沼野さんがカワハギを釣り上げる
何度も仕掛けを落とすのだが餌ばかり取られ、本命のカワハギは一向に釣れない。すると隣で釣りをしていた沼野さんに、何やらヒット。上がってきたのは、なんとカワハギではないか。カタは小さめだが、鍋には充分サイズ。やっぱり居るんだ。釣れないのは、腕の差か。ぬぅ、悔しい。しかし諦めないぞ。
凪になると湖のよう
ここでちょっと脱線。写真を撮り忘れたのが残念だが、餌釣りをしているとカモメがカヤックのすぐそばに着水して「ガーガー」と鳴きだした。沼野さんによれば、おこぼれをねだっているのだという。直後、沼野さんが釣った外道(狙い以外の魚)をひょいと投げると、バクッとひと飲みにするカモメ。
あのカモメの写真を撮り忘れたのが惜しまれる
感心するのは彼らの洞察力で、ルアー釣りをしているときはこんな近くに来たことがない(実際まず来ないらしい)。ルアーより餌の方が釣れる確率が高いことを、彼らは経験値として知っているのだ。ルアー釣りなのか、それとも餌釣りをしているのか、カモメはわかっていることになる。そして、ずっと沼野さんカヤックのそばいる。私より沼野さんの方が釣りが上手なことを見抜いているっぽいのだ。
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