは、急峻な岩峰や渓谷などによる独特の景観美と原生的な自然を併せ持つエリア。 地元の人々は昔からこの地の豊かな自然を敬い、大切にしながら生活してきた。

    藤河内渓谷(佐伯市)の大自然を味わう

    祖母傾国定公園の夏木山を源に、水源の観音滝から藤河内集落までの分流を併せて約8km続く藤河内渓谷は、祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの代表的な見どころのひとつ。清流と花崗岩の1枚岩でできた自然の造形美が特徴で、冬場は落差77mにもなる観音滝の氷瀑見学がひそかなブームとなっている。

    渓谷のキャニオング

    渓谷のキャニオニング。

    水の透明度は抜群で、エメラルドグリーンの淵は一見の価値あり。夏はキャニオニングも楽しむこともできる。

    「うめキャンプ村 そらのほとり」のケビン。

    「うめキャンプ村 そらのほとり」のケビン。

    そらへとつながる感覚が楽しめる芝生空間

    そらのほとりの大きな魅力、そらへとつながる感覚が楽しめる芝生空間。

    藤河内渓谷が位置する佐伯市内のキャンプ場「うめキャンプ村 そらのほとり」。こちらは佐伯市出身であり、ヒマラヤ8000m峰四座を無酸素で登頂した登山家・戸高雅史氏が代表をつとめている。

    郷里の佐伯市宇目の山々に囲まれた広い空は、氏がヒマラヤの高峰に登り続けたことで体感した宇宙とつながる感覚を体感できる場所。そんな想いをもとに2020年、このキャンプ場の運営を始めた。

    鷹鳥屋山からの眺め。

    鷹鳥屋山からの眺め。

    そらのほとりでは近くの鷹鳥屋山へ足を運び、原生の森からエコパークエリアを望むプログラムも実施。空とつながる感覚が味わえる。

    うめキャンプ村 そらのほとり
    大分県佐伯市宇目大字南田原2513-3
    https://soranohotori.com/

    “サウナのまち”豊後大野市のキャンプ場

    「おんせん県おおいた」にありながらも温泉地がないことから、観光地としての知名度が上がらなかった豊後大野市。実は古くから石風呂の文化があり、先人たちは阿蘇の火砕流が固まってできた溶結凝灰岩の岩壁に穴を掘って薬草を炊き上げ、蒸し風呂を楽しんでいたという。

    こうした特色を背景に豊後大野市は2021年、大自然を生かしたアウトドア・サウナを観光資源として活用するために「サウナのまち」を宣言した。

    ロッジきよかわの「JOKI SAUNA」

    ロッジきよかわの「JOKI SAUNA」。

    このサウナのまちで“川サウナの聖地”といわれているのが「ロッジきよかわ」の「JOKI SAUNA」。目の前には日本百名山の一座である祖母山を水源とした奥岳川が流れており、川岸にMAX120℃まで上がるテントサウナを設置。清流が「自然の水風呂」となり、そのままドボンと飛び込むことができるのだ。

    奥岳川の自然の水風呂

    奥岳川の自然の水風呂

    夏場は奥岳川でラフティング用ボート「パックラフト」も実施。川釣りや里山のハイキングなど、さまざまなアクティビティが用意されている。

    ロッジきよかわ
    大分県豊後大野市清川町宇田枝158
    https://lodge-kiyokawa.jp/

    「ゲストハウスLAMP豊後大野」は祖母山登山口に近いゲストハウス。こちらにも本格的なフィンランド式サウナ「REBUILD SAUNA」があり、自分でサウナストーンにアロマ水をかけて熱い蒸気を発生させる“セルフロウリュ”を楽しむことができる。

    ゲストハウスLAMP豊後大野

    ゲストハウスLAMP豊後大野

    フィンランド式サウナ「REBUILD SAUNA」

    フィンランド式サウナ「REBUILD SAUNA」

    日本百名山に選定されている祖母山登山を楽しむのにも最適。初心者は川上渓谷までのトレッキングを楽しんでもいい。

    ゲストハウスLAMP豊後大野
    大分県豊後大野市尾平鉱山 57
    https://lampinc.co.jp/bungoohno/

    アウトドア好きにとってポテンシャルが高すぎる、大分県のユネスコエコパークエリアの知られざるスポット。まだ知名度が高くない今こそ、早めに足を運ぶことをおすすめしたい。

    NEW ARTICLES

    『 日本の旅 』新着編集部記事

    大自然の中の発酵サウナと憧れのサーフポイント【徳島県海陽町編】

    2024.07.21

    「江戸時代最大の乱」に思いを馳せながら島原半島の海岸線をサイクリング

    2024.07.10

    シーカヤックで島巡りの二人旅!熊本・天草編

    2024.06.23

    気分はすっかり坂本竜馬!?アウトドア派も大満足な長崎・風頭山をめぐる幕末歴史探訪ハイキング

    2024.06.18

    香川・金刀比羅宮(ことひらぐう)の長~い階段を家族で何倍も楽しむ方法

    2024.06.08

    キャンプ飯に、お土産におすすめ!国井律子が教える外房・勝浦のマストバイなグルメ10選

    2024.05.23

    シェルパ斉藤、愛犬と軽バン「N-VAN」に乗って四国・徳島をめざす!

    2024.03.08

    マイナス10度の服装が知りたい!北海道の「北見厳寒の焼き肉祭り」で実感した必要装備と知識

    2024.02.28