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キャンピングカーの達人、伴 隆之の注目モデルレビュー
ポーランド・ニワドー社に特注したジャパン仕様

トレーラー専門メーカーとして60年以上の歴史を持つ、ポーランドのニワドー社。そんなニワドー社に日本のコンパクトキャンピングトレーラーシーンをけん引するインディアナ・RVが特注した新型車が今回紹介する「ラズール300ジャパン」。
車名からも分かるように日本での使いやすさを追求した1台で、ボディサイズはもちろんのこと、使い勝手についても日本での環境を考え込まれたモデル。
それでは、さっそくルームツアーをはじめましょう。
スクエアなボディにより室内の広さにも余裕が生まれる

ニワドーへのインディアナ・RV特注モデルは以前紹介した「インディアナ300」というシリーズがラインナップされています。このラズール300ジャパンはインディアナ300シリーズとは違い、スクエアなエクステリアが大きな特徴となっています。
一般的なキャンピングトレーラーは前方に空力抵抗を抑えるために曲面や流線形、斜め形状にしたデザインを用いられることがほとんど。しかしラズールのほうは写真内のボディサイズを見てもわかるようにトレーラーのなかでもスモールボディ。そうしたこともあって、向かい風ではヘッド車でトレーラーが隠れてしまうため、風による影響をそこまで気にすることなくスクエア形状を採用しています。
そんなスクエアボディの恩恵はまさに室内空間にあります。室内高185cm、室内長295cmを確保し、車内均一なスペースはボディサイズからは想像できないほど開放的となっています。
2人旅にちょういどいいレイアウト

断熱などの作りの高さはインディアナ300と同様。レイアウトはリア寄りのエントランスで後方にキッチンとマルチルーム、前方はリビング兼ベッドという構成。
リビングは二の字ソファによる対面レイアウト。ソファ幅はともに175cmあり、大人2人が座っても余裕たっぷりで座り心地も快適。ここをベッド展開すれば、大人2人に子ども2人が川の字で寝られるスペースになります。
キッチンにはガラストップ付きの2口コンロとシンクを搭載。ガラストップを閉じた天板は121×51cmサイズで、まな板を置いて調理の下準備もしやすい広さ。コンロも日本での使いやすさを考慮したカセットガス仕様。マルチルームは荷物置き場として利用ができるほか、折りたたみ式洗面台も装備。また、オプションでポータブルトイレの設置もできるので、まさにマルチに活用できる設計。
装備面では鉛サブバッテリーや走行充電器などが標準。ウインドウクーラーやFFヒーター、ソーラーパネルなどはオプションで用意しており、旅のスタイルに合わせてアップデートすることも可能になっています。







気になる価格は339万9000円〜。就寝定員は3〜4人となっていますが、夫婦2人をはじめペットや子ども1人とゆったりと使いたくなるモデル。車重も630kgと軽いのでヘッド車もコンパクトSUVなど幅も広い車両でけん引できるのも魅力となっています。




