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    ポータブル電源

    2022.03.19

    ポータブル電源のおすすめは?購入の決め手となるポイントもチェック

    ポータブル電源の購入を検討している人の中には、どれを買えばよいのかわからない人もいるでしょう。ポータブル電源を選ぶ際のポイントや、おすすめの8モデルを厳選して紹介します。キャンプ用のポータブル電源を探している人は必見です。

    ポータブル電源の基本を押さえよう

    (出典) photo-ac.com

    まずはポータブル電源の基礎知識を解説します。ポータブル電源について概要を知り、その重要性を確認しましょう。

    バッテリーに電気を蓄え外部に給電する機器

    ポータブル電源とは、大容量の電力を蓄え、さまざまな家電製品に給電できる機器のことです。似たアイテムとして、モバイルバッテリーを思い浮かべる人は多いでしょう。ポータブル電源にはモバイルバッテリーの数倍の容量があり、USBに加えACプラグやシガーソケット、DCプラグなども接続できます。

    ポータブル電源があれば、アウトドアでも電気毛布やミニ扇風機を使えるだけでなく、容量の大きい電源なら小型の冷蔵庫にも給電が可能です。電源の確保が難しいキャンプサイトにおいて、キャンプを快適にしてくれるアイテムといえます。

    キャンプはもちろん災害時にも活躍

    ポータブル電源が活躍するのは、主にキャンプの場面です。扇風機や暖房器具を使いたい夏場や冬場には、特に活躍します。ポータブル電源があれば、暑い季節や寒い季節でも快適にキャンプを楽しめるでしょう。

    ポータブル電源は、キャンプだけでなく災害時にも活躍します。災害時には、電気・ガス・水道などのインフラが麻痺する可能性があるでしょう。

    ポータブル電源があれば、電気が復旧するまで電力を賄うことが可能です。ラジオをつないで情報収集をしたり、避難所で暖房器具や冷房器具を使ったりするのにも役立ちます。

    ポータブル電源を選ぶポイント

    (出典) photo-ac.com

    ポータブル電源を購入する際は、どこをチェックすべきなのでしょうか。ポータブル電源を選ぶ際に比較・確認すべきポイントを三つ解説します。

    バッテリーの容量や出力のスペックで選ぶ

    ポータブル電源のバッテリー容量は、1時間あたりの電力消費量を表す『Wh(ワットアワー)』で表されます。Whが大きいほど容量が大きいことを意味しますが、同時に重量も重くなり、価格も高くなる傾向です。

    ピクニックなど日帰りで使う場合は200〜300Wh程度あれば十分でしょう。一方、キャンプや連泊をする場合は500Wh以上の容量が欲しいところです。災害時の利用も想定しているなら、1000Wh以上あると安心でしょう。

    容量だけでなく、出力もチェックするとミスを減らせます。バッテリーの出力には、安定的に電力を供給する能力を表す『定格出力』と、瞬間的に出力できる最大数値を示す『最大出力』があります。家電製品の中には起動に大きな電力を要するものもあるので、出力に余裕を持たせておくとよいでしょう。

    使用する家電製品に合わせる

    使いたい家電にポータブル電源のスペックが合っているかも重要なポイントです。日本では関東と関西で、電力の周波数が50Hzと60Hzで異なります。そのため使用する家電がどの周波数に対応しているか確認し、同じ周波数の電源を選びましょう。

    ポータブル電源の電気の波形には『正弦波』と『矩形波』があります。矩形波では正常に動作しない可能性のある家電も存在するので、精密機器を使う予定があるなら正弦波のモデルがおすすめです。

    出力ポートの種類が豊富かどうかも確認しましょう。一般的な家電を使うならACプラグは必須です。とはいえ、ほとんどのポータブル電源はACプラグ、USB、DCプラグを備えています。ただし稀にDCプラグがない製品もあるので、使いたい家電に対応したプラグがあるかもチェックしておきましょう。

    便利な機能性にも注目

    ポータブル電源は機能性に優れたものが多く販売されています。例えばソーラーパネルを搭載したモデルであれば、災害時に停電が起きても安心でしょう。車から充電できる機能があれば、うっかり充電がなくなってしまった場合も対応できます。

