ぽかぽか温まるガンボスープがおすすめ
秋になり朝晩冷え込み始めると、暖かなスープが欲しくなりますよね。
本日は少しスパイシーでポカポカ温まる「ガンボスープ」のレシピをご紹介します。
ガンボスープってなに?
ガンボスープはオクラのとろみをいかしたスープで、アメリカ南部ルイジアナ州の郷土料理・ケイジャン料理の代表的料理と言われています。
ヨーロッパやアフリカなどからの移民によって、様々な文化が融合されてできたガンボスープ。文化と歴史が詰まった料理としても、アメリカではとても有名です。
ニューオリンズを舞台にしたディスニー映画『プリンセスと魔法のキス』で、主人公ティアナが作るお父さんとの思い出のスープとしても登場し、日本でもその名が知られるようになりました。
ガンボスープのレシピ
ガンボスープにも色々な種類がありますが、今回はエビを使ったシーフードガンボのレシピをご紹介します。
材料(4人前)
- バター 大さじ2
- にんにくチューブ 小さじ1
- 小麦粉 大さじ4
- 玉ねぎ 小1個
- セロリ 1本
- ピーマン 1個
- オクラ 200g
- トマト缶 1缶
- 水 400ml
- チキンコンソメ 小さじ2
- 冷凍えび 200g
- パプリカパウダー 小さじ1
- チリパウダー 少々
- 塩コショウ 適量
- タバスコまたはレモン汁 お好み
作り方
1.玉ねぎ、セロリはみじん切りに。オクラとピーマンは1cm程度に切る。
2.フライパンにバターとにんにくを入れ、中火で炒めて香りを出す。玉ねぎ、セロリ、小麦粉を入れて焦げつきに気を付けながら、玉ねぎが透明になるまで炒める。
3.ピーマンを加え、しんなりするまで炒める。
4.オクラ、トマト缶、水400cc、パプリカパウダー、チキンコンソメを加えて強火に。沸騰したら弱火にして1時間半ほど煮る。
5.エビを加え、火が通るまで煮る。
6.チリパウダーと塩コショウを加え、味を整える。
7.お好みでタバスコまたはレモン汁を加えて完成
じっくり煮込むことで、野菜の甘味も引き出され、セロリ独特の尖った香りも和らぎます。
仕上げにタバスコを少しだけ加えることで、酸味が加わり味にまとまりが出てさらに美味しくなりますよ。
辛いのが苦手な方は、タバスコの代わりにレモン汁を加えるのもおすすめです。
ガンボスープはお米と食べよう!
ガンボスープは、お米と一緒に食べるのが定番です。
日本のお米は水分量が多いので、少し硬めに炊き上げると、ご飯がべちゃっとならず相性が良くなります。
トロトロのオクラなど野菜の甘さがしっかりと溶け込んだスープは、ピリッとした辛みと酸味がアクセントになり、さらさらと食べ進められますよ。
アレンジも自在なガンボスープ
今回はエビを使ったガンボスープをご紹介しましたが、他にもチキンガンボスープやウインナーを使ったガンボスープなど、いろいろなバリエーションがあります。
今回のレシピでも使用している玉ねぎ、セロリ、ピーマンは、「聖なる三位一体」と呼ばれてケイジャン料理のベースになるもの。
この3つの野菜をベースにしつつ、好きな具材を入れてアレンジすれば、オリジナルのガンボスープが作れます。寒い日には、ぜひ自分お好みのガンボスープで温まってくださいね。