ヴィンテージ・マウンテンバイクがモリコロパークに大集合!古き良き時代を一緒に振り返ろう | 自転車・MTB 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

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2026.06.18

ヴィンテージ・マウンテンバイクがモリコロパークに大集合!古き良き時代を一緒に振り返ろう

ヴィンテージ・マウンテンバイクがモリコロパークに大集合!古き良き時代を一緒に振り返ろう
ここ数年、盛り上がりを見せているオールド・マウンテンバイクの世界。1980年代から2000年代初頭にかけて、劇的に進化を遂げたマウンテンバイク。当時の名車をコレクションしたり、しっかりレストアして乗れる状態にしたり。そんな愛好家が全国に増えていて、各地でミーティングなども開催されている。そして、2026年7月5日(日)には、愛知県長久手市にあるモリコロパーク(愛・地球博公園)で、「ヴィンテージ・サイクルパラダイス・イン・モリコロパーク」の開催が決まった。さて、どんなイベントになるのだろう?
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名古屋の老舗サイクルショップが、すごいことになっている

店内に展示されたマウンテンバイク
ヴェロ・ワークスの店内には名車がずらり。しかも、ほぼすべてに値札が付いている。

昨年12月に名古屋市名東区にあるヴェロ・ワークスというサイクルショップに出かけた。同店は1987年にオープンした名古屋では有名なショップ。マウンテンバイク・ブームが巻き起こった2000年前後には、その商品セレクトのセンスの良さから全国的に知られていた。

ヴェロ・ワークスの外観
名古屋市営地下鉄 東山線 本郷駅の近くにあるヴェロ・ワークス。

「数か月前にね、店のスタッフがインスタに店内の在庫車の写真をアップしたんだ。その写真に、90年代のマウンテンバイク・フレームが写り込んでいてさあ。直後から問い合わせが続いて、すぐに売れちゃったんだよ。いや~びっくりだね。うちの店には、90年代に仕入れたマウンテンバイクの在庫があったから、少しずつ店頭に並べてみたら、これが売れるんだよ。ヴィンテージの時代が来たなって実感したよ」

そう話すのは、ヴェロワークス代表の後藤康之さん。これを機に委託も含め、店内の半分近いスペースをヴィンテージ・マウンテンバイクのコーナーに変更した。

スペシャライズド/スタンプジャンパー
1981年に生産を開始したスペシャライズド/スタンプジャンパー。

店内には、スペシャライズドの初期型スタンプジャンパーや、マングースのジョン・トマック・シグネチャーなど、往年の名車がずらり。博物館級のストックに驚かされた。しかも、ほとんどのバイクやパーツに値札が付いている。そう、ここに行けば、昔、買えなかった名車を今、手に入れることもできるのだ。

ニシキとマウンテンゴート
ニシキにマウンテンゴートまで。オールドファンには、たまらない在庫の数々。
テンションディスク
歴史に名を刻んだ日本生まれのテンションディスク!

創刊号からマウンテンバイクを熱く紹介してきた本誌の歴史を振り返ってみる

創刊2号の記事
創刊2号で、マウンテンバイクの魅力をフィールドからレポート。実は、2番目に走っているのは、この記事の筆者。

余談だが、今年創刊45周年を迎えたビーパルは、マウンテンバイクとの関りが深く、創刊号から毎号のように、アメリカから入ってきたばかりの新しいバイシクル・ムーブメントとして紹介してきた。まだ市販のマウンテンバイクが、ほとんど流通していなかった時代。撮影のために26インチホイールのBMX(クルーザー)に無理やり変速機とブロックパターンのタイヤを履かせて、「これこそがマウンテンバイクだ!」と紹介した。

ダウンヒルする筆者。1988年
本誌の記事としてレポートした1988年のNORBAマウンテンバイク世界選手権(カリフォルニア州マンモスレークス)。サスペンションのない自転車でダウンヒルをしていた時代。これも筆者。当時は、本場のイベントに参加しながら、盛り上がりの様子を伝えていた。