    ほかにも、LEDライトが付いているものは、懐中電灯やフロアライト代わりに使えるので便利です。モデルによっては携帯アプリから操作できるものや、パススルー充電が可能なものもあります。

    パススルー充電とは、ポータブル電源の充電を行なうと同時に家電への給電を行なう機能です。ただしパススルー充電はバッテリーの寿命を縮めるリスクがあるとされているので、いざというときに使うのがよいでしょう。

    大容量のおすすめポータブル電源

    (出典) photo-ac.com

    大容量が売りのポータブル電源を3つ紹介します。1回の充電でできるだけ長く使いたい人や、連泊のキャンプ、災害時に備えたい人におすすめです。

    Jackery「ポータブル電源 708」

    容量708Whのポータブル電源です。目安として、スマートフォンは約40回充電でき、消費電力55Wの電気毛布なら約10時間使えます。寒い冬でも一晩中暖かく過ごせるでしょう。定格出力は500W、最大出力は1000Wなので、パワフルな家電を使う場合も安心です。

    本体を充電するDC入力ポートは180Wまで対応しており、大容量ながら約5時間で充電が完了します。連泊のキャンプでも活躍してくれるでしょう。

    Jackery

    ポータブル電源 708

    サイズ:29.97 x 19.15 x 19.05 cm重量:6.8 Kg容量:191400mAh/708Wh定格出力:500W(瞬間最大出力1000W)使用可能日数:2〜3日充電方式:AC、シガ-ソケット、ソーラーパネル

     

    JVCケンウッド「ポータブル電源 BN-RB62-C」

    容量626Whで、スタイリッシュなデザインが魅力のポータブル電源です。AC、USB、シガーソケットの3種類の出力ポートを持ち、定格出力は500W、最大出力は1000Wあります。スマートフォンなら約35回充電でき、扇風機(30W)なら約17時間、小型冷蔵庫(39W)なら約13時間使えます。

    持ち手は折りたためるので、車に積むときもかさばりにくいでしょう。AC電源は正弦波を用いているので、ほとんどの家電に給電が可能です。

    JVCケンウッド

    ポータブル電源 BN-RB62-C

    ‏サイズ:30 x 19.2 x 19.3 cm重量:6.4 kgAC出力 : AC100V/5A 60Hz×2 合500W(瞬間最大 1000W)USB出力 : USB-A ×3 : 5V DC 2.4A

     

    BLUETTI「ポータブル電源 AC200P」

    2000Whと圧倒的な容量を誇るポータブル電源です。災害時に数日間停電が起こっても、耐えられるほどの容量があります。最大出力は4800W、定格出力は2000Wなので、使えない家電はほぼないといってよいでしょう。

    ACポート6個、USB type Aポート4個を含む17のポートが用意されているので、多数のデバイスに同時に給電が可能です。ワイヤレス充電ポートが2個あるのも見逃せません。

    ソーラーパネルからも最大700Wでの充電が可能で、その場合は約3.5時間で充電が完了します。

    BLUETTI

    ポータブル電源 AC200P

    サイズ:42 x 28 x 38 cm重量:27 .5kg瞬間最大出力:4800W電池容量:2000Wh,33.1Ah

     

    コンパクトサイズのおすすめポータブル電源

    (出典) photo-ac.com

    持ち運びがしやすいコンパクトなポータブル電源を3つ紹介します。キャンプの荷物を重くしたくない人は、下記から探してみましょう。

    Smart Tap「PowerArQ mini 2 ポータブル電源」

    重量わずか約4.7kg、サイズは25cm×17.5cm×17.7cmのコンパクトなポータブル電源です。容量は307Whで、電気毛布(50W)は約6時間、小型冷蔵庫(60W)は約5時間使用可能です。

    デイリーユースや1泊程度のキャンプなら十分使えるでしょう。表面が平らになっているので、同じ製品を積み重ねて使うことも可能です。

    家庭用のコンセントなら約4時間で充電が完了します。コンパクトなモデルながら、ワイヤレス充電にも対応しているのは嬉しいポイントです。

    Smart Tap

    PowerArQ mini 2 ポータブル電源

    サイズ:17.7cm x 25.0cm x 17.5cm重量:4.7kg定格容量(電力量):300W(24,000mAh/12.8VDC)放電容量:24,000mAh公称電圧:12.8VDC充電方式:CCCV方式充電入力電圧:RANGE,12V~28VDC充電入力電流:MAX5Aフル充電時間:約4時間専用ACアダプターセット:80W

