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    2022.07.21

    キャンプの調理をラクにしよう!誰でもできるカンタン技5選!

    夏のキャンプ場。

    写真は全て筆者私物です。

    意外に手間がかかるキャンプの調理

    まもなく、待ちに待った夏休み。ファミリーキャンプを計画している人も多いのではないでしょうか。

    キャンプではおいしいものを食べて、楽しい時間を過ごしたいものですね。しかしキャンプ場での調理は、不便で手間のかかることが多いのも事実。

    そこでおすすめしたいのが、キャンプ料理の効率化です。ちょっとしたコツを知っておけば、手間が省けて時短につながります。

    今回はキャンプの「ちょっと面倒なこと」を解決する裏技を紹介します。どれも簡単にできるので、キャンプ料理を楽にしたい方はぜひ参考にしてみてください。

    1.食器は洗ったらドライネットに入れて乾かす

    ドライネットに入ったステンレス製のお皿。

    食器の間に隙間があると乾きが早くなります。

    洗い終えた食器は、ドライネットに入れて乾かしておくのがおすすめです。

    意外に困るのが、洗い終えた食器の置き場です。食器を重ねて置いておくと、なかなか乾かずストレスを感じるもの……。

    そんなときに重宝するのがドライネットです。お皿を少しずらして入れると食器の間に隙間ができるので、乾きが早くなります。食器を入れ込んだあとはランタンスタンドなどにつるしておけば、スペースを取りません。

    ドライネットは、100円ショップでも販売されています。セリアのドライネットは2段になっており、使い勝手が良いです。ファスナーもついているので、中身が落ちることもありません。

    洗い終えた食器に虫がつきにくくなり、ネット自体も使わないときは折り畳めるので、非常に便利です。

    2.油汚れのついた食器や鍋はウエス等で取り除く

    フライパンの表面を、ウエスで拭き取っているところ。

    ウエスで汚れを拭き取ってから洗いましょう。

    カレーやシチューなどの油汚れがたっぷりついた鍋やお皿を、いきなりスポンジで洗うのはNGです。油汚れはあらかじめウエスで拭き取っておくと、片付けが楽になります。

    汚れを拭き取らずにスポンジで洗うと、油がスポンジに付着してしまい、ぬるぬるした油汚れが落ちません。そのスポンジを洗うのも、また手間がかかります。

    ウエスや新聞紙などを使って汚れを拭い取っておくと、以下のようなメリットがあります。

    • 汚れが落ちやすくなる
    • 洗剤の量を減らせる
    • 他の食器に油移りしない

    ウエスには、使い古した綿のTシャツをカットしたものがおすすめです。Tシャツ素材の端切れは、油分をしっかりと吸着させることができるためです。

    拭き終えたら可燃ごみとして捨てられるので、何枚か用意しておくといいでしょう。

    3.秋以降の食器洗いに裏起毛のゴム手袋

    裏起毛ゴム手袋の裏側のアップ。

    裏起毛のゴム手袋は、寒い季節に重宝します。

    秋冬になり空気が冷え込んでくると、手がかじかみ、食器洗いが辛くなってきます。秋冬のキャンプには裏起毛タイプのゴム手袋があると、水仕事が楽になります。

    一般的なゴム手袋だと水の冷たさが伝わってきますが、厚めの裏起毛タイプなら冷たい水でもへっちゃらです。裏起毛のゴム手袋は、ドラッグストアや作業用品店で購入できます。

    特に作業用品店のゴム手袋は厚みがあり、冷たさがほとんど伝わらないのでおすすめです。破れにくく、長持ちするというメリットも。風がひんやりする季節になったら、ぜひ裏起毛のゴム手袋を使ってみてください。

    4.肉類を切るときはポリエチレン手袋

    ポリエチレン手袋をはめた手で豚肉をつかんでいるところ。

    使い捨てのポリエチレン手袋で肉をつかむ。

    肉や魚類を触るときには、ポリエチレン手袋を身につけるとよいでしょう。

    肉や魚を調理すると、ベタベタするのでこまめに手を洗いたくなるものです。しかし自宅のキッチンとは違い、キャンプ場では手洗いできる場所が近くにあるとは限りません。このため、肉や魚を手で直接触れなくてすむようにすると便利です。

    また素手で食材に触らないので、衛生面でもおすすめです。野菜用、肉用と手袋を使い分けるといいでしょう。

    生肉の触感が苦手な人にもおすすめです。ポリエチレン手袋は100円ショップでも購入できます。

    5.下ごしらえ済みの食材を使う

    チャック付きポリ袋に入れたカット野菜。

    カットした野菜をチャック付きポリ袋に入れておきます。

    あらかじめメニューを決めておき、下ごしらえをすませた食材を使うと、時間短縮になります。

    たとえば、カレーならにんじん、じゃがいも、たまねぎを一口大に切ってチャック付きポリ袋に入れておけば、現地で食材カットする手間が省けます。生ごみが出ないので、片付けも楽に。

    ただし季節によっては、食材が傷む恐れもあるので注意が必要です。食材を下ごしらえする場合は衛生面に気をつけ、クーラーボックスなどに入れて持ち運びをしましょう。そして必ずその日のうちに調理することが大切です。

    少しの手間で料理や片付けがラクになる!

    焚き火をしているところ。

    浮いた時間は好きなことに使いましょう!

    キャンプでの調理の手間を少し楽にするコツを紹介しました。事前準備をすることと、極力手を汚さないようにすることがポイントです。

    片付けや調理が楽になると、キャンプを楽しむ時間が増えます。どれも簡単にできるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    私が書きました!
    フリーライター
    おおしまはな
    愛知県在住。ファミリーデイキャンプが中心のフリーライター。昔はインドア派でしたが、外で食べるご飯のおいしさに目覚めました。最初は組み立て方もわからないギアが多かったのですが、経験を積むうちにできるように。これからキャンプを始めよう!と思う人が、参考になるような記事を書いていきます。

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