炭起こし器の使い方を徹底解説|初心者でも失敗しない着火方法やおすすめモデル6選を紹介 | 焚き火台・火おこし道具 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

焚き火台・火おこし道具

2026.10.02

炭起こし器の使い方を徹底解説|初心者でも失敗しない着火方法やおすすめモデル6選を紹介

炭起こし器の使い方を徹底解説|初心者でも失敗しない着火方法やおすすめモデル6選を紹介
炭起こし器の使い方を初心者向けにわかりやすく解説。
必要な道具や着火手順、熾火になるまでの時間、安全な扱い方から、サイズや素材の選び方、おすすめモデル6選まで紹介します。

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炭起こし器とは?使うメリット

火起こし器で炭起こし
火起こし器は初心者におすすめ!

炭起こし器は、BBQやキャンプで木炭へ効率よく火をつけるためのアイテムです。筒型や箱型の本体へ炭を入れ、下から着火剤で熱して使用します。

本体の中では、温められた空気が上へ抜ける「煙突効果」が起こります。そのため、うちわで何度もあおがなくても、下の炭から上の炭へ火を広げられます。

炭を何度も組み直す必要もなく、着火剤へ火をつけた後は炭全体へ火が回るまで待つのが基本です。火起こしに付きっきりにならず、その間に食材やテーブルの準備を進められます。

「なかなか炭に火がつかない」と慌てる場面を減らせるため、火起こしに慣れていない初心者にもおすすめです。

炭起こし器の使い方

使用前に準備するもの

炭コンロやその他の道具。
あらかじめ道具を用意しておけば、スムーズにBBQをスタートできます。

炭起こし器を使うときは、木炭、着火剤、ライター、火ばさみ、耐熱グローブを準備します。

着火剤は、炭起こし器の下へ置ける固形タイプが便利です。ライターは柄の長いタイプを選ぶと、手を炎へ近づけずに着火できます。

火ばさみは、火がついた炭を並べたり追加したりするときに使います。耐熱グローブも、高温になった炭起こし器を扱うために欠かせません。

火をつけてから道具を探さずに済むよう、必要なものは手の届く場所へそろえておきましょう。

炭起こし器で炭を着火する手順

炭に火を起こしている様子
火起こしはきちんと順序を確認しよう。

炭起こし器を組み立てたら、本体へ炭を入れます。

炭をいっぱいまで押し込むのではなく、製品ごとに指定された量を守ってください。詰め込みすぎると空気が通りにくくなり、火が上まで広がるのに時間がかかります。

コンロや焚き火台へ着火剤を置いて火をつけ、その上へ炭起こし器を設置します。ここまでできたら、何度も炭を触る必要はありません。そのまま上部まで火が広がるのを待ちます。

