セリアの燻製チップでスモークしてみた!初心者にもおすすめの「燻製にいい食材」もご紹介
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    2022.01.11

    セリアの燻製チップでスモークしてみた!初心者にもおすすめの「燻製にいい食材」もご紹介

    燻製されで網に乗ったちくわ、ウィンナー、チーズ、エリンギ、ポップコーン

    キャンプで作って食べると、とても美味しくて楽しい燻製。

    「燻製を作るのは難しそう」と思っている初心者の方は、多いのではないでしょうか。

    確かに、数日〜数週間かけて作る本格的な燻製は大変。しかし、下ごしらえが楽な食材を使えば、とっても簡単に燻製は作れてしまうのです!

    特に、100円ショップで販売されている燻製チップを使えば、初めての人でも手軽に挑戦できるのでおすすめ。

    今回は、100円ショップのSeria(セリア)で買った燻製チップの使い方や使い心地、そして燻製におすすめの食材も紹介します。

    燻製に挑戦してみたい初心者の方も、「キャンプの食事がマンネリ化している」という方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    そもそも燻製とは?

    燻製されて色づいた、チーズ、エリンギ、ウィンナー、ちくわ、ポップコーン

    この色付きが燻製の特徴ですね。

    そもそも燻製とは、木材などを燃やした時に出る煙を、ベーコンやチーズなどの食材にかけて風味をつける調理方法です。

    もともとは、燻煙により殺菌成分を食材に浸透させるとともに、水分を飛ばすことで食材を長期保存するための加工技術でした。

    現在では腐食を防ぐ目的よりも、燻煙の香りを楽しむ目的で行なわれることがほとんどです。

    食材を燻すために必要なのが、木材を細かく砕いた燻製チップ(スモークチップ)や、細かく砕いた木材を棒状に再形成した燻製ウッド(スモークウッド)です。

    サクラ、クルミ、リンゴ、ブナは特に人気の木材で、種類によって香りが異なります。

    いくつかの燻製チップをブレンドして、オリジナルの香りを作るのも燻製の楽しみ方のひとつです。

    セリアの燻製チップの特徴

    セリアの燻製パック3種(ミックス・サクラ・クルミ)

    シンプルなデザインのパッケージでおしゃれです。

    今回紹介するのは、セリアで購入した燻製チップです。筆者が行った店舗は、ミックス、サクラ、クルミというラインナップでした。

    まずは、セリアの燻製チップのメリットとデメリットを紹介します。

    キャンプに持って行きやすい使い切りパック

    燻製には、いくつかやり方があります。キャンプでおすすめなのは80〜140度Cの高温で木材を燃やし、数十分間燻製する「熱燻法」というやり方。

    熱燻法は、表面に風味をつけるのがメインなので、長期保存には向きませんが、初心者でも挑戦しやすい燻製方法です。

    セリアの燻製チップは、50g入っています。

    好みや燻製器の大きさにもよりますが、数十分間で終わる熱燻法なら、1回の使用量の目安は20〜30g程度。つまり、セリアの燻製チップはキャンプにちょうどいい分量が入っているのです。

    50g程度ですとかさばらない大きさなので、持ち運びにも便利ですよ。

    初心者でも使いやすい

    燻製チップにはいろいろな種類があります。そのため、何度か燻製作りに挑戦し、自分好みの香りを見つけたいものです。

    ホームセンターやアウトドアショップで売っている燻製チップは、500g〜と量が多いものがほとんど。頻繁に燻製をしない人はこの量を使い切るのが大変なので、「試しに燻製をしてみたい」「自分好みの香りを探したい」という場合、低容量のセリアの燻製チップは使い勝手がいいです。

    また、パッケージに使用方法や注意事項が書かれているので、初心者でも使いやすいのが嬉しいポイントです。

    ちょっと割高

    逆にデメリットを挙げるとすれば、「コスパがイマイチ」ということでしょうか。

    例えば、アウトドアブランドのSOTO(ソト)の燻製チップは、500gが500円ほどで販売されているので、価格は倍程度の計算になります。

    頻繁に燻製をする人は、大容量のお得用を購入した方がいいかもしれません。

    セリアの燻製チップで燻製作りに挑戦!

