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「BE-PAL FOREST CAMP 2025」@PICA八ヶ岳明野 2025 10/4 sat-5 sun

八ヶ岳に会場が移ってから11年目を迎えた「ビーパルフォレストキャンプ」。時折雨が降るなか、集合写真は珍しく霧に包まれ、はいチーズ。そんな少ししっとりした空気を吹き払うように声をあげたのが編集長の沢木。

「昨日からテントを張るなど準備をしていましたが、汗だくにならずにすんでよかったです。暑くてバテるより、少し肌寒いぐらいのほうがキャンプには最適ですから!」


大きくうなずく参加者。同時に拍手が湧き上がった。オープニング終了後、さっそくワークショップがスタート。待ってましたとばかりに、出張駄菓子屋に駆け込む子供がいれば、「お腹すいた〜」とピザ店に並ぶ人、〝ビパ!リンピック〟の時間を確認する人など、多種多様。ワイワイとフィールドを行き交う人混みをかき分け、「スタンプラリー4 個目ゲット!」と飛び跳ねる子供まで。


天気こそ恵まれなかったが、〝生き物痕跡たんてい団〟は捕虫網を携えて隠れた虫を探したり、レインウェアを着込んで焚き火体験に挑戦したりと、これぞまさにアウトドアの祭典だ! ナイトステージでは、焚き火とランタンの明かりのもと、ライブでみんなと一体感を味わった。


あっという間の2日間。この居心地の良さを、来年もまたみんなで楽しみましょう。

WORKSHOP
本誌でおなじみの達人と遊ぼう!
八ヶ岳山麓の豊かな自然を舞台に、自然観察をしたり、クラフトに挑戦したり。本誌に登場する達人たちと一緒に楽しみました!
身近な自然で季節の変化を感じよう
奥山英治の「生き物痕跡たんてい団!」

雨模様のなか生き物探し。「こんな日は、虫は怪しいところに隠れてます」。奥山隊長のひと言に、木の葉の裏や足元の草むらをガサガサ探す子供たち。「あ、バッタが飛んだ!」「雨上がりのクモの巣ってキラキラしてる」。生き物の行動を考えて探せば、どんな日も出会えるのだ。




歩く生き物図鑑、奥山隊長のブースには、カエルなどのミニ展示も。探検中に捕まえたオオカマキリがカマドウマを捕食するシーンが観察できた。

秋の葉っぱでマイアート作りに挑戦
本田 亮の「葉っぱアート教室」

サラリーマン転覆隊・本田隊長の葉っぱアート。隊長自ら、前日に富士山麓で集めてきた葉っぱを使い生き物を描く。「ルールは葉を切らないこと。自然の造形をそのまま楽しみたいからね」。「この葉っぱちょうだい」「えーママも使いたい」。親子が一緒に夢中になれる、類稀な創作活動だ。

画用紙に生き物の下絵を描いたら、葉っぱをのりで貼るだけ! ラミネートシールで覆うので飾れるのも◎。

BLUETTI presents ポータブル電源でネームタグに焼き印!
真島辰也の「レザーワークショップ」

連載「井ノ原快彦のつくりびと」のご意見番、真島さんは、レザータグを作るワークショップを開催。「BE-PAL」と「BLUETTI」の焼き印に加え、仕上げに自分の名前や日付などを電気ペンで書けるとあって大人気。革職人気分で世界にひとつだけのタグ作りに挑戦。

ご贔屓に!



電気ペンをポータブル電源につなぎ、革にカービング。「子供も簡単に創作できて面白かった」と大好評!
フェザースティックで火おこし体験
荒井裕介の「ナイフ&焚き火ワークショップ」

ナイフを使ったフェザースティック作りにはじまり、メタルマッチを使った火おこしから火の育て方まで伝授。「ナイフは一定の角度で動かすのがコツ」と荒井さん。小枝を焚き火台にセットし、いざ着火! 「キャンプで焚き火の明かりだけにすると、家族の距離が縮まりますよ」

囲んで話そう!

災害の備えに役立つように、荒井さん愛用のサバイバルキットも展示。ナイフは使い方が正しければ子供でも安心して挑戦できる。森の小枝を集めてフェザースティックに着火。



COOKING
作って食べるソトごはんに満腹満足!
人気のクッキングコンテンツ。美味しそうなにおいに誘われて大賑わい。キャンプ料理のコツも学べ、みんな満腹満足!
スウェーデン伝統おやつとコーヒー
長野修平の「焚き火 FIKA」



「北欧では、3時になると30分おやつタイムがあるんです。それが"フィーカ"」。長野さんが北欧を旅して味わった焚き火おやつを、思い出話とともに参加者にふるまった。パンケーキに甘い木の実と豚バラが絶妙なバランス!

