十勝のとっておき(前編)『たかまん』の大判焼き | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

日本の旅

2016.09.29

十勝のとっておき(前編)『たかまん』の大判焼き

b*p

こんにちは! 『b*p 今しかできない旅』で、北海道・十勝を取材した津田知枝です。

十勝は、ヒツジと新しい農業家たちがたくさんいて、おいしいチーズや野菜、クラフトビールを生み出している豊かな土地。

中心都市・帯広には、古いホテルをリノベーションした『ヌプカ』という素敵なホテルがあって、生まれも育ちも帯広、生粋の十勝っ子の翠(みどり)ちゃんという看板娘がちゃきちゃきと働いています。

帯広のリノベーション系ホテル『ヌプカ』。

帯広のリノベーション系ホテル『ヌプカ』。

『ヌプカ』の1階にはクラフトビールやワインが飲めるカフェがある。

『ヌプカ』1階にはクラフトビールやワインが飲めるカフェが。

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『ヌプカ』の看板娘、翠ちゃん。

翠ちゃんに「地元の人が大好きなスポットってある?」って聞いてみたら、「十勝のとっておき」を教えてくれたので、前編/後編に分けてご紹介します。

 

 

十勝は小豆の名産地

 

さて、十勝といえばスイーツ。フレッシュな乳製品をふんだんに使用した洋菓子もいいけど、小豆(あずき)も忘れちゃいけない。良質な小豆の産地だから、おいしい餡を使ったスイーツがある。

というわけで、ホテル『ヌプカ』の翠ちゃんイチオシは、『高橋まんじゅう』だ。

『高橋まんじゅう』は、帯広中心部からそれほど離れていない商店街に「あ、ここだ!」とすぐにわかるような赤い暖簾と目立つ看板で店を構えていた。

高橋まんじゅう

赤いのれんが目立つ外観。

駐車場にクルマを入れようとしたら、まさかの満車。平日なのに…。でも、ひっきりなしに人の出入りがあるので、少し待ったら駐車可能に。

いざ店内に入ってみると、なんとここでも行列! 『高橋まんじゅう』を中心とした半径数メートルは、帯広の中でもピンポイント的に人口密度が高い感じがする。恐るべし、『高橋まんじゅう』!

 

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シンプルなメニュー。安いよなぁ。

 

あん、チーズ、むしぱん

さて、『高橋まんじゅう』という店名ではあるけれど、メインは大判焼き。味は「あん」と「チーズ」の2種とシンプルだ。それから「むしぱん」「肉まん」「ソフトクリーム」。じつにこれだけのメニューなのだ。

店内にはちょっとしたテーブルがあって、飲み物も買えて、できたてほかほかをすぐに食べることもできる。

お客さんはいかにも地元の家族連れや学校帰りの学生、あるいはデート中のカップルと多様で、家族のお土産分にたくさん買っていったり、ちょっとお腹が空いたから寄ってみたりと、それぞれが自由に利用している感じ。

高橋まんじゅう

すごい台数の大判焼き鉄板が並ぶ。ご主人の手際もすばらしい!

自然体って、いいよね

 

店主と思われるご主人が、また自然体でいい! 手際よく大量の大判焼きをひっくり返し、忙しそうにしているけれど、けっして職人的な近寄りがたい雰囲気ではない。

「写真撮っていいですか?」

と聞くと

「いいよ、いいよ、どこ撮ってもいいよ~」

「雑誌の掲載も大丈夫ですか?」

と聞いても

「構わないよ~」

と即快諾。こういうのって、何だか安心する。

私たちは、ソフトクリーム以外のすべてを買ってみた。そして、できたてを食べてみることにした。

びっくりするような美味しさではなく、ほっとできるような美味しさだ。特別ではない、毎日でも食べたくなるような美味しさ。しばらく食べないと恋しくなるような美味しさ。何回でもちょっと食べたくなるというような。

まさにこれぞ十勝のソウルフードなんだと、食べたその瞬間から実感。もちもちで、ほかほかの大判焼きは、本当に私たちを幸せにした。

地元・十勝っ子に『たかまん』の愛称で親しまれている『高橋まんじゅう』は、今年で創業60年になる。

長い間みんなに愛されているという雰囲気がひしひしと感じられる温かいお店でした。

◎文=津田知枝 撮影=出羽遼介

»十勝のとっておき(後編)『丸美ヶ丘温泉』 はこちら!

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