    燻製チップを袋から出したところ

    燻製チップ自体はほとんど香りがありません。

    実際にセリアの燻製チップを使って、燻製作りをしてみました。

    今回は、CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)のバーベキューコンロで、炭を熱源にして燻製しています。

    炭に直接燻製チップを振りかけて燻煙を出したり、ガスコンロとフライパンを使ったりと、専用の燻製器を使わずに作る方法はたくさんありますので、今回紹介する方法は一例として参考にしてください。

    まず、炭をおこします。

    その後、火の勢いが落ち着き、炭の一部が赤くなったらスモークチップの出番です。

    炭の上にスキレットに入れた燻製チップを乗せる

    スキレットにアルミホイルをしくと後片付けが楽です。

    スキレットに燻製チップを入れて、炭の上に置きます。しっかり香り付けしたかったので、今回は燻製チップを40gほど使いました。

    燻製チップの上部に食材を乗せる網を置く

    小さい食材や溶けやすい食材を置く場合は、アルミカップやアルミホイルをおきましょう。

    これで、燻製の準備は完成です。

    燻製前の食材(エリンギ・チーズ・ちくわ・ポップコーン・ウィンナー)

    チーズはベタつきやすいので、アルミホイルに乗せて網に置きました。

    網の上に食材を置いたら、ドーム状の蓋をかぶせて、お好みの時間燻していきます。

    10分ほど燻製した状態で、まだ色づきが薄い

    10分ほど燻製したところです。

    軽めに燻製したいものは、10分くらいで取り出しましょう。

    これで、燻製は完了です。とても簡単にできることが、お分かりいただけたのではないでしょうか?

    セリアの燻製チップも、実際に使ってみた結果、色付きや香りが悪いということはなく、しっかり燻製されていました。

    キャンプの燻製におすすめの5つの食材

    お皿に盛った5種類の燻製

    今回燻製したのは、チーズ、ウィンナー、ちくわ、ポップコーン、エリンギです。

    食材を漬け汁につけたり、塩漬けしたりして作る本格的な燻製は格別です。でも、キャンプで食べるのであれば下ごしらえが簡単で、短時間でできる食材がいいですよね。

    仕上がりも絶品な、初心者にもおすすめの燻製食材を5つ紹介します。

    チーズ

    チーズの燻製

    チーズは色付きが分かりやすいですね。

    チーズの燻製は定番中の定番!

    熱を加えても溶けにくい、プレーンのプロセスチーズが燻製に向いています。溶けやすいモッツァレラチーズや、もともと香りが強いブルーチーズは避けた方が無難です。

    ウインナー

    ウインナーの燻製

    見た目はあまり変わりませんが、触ると皮がパリッとかたくなっています。

    簡単に、ガッツリ系の燻製を作りたい人におすすめです。冷蔵庫でラップをせずに、1時間程度乾燥させたものを燻製しましょう。

    皮に包まれているおかげで、中のお肉はジューシーなまま!ビールのおつまみに最適です。

    ちくわ

    ちくわの燻製

    ちくわも見た目の変化が少ないですが、やや皮がシナっとしています。

    ちくわは、30分ほど乾燥させて燻製しましょう。

    淡白なちくわが燻製の香りをまとって、食べ応えのあるおつまみになりますよ。水分が抜けるので、歯ごたえがよく、魚の旨味が凝縮された感じがします。

    七味マヨネーズをつけて食べるのがおすすめ!

    エリンギ

    エリンギの燻製

    一番色付きました。

    燻製といえば、肉や魚のイメージが強いですが、野菜やきのこの燻製も美味しいです。

    エリンギは淡白な味わいなので、どんな燻製チップでも相性が抜群。

    ちょっと厚めに切ると、エリンギ独特のコリコリとした食感を楽しめます。仕上げに塩を振って食べるのがおすすめです。

    きのこ類は意外と水分が多いので、中火〜強火で燻製するといいでしょう。

    ポップコーン

    ポップコーンの燻製

    10分ほど、軽めに燻製しました。

    ポテトチップスを燻製にすると美味しいのはよく知られていますが、ポップコーンもおすすめです。スモーキーな香りがプラスされ、大人が喜ぶお菓子に!

    焦げやすいので短時間、弱火で燻製するのがポイントです。

    セリアの燻製チップで手軽に燻製を楽しむ

    難しいイメージがある燻製ですが、下処理不要の食材を使えば意外と簡単に作れます。

    セリアの燻製チップは使い切りサイズなので、試しに作ってみたい、自分好みの香りを探したい、という人にもおすすめです。

    お酒のおつまみにも最適な燻製を、キャンプで作ってみてはいかがでしょうか?

    私が書きました!
    ママライター
    藤永瞳
    「子どもと不便を楽しむ」がモットーのママキャンパー。製菓衛生師の資格を活かし、”簡単・美味しい・見栄えよし”の3拍子揃ったキャンプ飯を考案する日々。ここ数年は子どもと気軽にできるデイキャンプに夢中。

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