燃料迷いに終止符を!初心者にこそオススメしたいCB缶の魅力 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

燃料迷いに終止符を!初心者にこそオススメしたいCB缶の魅力

2022.04.04

様々な燃料とそれを使うギアが並ぶ。

写真は全て筆者の私物です。

燃料について考えたことはありますか?

キャンプに欠かせないギアとして、バーナーやランタンなどの燃焼器具があげられます。

最近ではスペックだけでなく、見た目もおしゃれなギアがたくさん販売されていますよね。ついついギア本体に注目してしまいますが、その燃焼器具の動力となる”燃料”について考えたことはありますか?

燃焼器具を動かすには燃料が必要です。燃料には様々な種類があり、把握していないと何種類も用意するはめになることも……。

そこで今回は、キャンプに使う燃料の種類と、中でも初心者の方にオススメしたいCB缶の魅力についてご紹介します。

これから燃焼器具を買う方、燃料選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

燃料の種類

燃焼器具に使う燃料は、3つに大別されます。

  • ガスなどの気体燃料(用途:ランタン、バーナーなど)
  • ホワイトガソリン、灯油などの液体燃料(用途:ランタン、バーナーなど)
  • 木炭などの固体燃料(用途:焚き火台、ミニストーブなど)

今回はそのものを燃やして使用する固体燃料は除き、燃焼器具の動力となる気体燃料と液体燃料について解説していきます。

気体燃料、液体燃料、個体燃料が並ぶ。

左から、気体燃料、液体燃料、固体燃料。

燃焼器具に使う燃料

ランタンやバーナーなどに使用される代表的な燃料には、以下の5つがあげられます。

  1. CB缶
  2. OD缶
  3. ホワイトガソリン
  4. アルコール
  5. 灯油(パラフィンオイルを含む)

初心者にも扱いやすいのが、気体燃料であるガス類です。一方、燃費が良いのが、液体燃料(一部を除く)であると言われています。

それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

1.CB缶

いわゆるカセットボンベ(Casset Bombe)のことで、頭文字を取って通称「CB缶」と呼ばれます。家庭でも卓上コンロに使われます。馴染み深い燃料ではないでしょうか。

ギアにセットしてワンタッチで着火するため、使いやすい点がメリットです。

標準的なものは、屋内での仕様が想定されています。しかし、気温が比較的高い春~秋までのキャンプであれば、アウトドアでも問題なく使用できます。

CB缶が並ぶ。

CB缶。様々なメーカーから販売されています。

2.OD缶

OutDoor(アウトドア)缶を略したものです。

名前の通りアウトドアシーンで使うことを目的としているため、火力が安定しており、寒い冬の季節でも使用できる点がメリットです。

基本的にギアメーカーが推奨するOD缶の使用が原則ですが、販売している店舗がアウトドアショップなどに限られるため、CB缶と比べて簡単に入手できません。手に入りにくいことを前提に、購入の準備を済ませておきましょう。

OD缶

OD缶。各アウトドアメーカーから販売されています。

3.ホワイトガソリン

アウトドア用品に使用される、純度の高いガソリンのことです。

安定した火力がメリットですが、着火するときにポンピングという作業が必要です。そのため手間がかかることと、定期的なメンテナンスが必要なことから、初心者には少しハードルが高いかもしれません。

ホワイトガソリンとランタンが並ぶ。

ホワイトガソリンとそれを使用するランタン。ランタンの本体右側の丸いシルバーの部分を使ってポンピングを行ないます。

4.アルコール

理科の実験で使ったアルコールランプに使用されるアルコールと同じものです。

着火が早く、ドラッグストアなどで安価に手に入れられることがメリットです。

しかし、そのほとんどで火力調整や使用直後の燃料補給ができないため、効率性を考えるとメインにもってくる燃料とはいえません。また、昼間の太陽下では炎が見えづらく、消えているつもりで触れてしまう危険性があります。

アルコールと補充用容器、アルコールストーブが並ぶ。

アルコールと補充用容器、それを使用するアルコールストーブです。

5.灯油(パラフィンオイル含む)

