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近年、里山でのクマの目撃情報が多発し、被害も急増していて、クマ鈴やクマ撃退スプレー(クマスプレー、クマよけスプレー、ベアスプレー、ヒグマスプレーとも)が注目を集めています。登山やトレラン、カヌー、キャンプなどアウトドアで活動する際に備えるべきクマよけグッズですが、いったいどれを選べばいいのでしょう? 北海道の老舗アウトドア専門店「秀岳荘 白石店」に勤務、クマとの正しい向き合い方を模索している森山俊さんにクマよけグッズの使い方、選び方を教えてもらいました。
*掲載している製品のなかには、秀岳荘で扱っていないものもあります
CONTENTS
クマよけグッズには何がある?

クマよけグッズには、周囲にいるであろう野生動物に人間の存在をアピールする「音」、においによる誘因を防ぐ「耐熊容器」、そして遭遇してしまったクマを撃退するための「催涙ガス」があります。
音は「クマ鈴」、そしてより強力な「爆竹、ホーン」がその代表。

秀岳荘 森山さん
クマ鈴は基本的に行動中は常に鳴らし続けるモノ。爆竹、ホーンは鈴より強力に人間の存在を知らせるため状況に応じて鳴らすモノで、北海道では山菜採りや渓流釣りの場などで使われています。ちなみにクマに遭遇してから爆竹やホーンを鳴らすと驚いて逃げてくれる可能性もありますが、逆に興奮させてしまう危険もあり、リスクを伴う行為であることは頭に置いておくほうがいいでしょう。
一方、催涙ガスはクマスプレーとも呼ばれる「クマ撃退スプレー」があげられます。
クマ撃退スプレーのおもな成分は唐辛子由来のカプサイシン。自然界に残っても害はありませんが、目や気管支に入るとひどい痛みを伴うのでむやみに試すことはできません。
また、長期保存すると性質が劣化する可能性がありますし、圧力低下によっていざというときに効果的に成分が届かない場合も。使用期限を確認し、定期的に買い替える必要があります。
大きさと音量、重さのバランスがいいクマ鈴を選ぼう

クマ鈴は大きさや素材、デザインによっていろいろな音色を奏でます。
真鍮製は高音、鉄製は低音と言われていて、どちらの素材であっても大きいクマ鈴ほど大きな音になります。同じ素材であってもデザインや厚みなどによって音色が異なるので、ぜひ店頭で聞き比べてください。
| タイプ | 音のイメージ | おもな特徴 |
| 吊り鐘型、ベル型 | リーン・・・ | 音が長く、よく響く 振り子がはずれると鳴らない |
| カウベル型 | カランカラン | 音が大きめ 響きは少ない |
| 密閉型、鈴型 | シャンシャン、カラカラ | 短めの音が鳴る 壊れにくい |
花火の音が遠くまで届くように低い音は遠くのほうまで届きます。反対にイヤホンの音漏れのような高音のシャカシャカ音は近くで響きます。
これはクマ鈴も同じで、樹林帯など障害物が多い場所でも低い音であれば遠くまで届きやすい傾向があります。一方でクマは高音が苦手とも。高音と低音、どちらを優先すればいいのでしょう?

秀岳荘 森山さん
音の高低についてのデータを確認できないのでなんとも言い切れず、音の高低については「自分が効くと思う」ほうを選ぶしかありません。ただ、気をつけてほしいのは大きい音ほど遠くまで届くので周辺のクマに人間の存在を示すには有利ですが、小さな鈴でもうるさいと感じる登山者は少なくないということ。他の登山者への気遣いも忘れずに。大きさや音量、重さなどとともにバランスを考えて選んでください。
クマ鈴の重量は20gほどの超軽量モデルから100g超のどっしりしたモノまでさまざまなので、低音と高音のクマ鈴を同時に装着したり、音色が異なる鈴が付いたクマ鈴を選択したりも一手と言えます。
不要なときは音を止めることも大切
クマ鈴は歩くことで本体が揺れ、振り子や内部の玉が本体を打ち鳴らします。

