さらに、収納前に確認しておきたい乾燥や汚れ落としなどのポイントや、使いやすいおすすめメーカーも紹介します。
初めての方でも撤収時に迷わないよう、実際の流れをイメージしやすい形で丁寧に説明します。
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ワンタッチテントって何?

ワンタッチテントとは、骨組みと生地が一体になったテントです。一般的なテントのようにポールを1本ずつ通す必要がありません。その名の通り、広げるだけ、または中央のガイロープを引くだけで設営できます。
日よけや休憩スペースとして使えるシェードタイプが一般的。公園、海、フェス、デイキャンプ、運動会などで活躍します。フルクローズできるモデルなら、着替えや荷物置きにも使えます。
設営は簡単ですが、収納の流れはサイズや構造によって変わります。小型・中型は丸くまとめるタイプが多く、大型はフレームやロックを順番に戻して収納します。自分のテントに合った畳み方を知っておくと、撤収時に迷わず片付けられます。
ワンタッチテントの畳み方【小型・中型】

手順①:テントを平らな場所に置く
まず、テントを広げたまま平らな場所に置きます。
丸いポップアップテントなら、大きな円盤が地面に立っているような形になります。床面があるタイプは、床を下にして置き、入口の位置を確認してください。
周囲に荷物があると、テントを倒したり回したりするときに引っかかります。テントの左右と手前に少し余裕を作り、腕を動かせるスペースを確保してから畳み始めましょう。
手順②:入口を開けてテントを薄くする
次に、入口や窓を開けて中の空気を逃がします。空気が残ったままだと、テントが風船のようにふくらみ、フレームを合わせにくくなります。
入口を開けたら、テントの上から手のひらで軽く押さえます。強くつぶす必要はありません。中の空気が抜けて、生地のふくらみが落ち着けば十分です。
この段階で、テント全体を「ふくらんだ形」から「薄い形」に変えます。薄くなると、左右のフレームを中央に寄せやすくなります。
手順③:左右のフレームを合わせて半分にする

テントの左右にあるフレームを持ち、中央へ寄せます。丸いポップアップテントなら、大きな円を半分に折るイメージです。
左右のフレームが重なると、テントは細長い楕円のような形になります。生地が外へはみ出したら、フレームの内側へ軽く入れてください。この形ができると、次の8の字にねじる作業へ進めます。
手順④:下側を内側へねじって輪を重ねる