長野さんの代名詞である、焚き火ベーコン。粉を沈殿させたスウェーデン式コーヒーと。

心身ともにほっこり温まる台湾めし ルーロー粥

翌朝はルーロー飯をあっさりお粥仕立てに。染みる〜!

はごろもフーズ presents いますぐ真似したいお手軽レシピ
華表由夏の「はごろもフーズの人気食材を使ってつくる、美味しいキャンプごはん!」


簡単調理!

目から鱗が落ちる、シーチキンの食べ比べや、シーチキンとサラスパを使ったメスティン料理に挑戦。新商品の"ぶし若丸ふりかけ"を使った調理デモンストレーションもあり、キャンプ飯の引き出しが増えたと、参加者もご満悦。

サラスパはラージメスティンのベストサイズだから山食にもおすすめ。サキイカ(!?)が出汁代わり。



超おいしい!

真似したい!
EXERCISE
子供も大人も全身使ってリフレッシュ!
フォレストキャンプでテントに引きこもっているのはもったいない。大人も子供も新鮮な空気を味わいつつ体を動かしてリフレッシュ!
編集部考案4種競技「ビパ!リンピック」
編集部考案、体力必須のミニゲーム。毎回密かにバージョンアップしているのをご存じ? 賞品アリで大人もマジモード
シェラカップけん玉

3つの玉を5回で何個シェラカップに入れられるか!!
BE-PALオリジナル輪投げ

裏技を考えて高得点の猛者も。頭も体もフル稼働!
コンテナキャッチャー

転がってくるボールを色別にコンテナで受け止める。
けんけんぱん競走

けんけんぱで開始するパン食い競走で、タイムを競う。

ビパ!リンで新記録樹立!!
BE-PALスタンプラリー

スタンプシートに5つのスタンプを集めお宝ゲット!

BE-PALのかき氷屋さんに舌鼓を打つ

ビーパルからキッズ限定でかき氷をプレゼント! 肌寒い中でも子供は元気いっぱい。「おかわりした〜い♪」とおねだりも。

紙ヒコーキ大会


誰がいちばん遠くまで飛ばせるかを競う、紙ヒコーキ大会は大人気につき健在。昔を懐かしみつつ、"飛ぶ"ヒコーキ作りに熱中する大人が続出。大人と子供に分かれ、いざ勝負! 思いを込めて飛ばしました。

朝の目覚めにはやっぱりコレ!
シェルパ斉藤の「朝のラジオ体操」


2日目の朝、リアルタイムでシェルパ斉藤さんが日課とするラジオ体操で体を動かす。「ラジオさえあれば、どこを旅していても実行できるのがいい!」と、元気の源なのだ。
NIGHT STAGE
焚き火を満喫しながらの、トークもライブも大盛況
夕方には雨もやみ、メイン会場は焚き火やランタンの明かりでいい雰囲気に。連載陣のトークやライブで盛り上がりました!
BE-PAL編集部 presents
BE-PAL編集部の「今宵だけのマル秘トーク」

誌面に登場することが多い、ビーパル女性編集部員のマル秘トークは、二択クイズで賞品をプレゼント。本田亮隊長のモンゴル旅トークや、シェルパ斉藤さんの20年ぶりのヒッチハイク話などで会場は盛り上がった。
本田亮の「モンゴル今昔漫遊記」トーク

シェルパ斉藤の「日本縦断と還暦ヒッチハイク」トーク


優しい歌声に癒やされる
加賀谷はつみ「森のThanks Live」

歌って登れるシンガーソングハイカー、加賀谷はつみさん。アコースティックギター片手に、カントリーロードからライブがスタート。透き通った歌声に皆で手拍子したりと、会場が一体となった。

6年ぶりに登場です!
MARKET
イベントに花を添える、1日だけのお楽しみ出店!
キャンプ場がある山梨県北杜市周辺の地元人気店や、薪割り体験できる移動書店も。BE-PALショップも人気!
透き通る音が魅力のカリンバ
工房森の詩

手のひらサイズのミニカリンバを作れるお店。ヒノキの板に自由にペイントして世界にひとつのカリンバを!



鉄を叩いて小物作り
銀のスプーン工房 ほそや

金属を金槌で叩いて、バングルやスプーンを製作。「お子さんが大きくなったら、サイズアップも受け付けています」



昔遊びも楽しめる 読書しながらおにぎり体験!?
CAMP with BOOKS

移動書店「Honjour! Car」とファイヤーサイドの焚き火体験がコラボ。薪割りや火おこし、おむすび作り体験と盛りだくさん!