1984年には本誌主催の「ビーパル・マウンテンバイク・ミーティング」を開催。アメリカから、ライダーでありフレームビルダーでもあるトム・リッチーを招き、総勢250名の参加者を集めた。その後も、ビーパル主催のマウンテンバイク・スクールの講師にゲイリー・フィッシャーを呼んだり、他誌に先駆けてマウンテンバイクのすべてを網羅したムックを発行するなど、時代を切り開いてきた。きっと、当時の誌面に胸を躍らせていた読者の方もいるのではないだろうか。

マウンテンバイク・ムック
本誌が発売した2冊目のマウンテンバイク・ムック。なぜかハワイでロケ。

マウンテンバイクが熱かった時代を振り返り、当時の名車を愛でながら、仲間たちと語らう。2026年7月に、そんなイベントが開催されることには期待感しかない。

どうせならお祭りにして、皆で集まって楽しんじゃおう

後藤さんはショップ経営のほかに、愛知を中心に活動する特定非営利活動法人「市民・自転車フォーラム」の副理事として、自転車を使った持続可能な街づくりや、社会インフラの整備などを啓蒙する活動をしている。2005年に開催された愛・地球博の際には、藤が丘駅から会場まで、レンタル自転車を使って移動するためのコース作りや、レンタル車の配備などに尽力した。また、知多半島の先端近くにある日間賀島を周回する自転車の耐久レースなどを実施し、多くのサイクリストを集めた。実は本誌でも、当時、両イベントの様子を取材してレポートしていた。後藤さんは、今のヴィンテージ・マウンテンバイクの盛り上がりを、より多くの仲間と共有しようと、公益性の高い自転車フォーラムの活動として、今回のヴィンテージ・サイクルパラダイスを企画したという。

フライヤー
イベントのフライヤーには、豪華ゲストの紹介もある。

2026年7月5日は、モリコロパークに集合!

「ヴィンテージ・サイクルパラダイス・イン・モリコロパーク」は、2026年7月5日(日)9時30分~16時30分に開催。場所は、モリコロパーク内の地球市民交流センター。主催は、前述の市民・自転車フォーラム。首都圏を中心に活動する「日本オールドMTB協会」の協力を得て、全国のオールド・マウンテンバイク愛好家に、広く参加を呼び掛けているという。さらに展示車種に制限がないため、アレックス・モールトンやロードバイクなど、幅広いジャンルのヴィンテージ車の展示にも期待が持てる。

当日は、スペシャルゲストとしてダートブロスの柳原康弘さんと塚本岳さん、同時代に活躍した檀拓磨さんなどのトークショーも予定。イベント入場料は無料。ジブリパークの開園で、名古屋駅などからのアクセスも格段に向上したモリコロパーク。7月5日は、ぜひヴィンテージ・マウンテンバイクの祭典に足を運んでみよう!

ダーブロの柳原康弘さんが現役時代に乗っていたクライン。さあ、どんなヴィンテージ・マウンテンバイクが登場するのだろう?

■イベント情報

  • 名称:ヴィンテージ・サイクルパラダイス・イン・モリコロパーク
  • 開催日時:2026年7月5日(日)9時30分~16時30分
  • 会場:モリコロパーク(愛・地球博公園)内 地球市民交流センター
       愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1
  • 入場料:無料
  • 主催:特定非営利活動法人「市民・自転車フォーラム」
    https://www.jitensha.info/
著者画像

山本修二

ライター

東京生まれ、名古屋在住。自転車好きライターとして本誌を中心に東京で活動し、2015年に名古屋へ移住。東海エリアの食とアウトドア環境を満喫中。肩の力を抜いてユルく自転車に乗りたい人のためにまとめた著書『スポーツ自転車でいまこそ走ろう!』(技術評論社)、好評発売中。

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