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猛暑に負けるな!手持ちのクーラーボックスの保冷機能を120%引き出す2つの方法

2022.07.17


ソロキャンパーも、ファミリーキャンパーも、クーラーボックスは夏のオアシス。冷え冷えのビールや炭酸飲料は口から魂も一緒に抜けてしまうのではないかというほど声が出てしまう幸せのひとときです。今や「72時間氷が溶けない!」といった高機能クーラーボックスもありますが、高機能なだけに、高価格…。まずは自分の手持ちのクーラーボックスの保冷機能を120%引き上げて、その分の予算をキャンプ旅に使うというのはいかがでしょうか? 

クーラーボックスの基本の「き」を理解しておこう

クーラーボックスは、箱形構造になっているものがほとんどです。この箱形がアウトドアにおいてどのような影響を受けていて、そして中に入れる氷はどのように作用するのかを知っておけば、それだけでクーラーボックスの機能を120%引き出す準備が完了です。

クーラーボックスの弱点は上部にあり

アウトドアでは、空にはサンサンと輝く太陽があります。したがって、上からは灼熱のビームが降り注いでいるわけです。この灼熱ビームを侮ることなかれ!夏のクルマのボンネットの上では、目玉焼きが焼けるのではないか?というくらい熱くなっている経験がある方もいると思います。

クーラーボックスも同様に、上から降り注ぐ熱が大きく影響します。クーラーボックスの上側が熱くなり、内部に熱が伝わり、上部から下部に降りていきます。つまり、クーラーボックスの弱点は上部というわけです。

冷気は下に流れて溜まる

お風呂の水面よりも底の方がぬるいのと同じように、冷気は必ず下に溜まります。でクーラーボックス内も同様に上部よりも下部の方が冷たい状態になっていて、ボックス内は常にどこも同じ温度というわけではありません。つい忘れがちなこの冷気の動きも理解しておけば、クーラーボックスの能力を引き出すポイントになります。

クーラーボックスの能力を引き上げるための2つの方法

クーラーボックスの特性が分かったところで、早速クーラーボックスの能力を引き上げる2つの方法を紹介します。

上部からくる熱をシャットアウトする

先にも紹介したとおり、クーラーボックスの弱点は上部にあります。つまり、上から来る熱を防いであげることで保冷効果が飛躍的に上がります。個人的におすすめなのは「アストロフォイル」という素材で、梱包用の通称プチプチをアルミホイルでサンドしたような構造で、遮熱、断熱効果があるシートです。この効果は非常に高く、体感的にはクーラーボックスの蓋に降り注ぐ熱をかなりシャットダウンしてくれる気がします。

表面はまさにプチプチにアルミホイルを張ったような感じになっています。

厚さもいわゆるプチプチと同じくらいです。

この素材はインターネットショップなどで購入可能ですが、これでなくても同様に遮熱、断熱効果があるものをクーラーボックスの内径と同じ形に切って置くことで近い効果を得ることができます。

ボックス内部の配置方法を工夫する

熱の伝わり方、冷気の移動を考えて、上の図のような配置をすることで、氷や保冷剤の冷気を無駄なく使用することができます。冷気は下に行くため、予め上の方に氷や保冷剤を配置すれば下までしっかりと冷えてくれます。余裕がある場合は、クーラーボックスの側面にも保冷剤などを置けばより効果が高まります。

その下に食材を配置すれば、下がってくる冷気、下に溜まる冷気の2つのおかげでしっかりと保冷することができます。ただし、野菜や肉の保冷には注意が必要です。直接保冷剤や氷に触れていると野菜は色が変わりクシャクシャになってしまうなど、傷んでしまいます。その場合は、スーパーでもらえる段ボールなどを氷と食材の間に挟めばかなり防ぐことができます。

いかがだったでしょうか?クーラーボックスの特徴を知り、そして保冷能力を最大限に引き出す方法を実践して、手持ちのクーラーボックスをもっと長く使ってあげてみてください。そして、夏のキャンプを快適に過ごしましょう!

私が書きました!
アウトドアプロデューサー/ネイチャーインタープリター
長谷部雅一
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1977年4月5日生まれ。株式会社ビーコン代表取締役。家族がいるのにもかかわらず、ソロキャンプ、ソロ登山、ソロ旅などなど、お一人様遊びをこよなく愛する風来坊なネイチャー系会社の役員。仕事の範囲は広く、プロジェクトの企画・コーディネート・運営の他、研修講師、ネイチャーインタープリター、場作りの仕掛け人も務める。著書『ネイチャーエデュケーション』(ミクニ出版)、『ブッシュクラフト読本 自然を愉しむ基本スキルとノウハウ』(メイツ出版)など多数。その他雑誌連載、テレビやラジオなど、アウトドア、幼児教育を主として多数のメディアにて活躍中。
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