プチ別荘で人生が変わる! 休日が待ち遠しくなる幸せの二拠点生活 | 田舎暮らし・移住 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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  • プチ別荘で人生が変わる! 休日が待ち遠しくなる幸せの二拠点生活

    2020.10.17

    平日は都市部で働き、休日は自然豊かな場所でゆったりと。郊外の安価で手頃な別宅を手に入れるデュアルライフが今、トレンドになっている。

    東京都−山梨県・大月市
    160万円の格安物件でDIYと自然遊びを満喫!

    田中祥人さん ゆかりさん

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    すぐ横に小川が流れるというアウトドア好きにはたまらない立地環境。タヌキやシカなどの野生生物も出るそう。

    都内で暮らす30代夫婦。2018年12月に現在の別荘を購入し、ほぼ毎週末利用。デュアルライフの日々を「デュアルパンダブログ」で発信中。https://pandahuhu.com/

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    東京と山梨県大月市で二拠点生活を送る田中夫妻。格安で購入したという別荘はJR中央本線・大月駅から車で移動すれば約10分という近さながら、森の中に立ち、すぐ横には小川が流れる自然豊かな場所にある。

    「僕はいわゆる転勤族で、北海道や長崎といった地方で暮らしていたのですが、4年前に東京へ異動になったことをきっかけに二拠点生活の検討を始めました。都心に住んでいると、休日に自然のある場所に行くだけでも渋滞があったりと、ストレスが溜まってしまって。大月のほかに熱海や秩父も検討しましたが、ここからなら長野や山梨など山や川のフィールドへのアクセスの良さに惚れ込み、内見して即購入を決めました。価格は約200㎡の土地に古家付きで約160万円です」(祥人さん)

    だが、あまりに古い物件だったため、当初、妻のゆかりさんは難色を示したそう。しかし祥人さんはDIYで家をきれいにすることを約束し、さらに「これだけの回数泊まれば、宿代が浮いて元は取れるから」とキャッシュフロー表を作って説得した。そして祥人さんの“別荘”改造計画が始まる。

    「築30年以上経過しているので、母屋はかなり傷んでました。天井が落ちかけていたので石膏ボードを使って自分で貼り直しました。あと妻の要望もあって、汲み取り式だったトイレは業者に依頼して簡易水洗式に交換してあります」

    電気こそ引いてあるが、水道やガスはなし。飲用水は近くの湧き水、生活用水は川から汲んで確保している。
    「電気は使った分だけ支払うプランを契約しています。ここは別荘地ではないので管理費もかからないですし、固定資産税も年間数千円程度。今後、転勤などであまり通えなくなってしまう可能性もあるので、私にとっては毎月の固定費がかからないことはとても重要です。それに、こういう物件は売ろうと思っても簡単に買い手もつかないでしょうから、通わなくなったときのことも考えて、この物件を選びました」

    料理はといえば、煮炊きはほとんど焚き火や囲炉裏で行なっている。前のオーナーが置いていった廃材がたくさんあるので薪を集める必要はない。

    「不便といえば不便かもしれませんが、僕はそれを楽しめる気質なんです。こんなことをいっては会社から怒られちゃいますけど、ここを購入してからというもの週末が待ち遠しくてしょうがない。 終業後にそのまま電車でここに来られるよう、金曜日の朝は、スーツに50ℓのバックパックを背負って通勤しています(笑)」

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    富士山がキレイに見える山が周りに多いのもお気に入りポイント。

    購入から1年半の間に母屋の修繕のほか、ツリーハウスやピザ窯、囲炉裏など、様々なものをDIYした祥人さん。

    「あまりDIYの経験はなかったですが、ひたすら実践で。幸い敷地内にホストツリー(土台)にできそうな杉の木が生えていたので、じゃあ自分でツリーハウス作りにチャレンジしてみようと。本やネットで情報を収集し、製作期間は実質6か月。費用は、ツリーハウスへ渡る吊り橋部分を含めて約20万円ほどかかりました。デッキ部さえ作ってしまえば後は小屋を建てるのと同じなので、それほど難しくなかったです。現在は、ドラム缶とレンガで五右衛門風呂を作っている途中です」

