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    2017.01.11 アラスカ山本高樹

    南東アラスカの旅2

    ジュノーの街から北に20kmほどの場所に、「メンデンホール氷河」と呼ばれる巨大な氷河があります。多くの観光客は、ふもとの氷河湖を挟んだ場所に建てられたビジター・センターを訪れますが、僕は今回、地元のガイドが案内する小規模なトレッキングツアーに参加し、片道約3時間ほどの距離のトレイルを往復して、実際にメンデンホール氷河の上を歩くという体験をしてきました。

    ツアーの参加者は、僕の他にはアメリカ人の若い男女が1組。トレイルの入口にある駐車場で車を降り、携行食とヘルメット、ハーネス、アイゼンなどを詰めたバックパックを背負い、出発です。

    森の中は、前日まで降っていた雨にしっとり濡れていて、木の幹や岩など至るところで、コケがみっしりと繁茂していました。南東アラスカの温帯雨林は、世界に今も残る温帯雨林のうち、約3割もの面積を占めるとも言われているそうです。

    写真の緑色の葉の植物は、デビルスクラブ。トゲだらけの幹を持つこの植物は、ネイティブの人々の間で、古来から薬として利用されてきました。写真家の故・星野道夫さんの著書の中にも、デビルスクラブの持つ不思議な薬効についての記述が見られます。

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