細長くしたテントを立て、上側のフレームを片手で押さえます。もう片方の手で下側のフレームを持ち、内側へくるっとねじります。
ねじると、フレームが自然に2つの輪に分かれます。横から見ると「8の字」のような形です。8の字になったら、左右の輪を重ねて1つの丸い形にまとめます。
最後に、はみ出した生地を輪の内側へ入れ、収納袋の大きさに整えます。袋に入らない場合は、輪がきちんと重なっていません。無理にジッパーを閉めず、もう一度輪の位置をそろえてください。
ワンタッチテントの畳み方【大型】
手順①:ペグとガイロープを外す
大型のワンタッチテントは、最初にペグとガイロープを外します。
ガイロープを張ったままだと、テントを畳もうとしてもロープが引っかかります。ペグを抜き、ガイロープをほどいたら、テントのそばにまとめて置きます。
まずは「地面に固定されている状態」から「本体だけ動かせる状態」にしましょう。
手順②:中央のロックを解除する
次に、天井の中央にあるロック部分を確認します。大型のワンタッチテントは、中央のジョイントを押す、引く、またはつまむことでフレームが閉じる構造になっています。
ロックを解除すると、天井部分が少し下がり、テント全体の張りがゆるみます。傘を閉じるときのように、広がっていた骨組みが中央へ戻るイメージです。
手順③:脚を内側へ集める
ロックを解除したら、四隅の脚やフレームを中央へ寄せます。大型タイプはフレームが長いため、一気にまとめようとせず、片側ずつ順番に寄せると形が崩れません。
2人で片付ける場合は、左右から同じタイミングでフレームを支えると、テントがねじれにくくなります。1人で畳む場合は、片側を寄せてから反対側へ回り、少しずつ中央へ集めてください。
脚が中央へ集まると、テントは縦に細長い束のような形になります。ここまでくれば、収納袋に入れるための形作りに進めます。
手順④:生地を巻いて収納袋に入れる
フレームが細長くまとまったら、外側にはみ出した生地を内側へ入れます。生地を巻き込むように整えると、収納袋に入れやすい形になります。
収納袋には、フレームの端から差し込みます。片方の端を袋に入れ、少しずつ袋を引き上げると、長い本体でも収まりやすくなります。
途中でジッパーが止まる場合は、生地が外側にふくらんでいます。一度取り出し、フレームに沿わせるように生地を整えてから入れ直してください。
ワンタッチテントおすすめメーカー
Coleman クイックアップシェード DR
日差し対策に使いやすいポップアップ式のシェードです。使用時サイズは約200×150×125cm、収納時サイズは約直径59×8cm、重量は約2.7kgです。定員は約2〜3人で、テント外側の生地には75Dポリエステルタフタを使っています。
ダークルームテクノロジーを採用しており、日光をブロックしてシェード内の温度上昇を抑えます。耐水圧は約3,000mm、フロアは約1,500mmで、フロアには水の染み込みを抑えるポリエチレンを使用しています。ペグと収納ケースが付属し、ハンマーは付属しません。
畳むときは、左右を合わせて平らにし、フレームを8の字にねじって輪を重ねます。公園、海、フェス、運動会などで、日差しを避ける休憩スペースを手早く作りたい人におすすめです。
Coleman クイックアップシェード DR
FIELDOOR ワンタッチテント200
紐を引くだけで設営できるスクエア型のワンタッチテントです。使用時サイズは約200×200×120cm、収納時サイズは約15×15×105cm、重量は約3.3kgです。トップにはポリエステル、グラウンドシートにはポリエチレン、ポールにはグラスファイバーを使っています。
耐水圧は1,500mm以上です。正方形に近い床面なので、荷物を置いても座るスペースを確保できます。
畳むときは、中央の構造を戻してフレームを細くまとめ、はみ出した生地を内側へ入れて収納します。公園、デイキャンプ、フェスなどで、設営と撤収を短時間で済ませたい人に向いています。
FIELDOOR ワンタッチテント200
DOD わがやのシェード
家族で使える大型のワンタッチ式サンシェードです。組立サイズは約205×305×168cm、インナーサイズは約196×295×155cm、収納サイズは約100×20×20cm、総重量は約7.6kgです。
アウターテントは68Dポリエステルで、UVカット加工と遮光コーティングを備えています。フロアはPE、ポールはグラスファイバーです。最低耐水圧はアウターテントが1,500mm、フロアが1,300mmで、UPF50+のUVカット仕様です。ペグ、ガイロープ、キャリーバッグが付属します。
畳むときは、脚部を寄せて中央のジョイントを戻し、長いフレームをまとめて収納します。大人が横になれる広さがあるため、海水浴、ピクニック、運動会などで家族の日陰を作りたい人におすすめです。
DOD わがやのシェード
ワンタッチテントを畳む前のポイント3選
ポイント①:完全に乾かしてから収納する
ワンタッチテントは、できるだけ乾かしてから収納します。濡れたまま袋へ入れると、カビやにおいの原因になります。
雨で濡れたときだけでなく、朝露や海風でも生地は湿ります。見た目が乾いていても、床面や縫い目に水分が残っている場合があります。
現地で乾かせないときは、一度仮収納して持ち帰り、自宅で広げて乾かしてください。ベランダや室内で風を通すだけでも、水分を抜けます。
ポイント②:砂・草・小石を落とす
畳む前に、テントについた砂、草、小石を落とします。小石が生地に挟まると、収納時の圧力で穴が開く原因になります。
海で使ったあとは、砂がジッパーに入りやすいです。砂が残ったまま開け閉めすると、噛み込みや故障につながります。
ブラシがない場合は、乾いたタオルで軽く払うだけでも十分です。汚れを落としてから畳むと、次回も気持ちよく使えます。
ポイント③:フレームの向きを確認する
ワンタッチテントは、フレームが曲がる向きに合わせて畳みます。逆方向へ無理に曲げると、フレームが変形してしまいます。
小型・中型のポップアップ式は、8の字にねじる向きが決まっています。うまく丸くならないときは、向きが逆になっている可能性があります。
大型のワンタッチ式は、ロックを解除してから脚を寄せます。ロックが残ったまま押し込むと、ジョイント部分に負担がかかります。畳む前に、収納手順を確認してから作業してください。
案外簡単!ワンタッチテントの畳み方を知ろう!

ワンタッチテントは設営が簡単ですが、収納は手順を知っておくとスムーズです。基本的に小型・中型は左右を合わせて8の字にねじり、大型はペグとロープを外してロックを解除し、脚を寄せて畳みます。
収納袋に入らない場合は無理に押し込まず、形を整え直しましょう。正しい畳み方を覚えておくと、撤収がスムーズになります。ぜひコツを活かして、アウトドアをもっと快適に楽しみましょう。







