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伴 隆之のキャンピングカー速報
エブリイやアトレーとはエンジン搭載位置が異なるN-VANがベース

軽キャンピングカーで人気のベース車といえば、スズキ・エブリイ、ダイハツ・アトレー&ハイゼット。その次に人気なのがホンダの商用車であるN-VANです。軽ワンボックスであるエブリイやアトレーはエンジンがシート下にある、いわゆるキャブオーバータイプ。しかし、N-VANのほうはエンジンがボンネット下に収まるFFレイアウトを採用しており、荷室長はキャブオーバーより短いものの、低床&センタータンクレイアウトによる乗用車のようなシート高や1365mmの室内高、助手席側のピラーレス構造を採用した大開口のドア、さらに乗り心地のよさが最大の特徴と言えます。今回はそんなN-VANベースのキャンピングカー「N-VAN MV」をじっくり見ていこうと思います。
と、その前に製造・販売するビルダー「ロッキー2」を簡単に紹介しましょう。同社はキャンピングカーの新車・中古車販売のみならず、キャンピングカー専門の特定認証工場を完備しており、購入後の修理や改装、車検まで、ユーザーサポートが充実しているのが魅力のビルダーです。
そんな同社のオリジナルモデルが「MV(マウンテンビレッジ)」シリーズ。すでに、三菱のデリカD:5やホンダのステップワゴン、フリードクロススターといったミニバンをベースにベッドや家具、電装システムを搭載して普段使いと旅の両立を図ったモデルを販売。そして、新たにシリーズの仲間に加わったのが「N-VAN MW」になります。
ベース車の長所を活かし、対面リビングモードを搭載

いちばんの注目はベース車の長所を活かした作りにより、運転席後方に対面のリビング展開ができる設計。軽キャンピングカーといえばベッドモードのみで、休憩や食事も和室よろしくあぐらをかいてというのが今までの一般的な展開方法。しかし、最近は対面リビングや横座りリビングモードを搭載し、2人がフロアに足を下ろして食事や休憩ができるライプが人気となっています。MWのほうも対面やコの字にリビング展開ができ、中央にテーブルをセットし、さまざまなくつろぎかたができます。


こうしたリビングやベッドモードの展開を可能にしているのが、フレームにアルミの角材を採用していること。アルミは軽量なだけでなく耐久性や耐荷重もあり、取り付けや取り外しも簡単。リビングやベッド展開時はフレームが収納スペースになり、移動時はフレームとマットが荷室にスッキリと収納もできる設計です。また、リアクオーターウインドウ部分には左右両サイドにキャビネットが備わっており、収納庫として活用できるほか、荷室右側にはオプションで車載クーラーの装着も可能です。





そんなN-VAN MVはニーズに合わせた2つのグレードを展開。ベッドキットやキャビネットなどが標準装備の「MV camper」と、クーラーや電装システムまで搭載した本格モデルの「MV complete」を用意。MV completeなどクーラー装着時では、電装システムに100Ahリチウムイオンサブバッテリーに加え、1500Wインバーターを搭載。断熱施工もされており、さらに快適な車中泊旅ができる仕様となっています。



気になる価格はMV camper が295万9900円〜、MV complete 436万5900円〜。
N-VANの魅力である圧倒的な室内高や乗用車的な走りのよさにプラスして、車中泊が楽しめる1台。ソロやカップル旅で活用しやすく仕上がっているのが好印象でした。
問)ロッキー2




