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    2021.11.28

    最新キャンプギアから”おやじキャンプ監督”まで。日本最大の外遊びの祭典『FIELD STYLE JAMBOREE 2021』はやっぱりすごかった

    2017年にスタートした『FIELD STYLE』。回を重ねるごとに入場者数を伸ばし、今や全国から集客する人気イベントに成長した。

    晴天に恵まれた2日間。アウトドア好きの祭典が盛り上がった!

    愛知県常滑市にある『AICHI SKY EXPO』に会場を移してから3度目の開催となった『FIELD STYLE JAMBOREE 2021』。これは、屋内外を合わせて4万平米以上という広大なスペースを使った遊びの祭典だ。2021年11月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり開催された。

    室内会場では、アウトドア、ファッション、カーアクセサリー、アンティーク、フードなど、様々な業種のブースが軒を並べていた。屋外会場は、2日間とも穏やかな晴天に恵まれ、『NINJA GAMES』のアスリートたちも大勢の観衆の前で、素晴らしいパフォーマンスを見せていた。同時開催された『SOUL FOOD JAM』では、43ものフードトラックが集結し、様々なスタイルのグルメを楽しむことができた。

    では早速、「人」「物」「クルマ」「フィールド」など、会場を歩いて気になったあれこれを紹介しよう。

    1.ファルボットのフォールディングカヤックが復活!

    洗練されたデザインに生まれ変わり、2022年春の発売を目指すファルボットのフォールディングカヤック。https://folbot.jp/

    2016年にアメリカでの販売を終了した『FALBOT(ファルボット)』が、2022年春を目指し、日本で復活することに。とにかくデザインがかっこいい。しかも、生産は京都のフジタカヌー。ファルトボートのスペシャリストが手掛けるだけに操縦性にも期待。

    2.倉敷帆布のやわらかエプロン

    デニムの生産地として知られる岡山県倉敷市で生産される『V.D.L.C/エプロンバッグB(VD-2)』は、14,080円。綿100%。風合いも手触りもいい感じ。

    前後に大きなポケットがあるキャンプでも役立ちそうなエプロン。倉敷帆布の特徴は、100年以上前から使われているシャトル機という機械を使い、あえて繊維を緩く織ることで、柔らかな肌ざわりと軽さを実現しているそうだ。

    3.組み立て簡単。分解して持ち運びもできる”プラモ家具”

    プラモデル感覚で組み立てができる『プラモ家具3×6/GOスツール』。左の木の板2枚で右のスツールが組み立てられる。分解できるので、キャンプ場への持ち運びにも。3,850円。

    2022年に創業100周年を迎える大阪の『スポーツタカハシ』のブースで展示・販売されていたプラモ家具。国産のヒノキ材2枚から、プラモデルを組み立てる感覚で、パーツを切り離して組み立てる自作スツール。

    4.廃棄されたスケボーをナイフに再生

    壊れたスケートボードのデッキを再生して柄として蘇らせた『堺キーンナイブス』のナイフ。ペティナイフは、14,800円から。発想もデザインも素晴らしい!

    同じくスポーツタカハシのブースに展示されていたナイフ。これは、刀鍛冶の街として知られる大阪・堺の職人が作る切れ味抜群のナイフに、壊れたスケートボードのデッキから再生した柄を組み合わせたもの。『sk8』(スケート)シリーズというネーミングもいい。店頭でも大人気で入手困難な状況が続いているそうだ。

    5.野良道具製作所の”酒乱(シュラン!?)カップ”

    ネーミングが最高!『野良道具製作所/酒乱カップ』は、ブラックが3,800円、シルバーが2,800円。ステンレス製。

    フィールドスタイルではお馴染みの野良道具製作所は、『酒乱カップ』なるシェラカップを投入。500ml缶のビールを余さず注げるよう、容量600mlでデザインしたそうだ。『酒乱』の文字がすでに酔っぱらっているような?

    6.ハンドメイドの鉄製パン焼き器

    大阪の金属造形工房MAFの『食パン焼き器』は3,850円。

    昨年に続きブースを賑わせていた『金属造形工房MAF』。大阪芸術大学出身の柏原秀年さんがハンドメイドするアーティスティックなフライパンやパン焼き器は、独特の風合いを醸し出す。食パンを焼くと、かわいいドット型の焼き目が付くそうだ。コロッケなどを温めるにも便利。スチール製だから焚火で使うにもいい。

    7.メスティン専用”カップ米”

    メスティンで簡単に炊飯するために開発された『カップデゴハン』。カップ内の米をメスティンに注いだら、カップ1杯の水を入れ、蓋を閉めて15~20分したらご飯が炊きあがる。https://www.cup-de-gohan.com/