     

    PHILIPS「パワーステーション DLP8088NC」

    持ち運びが容易なタイプながら、容量約460Whと比較的パワーにも優れています。USB type Cポート2個、USB type Aポート4個、ACポート2個を含む計11ポートを搭載しており、いくつもの家電に同時に給電が可能です。

    Qiワイヤレス充電にも対応しています。Qiワイヤレス給電に対応している携帯電話を使っているなら、本機のパッドに置くだけで簡単に充電ができます。

    PHILIPS

    パワーステーション DLP8088NC

    サイズ:26.7 x 15 x 16.5 cm重量:5kg電池タイプ:充電式リチウムイオン電池容量:128000mAh/3.6v(460.8Wh)

     

    EcoFlow「RIVER Pro」

    重量7.2kgで、持ち運びに便利な取っ手が付いています。容量は720Whと大容量で、エクストラバッテリーを使うと2倍の1440Whというパワフルな電源になります。小型ながら、大人数でのキャンプや連泊も支える便利なアイテムです。

    独自の『X-Streamテクノロジー』により、1時間以内に約80%まで充電でき、フル充電は約1.6時間で可能です。携帯性とパワーを両立したポータブル電源といえます。

    EcoFlow

    RIVER Pro

    サイズ:28.8 x 18.5 x 25.3 cm重量:9.04 Kg容量:720Wh定格出力:600w(X-Boostで1200W)AC充電時間:約1.6時間電池種類:リチウムイオン

     

    機能性に優れたおすすめポータブル電源

    (出典) photo-ac.com

    寿命の長さや携帯性、自然放電の少なさなど、機能性に優れたポータブル電源を2つ紹介します。長く使いたい人や便利さを求める人は、機能面にも注目してみることをおすすめします。

    Anker「521 Portable Power Station」

    前面と背面に強化パネルを使用し、バッテリーパックや角の部分の構造を強化することで、高さ50cmからの落下にも耐える耐衝撃性を実現しています。うっかり落としてしまった場合でも、壊れにくいので安心です。

    バッテリーの寿命が長いのも特徴のひとつです。1週間に3回のペースで8年使った場合でも、容量の低下は10%未満とされています。容量は256Whと少々控えめなので、日帰りのアウトドアや普段使いに適しています。

    Anker

    521 Portable Power Station

    サイズ:‎21.6 x 14.4 x 21.1 cm重量:3.7kgバッテリー容量:80,000mAh / 256Wh

     

    LACITA「ポータブル電源 ENERBOX-SP」

    重量約5kgと携帯性に優れており、防沫加工がされているため、水しぶき程度ならアウトドアでも安心して使える1台です。容量は444Whなので、キャンプで使うには十分でしょう。最大出力は600Wと、パワーの大きい家電も使えます。

    ポータブル電源は長期間使用しないと、自然放電によってバッテリーの容量が徐々に低下します。しかしこの製品は3か月で約5%しか自然放電をしないので、いざというときでもすぐに使えるのが嬉しいポイントです。

    LACITA

    ポータブル電源 ENERBOX-SP

    サイズ:41 x 22.2 x 18.6 cm重量:6.48 kgバッテリー容量:444Wh( 120000mAh )バッテリー種類:三元系リチウムポリマー電池入力:DC14.5V~24V / 6.2AAC出力:100V-60Hz / 400WUSB出力: 5V / 2.1A(×3ポート)シガーソケット出力:9~12.6V / 10A本体充電所要時間:約7時間(ACアダプター使用時)

     

    まとめ

    ポータブル電源は、電源の確保が難しいキャンプで活躍するアイテムです。夏や冬には冷房や暖房機器を使えるだけでなく、ホットプレートなどを使えば料理の幅も広がります。

    ポータブル電源は容量が大きくなるにつれてサイズや重量も大きくなるので、用途や目的によってバランスを取ることが重要です。容量だけでなく、ソーラーパネルでの充電が可能なことやLEDライトを搭載していることなど、機能面にも注目することでより満足のいく選択ができるでしょう。

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