スキレットで作るクイックパン!キャンプにおしゃれな朝ごはん | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2021.03.31 天嶺 葵

    私が書きました!
    ママキャンライター
    天嶺 葵
    北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

    クイックパンという名のスキレットパンレシピ

    クイックパンはビニール袋で混ぜて作る、手軽で簡単な平焼きパンです。

    イーストを使わず、ベーキングパウダーでふくらませるので発酵いらず。「作ろう」と思ってから食べはじめるまで、30分くらいで出来てしまうのが魅力の便利パン。

    ビニール袋(ボウルでも代用可)が一枚あれば、混ぜるところからこねるところまで作れてしまうので、洗いものが減って手間いらず。キャンプ場での調理に最適なパンといえますね。

    色々なアレンジが出来るクイックパン。今回は朝食や軽食にピッタリ。子どもに人気の、コーンとベーコンの入ったおかずパンをご紹介します。

    材料を揃えよう

    コーンは冷凍コーンでも缶詰のものでもOK。

    <コーンとベーコンのクイックパンの材料>

    【材料A】袋に入れて混ぜておく粉類

    ・薄力粉 220g
    ・三温糖(上白糖でも可) 大さじ2
    ・塩  少々
    ・ベーキングパウダー 小さじ2(8g)

    【材料B】水分

    ・オリーブオイル 大さじ1
    ・卵(Mサイズ) 1個
    ・牛乳 100ml

    【材料C】具材

    ・粉チーズ 大さじ1
    ・ベーコン 50g
    ・コーン 50g

    ☆分量外:オリーブオイル 少々(スキレットに塗る用)

    ※牛乳を携帯する際は、常温保存可能な200mlパックが便利です。牛乳が用意できない場合は、粉類の材料にスキムミルク大さじ2をプラスし、水100mlを加えることで代用可能です。

    スキレットの大きさは、8インチ(直径20cm程度)のものを使用します。

    <使用する道具>

    ・スキレット(直径20cm程度のもの)
    ・丈夫な食品用ビニール袋、もしくは保存袋
    ・軽量カップ
    ・スケール(はかり)
    ・大さじ、小さじ
    ・キッチンペーパー
    ・フライ返し
    ・鍋敷き、ハンドルカバー

    ※クイックパンの基本は弱火調理です。熱源はガスバーナーやカセットコンロなど、弱火に調節できるものを用意してください。

    炭火の場合は火を起こしすぎると焦げやすくなるので、遠火にするなどして、火力を調節します。

    必ず上記の道具全てが必要なわけではありません。状況にあわせて、必要なものを準備しましょう。

    コーンとベーコンのクイックパンの作り方

    クイックパンの元になる、基本の粉類を入れたところ。

    1.【材料A】を、ビニール袋や保存袋にひとまとめにして入れます。

    粉類はキャンプに行く前に、こうして混ぜたものを持って行くようにするのが、便利でおすすめです。

    粉と水分の割合は大事なので、しっかり量りましょう。

    2.粉類を入れた袋を開け、【材料B】をすべて入れます。

    3.しっかり袋の口を閉じ、袋の上から手でもんで混ぜていきます(あまり強くもみすぎて、袋がやぶけてしまわないように注意しましょう)

    ベーコンが大きい場合は、あらかじめ一口大に切っておきましょう。

    4.【材料C】をすべて入れて、袋の口を閉じ、軽くもんで混ぜます。全体的にまとまったら、生地のでき上がりです。

    これをスキレットで焼いていきます。

    生地はなるべく均一に、平らになるように入れてのばしましょう。

    5.オリーブオイル少々(分量外)をスキレットに塗ります。キッチンペーパーなどで、まんべんなく塗っておきましょう。

    生地を入れ、のばして平らにします。

    一度ひっくり返した状態。表面のベーコンがカリカリに。

    6.弱火にかけ、7分焼き、裏返してさらに7分焼きます。ひっくり返した時に、写真のような焼き色がついていればOK。

    スキレット本体はとても熱いので、テーブルに置くときは鍋敷きなどを利用しましょう。

    7.両面に焼き色がついたら、できあがりです!

    調理の際の注意点やアレンジの具材など

    ふっくらボリュームのある仕上がりにするために、焦らず弱火で調理しましょう。

    スキレットを掴むときは、かならず鍋つかみやハンドルカバーを使用してください。持ち手までとても熱くなるので、火傷には注意が必要です。

    生地に厚みがあるので、中までちゃんと火を通すために、弱火でじっくり焼くのがポイントです。焼き色がうまくつかない場合は、仕上げに中火にして余分に加熱すると良いでしょう。

    塩気があって甘みもある、しっとりさっくり、食べごたえのあるクイックパン。中に入れる具材を工夫することで、アレンジも自由自在です。

    たとえば、

    (1)黒練りごまを大さじ2、黒ごま大さじ1を足せば、風味豊かな黒ごまパン。朝食や軽食におすすめ。

    (2)粉チーズ大さじ1、シュレッドチーズ50グラムを足せば、香ばしいチーズパン。こちらは食事だけじゃなく、お酒のおつまみにもなりますよ。

    【材料C】の部分をこんな風に変えていくことで、さまざまなバリエーションが楽しめます。

    前の日にあまった食材を入れたり、シンプルに焼いて果物と生クリームを添えたり。

    私もキャンプのたびに作るクイックパンですが、色んなアレンジで飽きずに食べられます。

    こねる必要なし。発酵もなし。キャンプ飯初心者にも失敗なしのクイックパン。次のキャンプで、ぜひ試してみてください。

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