上のほうの炭まで赤くなり、表面が白っぽく変わってきたら着火できています。

炭の量や着火剤の位置は製品によって異なるため、初めて使うモデルは取扱説明書も確認しておきましょう。

炭が熾火(おきび)になるまでの目安時間

キャンプで炭火
炭の様子をしっかり確認しよう。

熾火とは、大きな炎がおさまり、炭の内部まで火が入った状態です。表面に白や灰色の灰が広がり、内側が赤くなっていれば調理を始められます。

炭起こし器を使う場合、着火から10~30分程度がひとつの目安です。ただし、炭の種類や量、風の強さによって必要な時間は変わります。

一般的な木炭は比較的火がつきやすい一方、備長炭やオガ炭は時間がかかります。食材を焼き始めたい時間から逆算し、余裕を持って着火しておくのがおすすめです。

時計だけを見るのではなく、最後は炭の色や赤く燃えている範囲を確認して判断しましょう。

炭を安全に移す方法

炭へ十分に火がついたら、炭起こし器からコンロへ移します。

本体を傾けて炭を出すタイプは、炭床の近くまで下げてからゆっくり流し込みます。高い位置から一気に落とすと、灰や火の粉が舞い上がります。

火ばさみで炭を1個ずつ取り出すタイプもあるため、移し方は使用する製品の取扱説明書を確認してください。

すべて移したら、火ばさみで炭を必要な位置へ並べれば準備完了です。

炭起こし器の種類と選び方

ステンレス製・スチール製の違い

火起こし器
火起こし器を購入する際は、種類をしっかり確認して購入しましょう。

炭起こし器の本体には、主にステンレスとスチールが使われています。

ステンレス製はサビに強く、キャンプやBBQで繰り返し使いたい人におすすめです。水分や湿気の影響を受けにくいため、屋外で使う道具に向いています。

スチール製は製品数が多く、比較的手頃なモデルも選べます。亜鉛めっきなどの防錆加工を施したタイプもあるため、購入時は素材だけでなく表面処理も確認しましょう。

使用頻度が高いならステンレス製、購入費用を抑えたいならスチール製がおすすめです。

サイズ・容量で選ぶ

炭起こし器のサイズは、一度に使う炭の量に合わせて選びます。

ソロキャンプや2~3人程度のBBQなら、小型タイプで十分です。大きすぎるモデルを選ぶと、少量の炭しか使わないのに本体だけが大きくなります。

家族やグループで大きなBBQコンロを使うなら、大型タイプがおすすめです。一度に多くの炭を準備できるため、何度も火起こしをする必要がありません。

普段使っているコンロの大きさと、一度に必要な炭の量を基準に選びましょう。

持ち手や収納性をチェックする

炭起こし器は、火をつけた後にコンロへ炭を移します。そのため、持ち手の形状は必ず確認しておきたいポイントです。

本体から手を離して持てる長めのハンドルなら、高温になった本体へ手が近づきません。補助ハンドルが付いたタイプは、本体を傾けるときに両手で支えられます。

キャンプへ持ち出すなら、収納方法も確認してください。箱型には薄く折りたためる製品があり、収納ボックスの横や車の荷室の隙間へ入れられます。

持ち運ぶ機会が多い人には、ハンドルが持ちやすく、薄く収納できるモデルがおすすめです。

炭消し壺兼用モデルのメリット

BBQの火起こしから後片付けまで1台で済ませたいなら、炭消し壺兼用タイプがおすすめです。

BBQ終了後に残った炭を本体へ入れ、ふたを閉じて空気を遮断することで消火できます。火起こし器と炭消し壺を別々に持って行く必要がありません。

消した炭は「消し炭」として保管でき、次回のBBQで再利用できます。まだ使える炭をその場で捨てずに済むのもメリットです。

キャンプ用品をできるだけ増やしたくない人や、残った炭を再利用したい人に向いています。

おすすめの炭起こし器6選

初心者向けモデル|キャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器 M-6638

使用するときは箱型に広がり、使い終わったら薄く折りたためるモデルです。炭起こし器は収納時にかさばりやすい道具ですが、これならBBQ用品と一緒にまとめて持ち運べます。

サイズは約幅18.5×奥行19×高さ20.5cm、収納時は約15×20.5×厚さ5.5cm。重量は約1kgです。本体には亜鉛めっき鋼板、目皿とハンドルにはクロムめっきを施した鉄を使用しています。

大きすぎず小さすぎないサイズで、少人数のBBQから家族での使用まで対応できます。初めての1台として、収納しやすい定番サイズを選びたい人におすすめです。

炭焼名人 FD火起し器 M-6638の画像

キャプテンスタッグ  炭焼名人 FD火起し器 M-6638

コンパクトモデル|Weber ラピッドファイヤーコンパクト チムニースターター 7447

ポータブルグリルで使いやすい、コンパクトサイズのチムニースターターです。大型モデルほど場所を取らないため、必要な分だけ炭を起こしたい場面に適しています。

サイズは約幅26.6×奥行14.7×高さ20.3cm、重量は約1.2kg。材質にはスチールと樹脂が使われています。着火時間は約20分が目安です。

ソロキャンプや2~3人程度のBBQでは、大容量モデルを持って行く必要はありません。小型チャコールグリルと一緒に、道具をコンパクトにまとめたい人におすすめです。

ラピッドファイヤーコンパクト チムニースターター 7447の画像

Weber  ラピッドファイヤーコンパクト チムニースターター 7447

ファミリー向け大型モデル|キャプテンスタッグ 炭焼名人 FD火起し器〈大〉 M-6639

家族やグループで使う炭をまとめて準備できる大型モデルです。大きなBBQコンロを使うときも、一度に多くの炭を入れられるため、何度も火起こしを繰り返さずに済みます。

使用時は約幅23×奥行25×高さ28cm、収納時は約19.5×28×厚さ5.5cm。重量は約1.7kgです。本体には亜鉛めっき鋼板、目皿とハンドルにはクロムめっきを施した鉄を使用しています。

サイズは大きめですが、使い終われば厚さ約5.5cmまで折りたためます。ファミリーBBQで必要な炭をまとめて起こしつつ、収納時のかさばりも抑えたい人におすすめです。

炭焼名人 FD火起し器〈大〉 M-6639の画像

キャプテンスタッグ  炭焼名人 FD火起し器〈大〉 M-6639

炭消し壺兼用モデル|グリーンライフ ステンレス火おこし兼用火消しつぼ HOT-150S

火起こし器として使った後、そのまま炭消し壺として使える2WAYモデルです。BBQが終わったら残った炭を本体へ入れ、上下のふたを閉じて消火できます。

サイズはハンドル収納時で約幅17.5×奥行16×高さ25.5cm、容量は約1kg、重量は約1kgです。本体にはステンレスを使用。ふたはパチン錠で固定でき、接合部分には気密性を高めるハゼ折り加工が施されています。