灯油は、家庭でファンヒーターなどに使用することもあり、馴染み深い燃料です。

ガソリンスタンドなどで安価で手に入れられることや、着火が早く、火力が強いことがメリットです。しかし、独特の臭いとススが生じてしまうため、使用するギアはメンテナンスが必要になります。

一方、灯油を精製したパラフィンオイルであれば、高単価ですが臭いとススが発生しません。やさしい炎になるため、ランタンへの使用に適しています。

パラフィンオイルと補充用容器、ランタンが並ぶ。

パラフィンオイルと補充用容器、それを使用するランタンです。

使う燃料を統一しよう

異なる燃料を使用する場合、準備する荷物が多くなりがちです。荷物はできるだけ最小限にまとめたいですよね。

また、液体燃料については、別の容器に入れ替えて持ち運ぶこともありますが、見た目ではどの燃料なのか区別が難しく、燃料補給のときに間違えたものを注いでしまう可能性があります。

荷物を最小限にするため、さらに燃料間違いを防ぐためにも、持ち運ぶ燃料は統一しておく方が無難です。

初心者にオススメな燃料

様々な種類の燃料をご紹介しましたが、初心者の方にオススメしたい燃料はズバリ、CB缶です。理由は以下の3つです。

(1)安い

1本あたり100円と比較的安価で手に入ります。同じガス缶であるOD缶は、1本500円以上します。

(2)手に入りやすい

うっかり忘れてもコンビニやスーパー、ホームセンターなどで簡単に購入できます。

(3)保存しやすい

使用期限はありますが、その形態から在庫として保存しやすい燃料です。

なお、上記の理由から、CB缶は非常時用に備蓄しておくにも最適です。

保管されたCB缶。

長い間、備蓄できます。

CB缶でこんなものが使えます

CB缶で使用できるキャンプギアにはこんなものがあります。

ランタン

CB缶を使用するランタン。

CB缶を使用するランタン。セットしてすぐに着火できます。

バーナー

CB缶を使用するバーナー。

CB缶を使用するバーナーです。

コンロ

CB缶を使用するコンロ。

CB缶を使用するコンロ。二口のためそれぞれにCB缶を使用します。

ストーブ

CB缶を使用するストーブ。

CB缶を使用するストーブ。秋冬には欠かせません。

CB缶を使用するストーブ。

裏側にセットするだけです。

クーラーボックス(冷却機能付き)

暑い夏に大活躍します。

発電機

アウトドア用から防災用まで、様々な種類が販売されています。

CB缶にひと工夫を

日常的に使う機会があり、生活感が出てしまいがちなCB缶。「見た目がイマイチで、キャンプっぽくない」と思う方もいらっしゃると思います。そのような問題を解決してくれるのが、CB缶用のカバーです。

最近では様々なメーカーからCB缶用のカバーが販売されています。

CB缶をカバーしたもの。

カバーをすれば見た目も変わります。

自分で縫う方法もありますが、もっと簡単な方法をご紹介します。

用意するものは印刷可能なマグネットシートだけ。これに好きな絵を印刷してCB缶に巻きつけるというものです。

マグネットシートを巻き付けたCB缶。

ぜひ試してみてください。

まとめ

CB缶を使用するランタン。

使いやすいCB缶ギアで、キャンプを楽しみましょう。

いかがでしたか?

燃料にはたくさんの種類がありますが、それぞれの特長を把握しておくと、自分のキャンプスタイルに合った燃料と、それを使うギアを選ぶことができます。

ご紹介したように、初心者には扱いやすいCB缶を使用するギアがオススメです。しかし、ほかの燃料も試してみたいという方は、ギアをレンタルをしてみるのも一つの方法ですよ。

お気に入りのギアを探す際には、ぜひ燃料にも着目してみてくださいね。

ライター写真
私が書きました!
アウトドアママライター
井上京子
キャンプ歴30年。社会人になりアウトドアから少し離れるも、キャンプマニアの夫と結婚して再びアウトドア魂が覚醒。ハイクオリティのギアはもちろん、PB品や100均を使った『気負わないキャンプ』をモットーにアウトドアライフを満喫中。現在はキャンピングカーも所有し、家族で時間を気にせず日本中を旅することが夢。
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