本と焚き火は相性抜群
オーストリアの伝統お菓子
工房STANGL

オーストリア人店主による祖国の焼き菓子や、手作りチーズケーキを販売。自家焙煎コーヒーも自慢。


和みましょ~
地元食材を使った焼き立てピザ
八ヶ岳ナポリ ROBEN-SO

Ooniのピザ窯を使い、焼きたてピザを販売。手作りの生地に地元産の甘〜いミニトマトを使ったマルゲリータは絶品でした!


昔遊びも楽しめる
チームシェルパの出張駄菓子屋

お手製のオナモミを使ったダーツは長蛇の列。駄菓子やベーゴマを求めてリピートする子供も。


蔵出しのアウトドアグッズがズラ〜リ!
BE-PAL出張販売所

ビーパル通販ページで販売するオリジナル製品を、大特価で販売。毎回人気につき、整理券を配布して開店。

宝探し気分でどうぞ!
BE PAL FOREST CAMP 2025秋 協賛の皆さま
協賛各社が趣向を凝らしたコンテンツを展開! キャンプに欠かせない車やポータブル電源の展示、
ワンランクUPできるソトごはんレシピのヒントなど。各ブースが笑顔の参加者で賑わった。
キャンプマスターが最新機能をご案内
NISSAN エクストレイル

贅沢な旅へ!
アウトドア遊びをさらに充実させるのに欠かせない相棒が車。日産の最新「エクストレイル G e-4ORCE」は今夏マイナーチェンジしたモデルで、内外装デザインがより上質で表情豊かになった。初代モデルに乗っていたという参加者も「見た目も内装もかなり洗練されましたね」と、感嘆の声。100%モーターで走り、四輪の駆動力を最適化する電動駆動四輪制御技術「e-4ORCE」搭載で車の動きも安定し、雪道でも安心。トランクスペースも広く、後席を倒すとフラットになり、車中泊も可能だ。自分だけの冒険を、好きなとき、好きな場所で楽しもう。

展示車両は、ナッパレザーシートやルーフレール、電動パノラミックガラスルーフ、リアLEDフォグランプなど、さまざまなオプション装備も見ることができた。


問い合わせ先:日産自動車 お客さま相談室 TEL:0120-315-232
アウトドアレシピ試食会も大盛況!
はごろもフーズシャキッと!コーン&朝からフルーツ

お供に!
「シーチキン」や「サラスパ」、味かつおがたっぷりの新製品「ぶし若丸ふりかけ」を使い、簡単で美味しいキャンプごはんを華表由夏さんが披露。「シーチキンは種類によって味が異なるので、特徴を生かしたレシピを考えるのも楽しいですよ。パウチは軽量で常温で携行できるのでキャンプにおすすめです!」。さらにブースでは、「シャキッと!コーン」の試食会も。あったかバターコーンに好みのちょい足しで別世界な味を堪能。「朝からフルーツ ミックス」を使った中国茶のティーソーダもサンプリングされ、大いに賑わった。

今回の味変は、カレーパウダー、黒胡椒の塩漬け、粗挽きガーリック、燻製醤油の4種類。いちばん人気は、黒胡椒の塩漬けで、「プチプチ食感と爽やかな香りが相性抜群!」。ぜひお試しあれ!


問い合わせ先:はごろもフーズ https://www.hagoromofoods.co.jp/
ポータブル電源でキャンプDIYもOK
BLUETTI ポータブル電源

冬場のキャンプをはじめ、車中泊などさまざまな場面で大活躍するポータブル電源。その世界的ブランド、ブルーティのブースには、日本限定モデル「AORA 100 V2」の新色カラー、ミントグリーンがお目見え。インテリアとしても映え、キャンプはもちろん、自宅で防災用品としても使える。リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、安全性、長寿命、耐性を備え、ヘアードライヤーや電子レンジも使用できるなどパフォーマンス性にも優れる。ほかにもソーラーパネルや専用のバックパックも展示され、「小型でどこにでも連れて行ける」と大好評だった。

「AORA」は青空への思いを込めたネーミングで、日本ユーザーの声を反映して誕生。電動工具用、ライブのアンプ用、電気毛布用など、シーンに合わせてサイズを選べるのも、ブルーティならでは。

問い合わせ先:BLUETTI JAPAN https://www.bluetti.jp/
(BE-PAL 2025年12月号より)