火起こし器と炭消し壺をそれぞれ持参する必要がないため、キャンプの荷物を減らしたいときに便利です。残った炭を持ち帰り、次回も使いたい人にもおすすめです。

ステンレス火おこし兼用火消しつぼ HOT-150Sの画像

グリーンライフ  ステンレス火おこし兼用火消しつぼ HOT-150S

収納性に優れたモデル|コールマン チャコールスターター 2000026789

使用後に薄く折りたためるのが大きな特徴です。立体的な炭起こし器をそのまま積む必要がなく、キャンプ用品の隙間へ収納できます。

使用時は約幅17×奥行16×高さ29cm、収納時は約幅31×奥行3.5×高さ19cm。重量は約1.2kgで、材質にはステンレスなどを使用しています。

収納時の厚みは約3.5cmです。荷室がテントやチェア、クーラーボックスなどでいっぱいになりやすいファミリーキャンプでも、わずかな隙間へ入れられます。

持ち運びやすさと収納性を重視して選びたい人におすすめです。

チャコールスターター 2000026789の画像

コールマン  チャコールスターター 2000026789

耐久性の高いモデル|ユニフレーム チャコスタⅡ 665435

炉部分にステンレス鋼を採用した折りたたみ式モデルです。炭だけでなく薪の火起こしにも使えるため、BBQと焚き火の両方を楽しむキャンプで1台を使えます。

使用時は約幅19×奥行24.5×高さ28cm、収納時は約28×19×厚さ3cm。重量は約1.2kgです。炉にはステンレス鋼、ハンドルと底網にはクロムめっきを施した鉄を使用しています。

使用時は十分な容量がありますが、収納時は厚さ約3cmまで薄くなります。丈夫な素材を重視する人や、BBQだけでなく焚き火の火起こしにも使いたい人におすすめです。

炭起こし器を使う際の注意点

火傷・火災を防ぐための安全対策

使用中の炭起こし器は、本体全体が高温になります。ハンドル部分まで熱くなる場合があるため、素手では触らず、炭を移すときは耐熱グローブを使ってください。

着火剤の袋やティッシュ、ビニール袋など、燃えやすい物も周囲から離しておきます。子どもやペットがいる場合は、炭起こし器へ近づけないよう注意しましょう。

使用後も金属部分には熱が残っています。火が見えなくなってもすぐに触らず、十分に冷えてから片付けてください。

使用場所と換気に注意する

炭起こし器は必ず屋外で使用してください。

炭を燃やすと一酸化炭素が発生するため、テント、車内、室内など閉め切った場所では使用できません。

屋外でも、タープや木の枝がすぐ上にある場所は避けます。炭起こし器の上から炎や火の粉が上がる場合があるため、上方向にも十分な空間を確保してください。

設置する場所は、BBQコンロや焚き火台など、熱に耐えられてぐらつかない場所を選びましょう。

炭の継ぎ足し方法

BBQの途中で火力が弱くなったら、新しい炭を追加します。

少量なら、燃えている炭の近くへ新しい炭を置けば徐々に火が移ります。ただし、着火していない炭を一度に大量に入れるとコンロの温度が下がり、肉や野菜が焼けるまで時間がかかります。

長時間BBQを続ける場合や、多くの炭を追加したい場合は、炭起こし器で追加分を先に着火しておくのがおすすめです。

今使っている炭が少なくなる前に追加分を準備しておけば、火力を保ったまま調理を続けられます。

使用後のお手入れ・保管方法

使用後は本体が完全に冷えてから、内部に残った灰や細かな炭を取り除きます。

折りたたみ式は、可動部分や底網へ炭の破片が挟まっていないか確認してください。破片を残したまま収納すると、次回広げるときに邪魔になる場合があります。

水洗いできる製品を洗った場合は、十分に乾かしてから収納します。特にスチール製は、水分を残したまま保管するとサビの原因になります。

灰と水分を取り除き、湿気の少ない場所で保管しましょう。

炭起こし器を正しく使って安全・快適にBBQやキャンプを楽しもう

BBQの食材。
炭起こし器を使って、快適なBBQを楽しんでください!

炭起こし器を使えば、うちわで長時間あおいだり、炭を何度も組み直したりする手間を減らせます。火起こしに付きっきりにならないため、BBQのほかの準備も同時に進められます。

選ぶときは、一度に使う炭の量に合ったサイズを基本に、素材や持ち手、収納方法まで確認しましょう。荷物をコンパクトにまとめたいなら折りたたみ式、使用後の炭も処理したいなら炭消し壺兼用タイプがおすすめです。

自分のBBQスタイルに合った炭起こし器を選び、面倒になりがちな火起こしを手早く済ませて、料理や食事を楽しむ時間を増やしましょう。

著者画像

のまどうさん

アウトドアライター

行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

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