029「星のや竹富島」旅行記【Vol.8】-「目覚めの音」考-[読者投稿記事] | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2019.03.22

    029「星のや竹富島」旅行記【Vol.8】-「目覚めの音」考-[読者投稿記事]

    「目覚めの音」がある。「目覚ましがわりになる音」をこのように名付けることにする。

    普段は、iPhoneの「ベッドタイム」で設定している「水滴」の音で目覚めることが多い。NHK「ガッテン!」で紹介された「“小さな音”でスッキリ目覚める方法」を実践している。おかげで寝起きは快適である。食事を準備する家族の言わば生活音で目覚めるときもある。

    「所変われば品変わる」というが、おもしろい体験をした。東京の友人宅に泊めてもらった時のことである。けたたましい音で目が覚めた。その音は、大量のガラス瓶を燃えないゴミ用のカートンに捨てる音であった。東京の繁華街らしい音だと思った。

    一方、週末移住先の古民家。雪が積もると「無音」になる。雪が音を吸収するせいもあり、真の「静寂」とはこのことを言うのかと納得した。だから音では目覚めない。これが、夏になると目覚めの音が変わる。住民が、朝飯前に草刈りをする草刈り機のエンジン音になる。

    川原のキャンプでは、川のせせらぎの音が子守歌になり、目覚めの音にもなる。海辺のキャンプでは波の音がそれだ。

    さて、「星のや竹富島」の「目覚めの音」は何だったのか。
    何か自宅とは違うと思った。それは、車の音がしなかったことである。日常生活を振り返ってみると車の音がしない場所は、ほとんどない。新鮮な発見であった。

    新たな「目覚めの音」に出会えるかと期待していたが、「目覚めの音」は同行した家族の動く音であった。

    客室の照明は、外も中も最小限におさえられている。

    南側の屋根にはシーサーが鎮座している。幸福を吸い込むといわれ口を大きく開けている。

    南側の戸が大きく開いているのは、幸せを運ぶといわれる「パイカジ(南風)」を導きいれるためである。

    西欧風のバスタブ。シャワー室が隣接している。


    ※こちらの記事は過去の読者投稿によるものです。

    一弛庵さん

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