    周囲に民家はなく、聞こえるのは小川の流れる音や虫の鳴き声だけ。夜は満点の星だという。

    「都会と違って、季節の移ろいをすごく感じますね。携帯電話もほとんどつながらないので、日常から切り離され、心からリフレッシュできるんです」

     

    祥人さんの二拠点生活のスケジュール

    平日

    7:00 起床&朝食
    8:00 出社
    21:00 帰社
    21:30 夕食
    22:00 趣味の時間(読書、SNS等)
    26:00 就寝

    休日

    5:30 起床&朝食
    6:00 家庭菜園の水やり&DIY作業
    9:00 周辺観光&地域のイベントに参加
    11:30 山梨の美味しい店&カフェ巡り等
    16:30 夕食作り(かまどで炊飯やBBQ)
    18:30 温泉
    22:00 就寝

     

    築30年の格安物件をゲット!

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    延床面積35㎡ほどの小さな古家付きで160万円という格安物件。夏は都心よりもだいぶ涼しく、エアコン・扇風機を使わなくても過ごせる。冬は寒いが雪は降らない。

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    吊り橋はちょっと怖いかも

    隣接する清流で遊び三昧

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    川のそばなので夏でも風が涼しく快適に過ごせる。常に聞こえる川のせせらぎが心をリラックスさせてくれる。

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    ドラム缶風呂ってサイコ~

    肝いりの五右衛門風呂。川の水をポンプで汲み上げて利用。

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    夏はテーブルとベンチを川の上に置いてティータイム。

    1年半かけてDIYリノベーション

    母屋2階・リビング

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    薪ストーブで冬でも快適だね

    雨漏りしていたリビングも自分で修繕。薪ストーブは、元からあったもので蓄熱効果を高めるため壁と床にレンガを積んだ。

    母屋1階・工具ルーム

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    プロパンガスの契約をしていないので、風呂場だった場所はDIYのための工具置き場にリノベーション。入浴は近所の温泉で。

    川沿いの離れ

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    離れにDIYで囲炉裏を追加。川を眺めつつ鮎の塩焼きや焼きおにぎりを食べると最高!

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    囲炉裏があれば食事の楽しさ倍増!

    夢のツリーハウスを作っちゃいました!

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    ツリーハウスの基礎となったのは4本の杉の木。幹の部分を木材で挟んでボルトで固定し、その上にデッキを作った。小屋は2×4材で製作。見事な出来映え!

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    室内の面積は1坪程度。テーブルとベンチは着脱式で、室内のレイアウトをアレンジすることができる。

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    オシャレ過ぎるカフェだ!

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    ボードの店名は、熊似の祥人さん+猫好きのゆかりさんで「パンダ(熊猫)カフェ」。実際に営業しているわけではないが、カフェのような居心地良い空間にしたいと、この名に。

    焚き火でごはん作りがキホン

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    ガスがないので食事作りは焚き火を活用。ダッチオーブンで作るパンの味は格別。ピザ焼き用の石窯も作った。

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    石窯ピザのかんせい~!

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    生木で組んだワイルドなトライポッドで焚き火料理。

    家庭菜園もやってます!

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    みんな大きくなーれ♪

    家の前の菜園ではズッキーニやブラックベリーなどを栽培。シイタケの原木栽培にも挑戦中。

    二拠点生活のコツ

    1拠点はすべての季節を体験してから決める

    2電車でアクセスできる場所

    3ランニングコストを最小限に押さえる

    ※新型コロナウイルス発生後は、電車は使わず別荘までは車で移動。滞在中の食材も都内で購入し、買い物、温泉、外食、観光なども自粛しています。

    ※構成/佐藤旅宇 撮影/三浦孝明

    (BE-PAL 2020年9月号より)

     

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