    メスティンにピッタリの量の無洗米をカップにパッケージした『カップデゴハン』。米は、広島県府中市産のコシヒカリ(無洗米)。カップは、炊飯する際に水の計量カップの役目を果たす。12個セットでオンラインストアで販売。

    8.2022年春、いなべ市にノルディスクがコーディネートしたフィールドがオープン

    ブースでは、来春、三重県いなべ市にオープン予定の『Nordisc Hygge Circles』のプロモーションが行なわれていた。https://nhcu.nordisk.co.jp/

    雄大な宇賀渓の自然のなかに来春オープン予定の『Nordisc Hygge Circles』。ノルディスクの本拠地=デンマークに伝わる自然のなかでの過ごし方を体感できるアウトドアフィールド。北欧風のキャビンやノルディスクのテントに泊まれる施設、キャンプ場などで構成される。

    屋外イベントも盛りだくさん

    晴天に恵まれた2日間。屋外ブースも例年以上に盛り上がりを見せていた。

    今回から、屋外にステージを移した『NINJA GAMES』。トライアル、パルクール、スラックライン、フリースタイルスクーターのトップアスリートが華麗なワザを披露した。

    スラックラインのデモンストレーションも大盛り上がり!

    屋外エリアでは、NINJA GAMESのデモンストレーションほか、恒例のSOUL FOOD JAM、防災体験などのブースが並んだ。SOUL FOOD JAMは、43ものフードトラックが登場。スタイリッシュなフードトラックと、青く広い空、そして、海の美しさが、まるでカリフォルニアのような雰囲気を作り出していた。

    フードトラックもアメリカン

    2020年にSOUL FOOD JAMに初登場しド肝を抜いた『EWALU』の大型フードトラックは、サンフランシスコから輸入したもの。ビルドインされた石窯でピザを焼く。三重県を中心に東海エリアで活動している。

    EWALUのマルゲリータ。チーズ、ソース、生地のすべてが最高!2020年にはあまりの混雑で断念。2年越しの実食は大満足のクオリティでした。

    大人気YouTubeドラマ”おやじキャンプ飯”の馬杉監督の姿も

    2020年にシーズン1が公開され、あっという間に100万再生を記録したYouTubeドラマ『おやじキャンプ飯』。このドラマの監督を務める馬杉雅喜さんも屋外ブースでプロモーションをしていた。

    flames、マクアケとの合同ブースでスタンバイしていた馬杉雅喜監督。

    2021年9~10月にかけて、和歌山県内のキャンプ場を貸し切り、シーズン2の撮影も終了。現在は、12月中の公開を目指して編集作業に追われているとのこと。

    「シーズン1の設定が2021年の夏で、シーズン2はそのあとの2021年の秋の話になります。主人公の坂本明夫(近藤芳正)が、京都のキャンプ場から、和歌山のキャンプ場に移ってからの物語です。今回のシリーズでは、坂本明夫の過去が明らかになります。そして、魅力的なキャストも出演します。ぜひご期待ください!」と馬杉監督。

    シーズン2の公開に合わせて、こちらのWEBでも情報を公開予定。あわせてご期待を!
    https://www.youtube.com/channel/UCp1fVYjQEn9g1RB0VPWAjQQ

    フィールドスタイルといえばクルマも見逃せない

    フィールドスタイルのスタッフが次なるムーブメントを仕掛けている。クルマやオートバイがある豊かなライフスタイルを提案するイベント『VEHICLE STYLE』は、2022年4月に開催予定。https://vehicle-style.jp/

    ここはアメリカ?と勘違いするほどビッグなヴァンが展示されていた。こちらは、2022年4月に開催予定の『VEHICLE STYLE』のプロモーションブース。こちらのイベントも楽しみだ。

    そのほか、会場内には古いアメ車や、スタイリッシュなカスタムカーが多数展示され、フィールドスタイルらしさを演出していた。

    次回は、2022年5月21日(土)~22日(日)に『FIELD STYLE SEASIDE MARKET』が開催される予定。こちらは屋外エリアのみの開催で、その名の通りショッピングを楽しめるイベントになる模様。気になる方は、今から予定を開けておこう。

    FIELD STYLE
    https://field-style.jp/

    私が書きました!
    フリーランスライター
    山本修二
    1963年東京生まれ、名古屋在住。自転車が得意なフリーランスライターとして、本誌を中心に25年以上東京で活動。2015年に名古屋へ移住し、スポーツバイクの輸入代理店でマーケティング広報を担当。2019年12月からライター活動を本格再開し、アウトドア遊びのパラダイス=名古屋からディープな情報をお届けします。著書『スポーツ自転車でまた走ろう』(技術評論社) http://yamabon.jp

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