秀岳荘 森山さん
音の高低や大きさも重要ですが、それよりも「このあたりは鳴らさないでも大丈夫」「ここは見通しが悪いから大きく鳴らそう」といった臨機応変の判断力のほうがずっと大事です。
ホイッスルやホーン、爆竹のように意識して使う必要はなく、歩行中はずっと野生動物にアピールするのがクマ鈴のメリットですが、山から降りても鳴り続けてしまってはたまりません。耳障りだと感じる人もいるので、とくにバスや電車といった公共交通機関、静かな住宅街、建物内では音を消せる機能が付いていると気兼ねなく歩けます。
消音機能にはマグネットで振り子や内部の玉を固定する、カバーをかける、ネジで動きを止めるといった方法があります。店頭で音量や音色を確認するととともに、消音しやすさについてもチェックしておきましょう。
また、走り続けるトレランでは歩行よりも激しく振り子が動き続けるため、破損したり外れたりする場合も。軽い・音を止めやすい・走行中にバタつかず固定できるなど、トレランのために設計されたクマ鈴を選択してもいいですね。
取り付け・取り外しが簡単なカラビナ付き
バックパックのハーネスやベルトループなどにクマ鈴を装着している人が多いようですが、その日の服装や歩き方によっては音が鳴りづらいことがあります。
開口部が大きく開くカラビナ状のフックが付いているものだと簡単に取り付け・装着できるので、歩行途中でも位置を変えて適した場所を探しやすいという利点があります。
クマ鈴よりも音の大きな爆竹、ホーン

爆竹やホーンは、クマ鈴よりも大きな音で人間の存在を強くアピールできます。
これらはクマを確認してから威嚇のために鳴らすのではなく、渓流釣りや山菜採りなどクマ出没の可能性が否定できないエリアに入るときに次のように鳴らすのが一般的です。
- 一定の時間ごと(15分おきなど)
- 先に見通しの悪いカーブがあるとき
- 覆い被さる藪がトンネルのように続く場所
とくに爆竹は古くから営林署の作業員や釣り人がクマよけとして使ってきた歴史があり、一定の効果が期待できます。近年はいくつかのアウトドアメーカーが、クマおどしと呼ばれる、爆竹を入れて点火すると音が増幅する筒状のクマよけグッズを手がけています。

秀岳荘 森山さん
たとえば、知床先端部のクマはよく海岸線を利用していて、漁船や観光船のエンジン音など人工音に慣れています。そのためでしょう、シーカヤックで上陸する前に海上から人工的な音を響かせても驚くことも逃げることもなく無反応のことがあります。音に対する反応は地域差、個体差が大きいことを頭に入れておく必要があります。
また、登山者が多い山(登山道)や民家に近い場所で使用すると近くにいる人を驚かせ、トラブルとなることも。爆竹の場合は火を使うので火災の危険も0ではありません。状況を考えて使用することも重要です。
不用意にクマを寄せ付けない!? 耐熊容器
ヒグマの一種、グリズリーが生息する北米の国立公園では、食品やゴミはもちろん、歯磨き粉、日焼け止めなどにおいの強いモノはすべてベアキャニスター、ベアコンテナと呼ばれる耐熊容器に入れて、テントから10m以上離れた場所やキャンプ場の食料保管庫に置くことを義務づけられています。
耐熊容器は中に入れたモノのにおいが漏れ出るのをおさえる容器で、クマがアゴや爪で開けにくい構造を採用しています。
日本のキャンプ場ではカラスやネコなど動物たちに漁られなければ…と車内に食品を保管するキャンパーが多いのですが、クマはこのことに気づいている可能性大。

秀岳荘 森山さん
クマの嗅覚に対する備えは、ある意味で「音を出す」より重要と考えています。野外で調理すればほぼ間違いなく周囲のクマに気づかれます。食事中に襲われたという事例がないのは、いいにおいがするけれど人間がいるから襲わなかったというだけ。クマの生息地でテント泊する際、誘因するにおいを漂わせたまま寝たりテントから離れたりするのは非常に危険な行為なのです。食品のにおいを防ぐボックスや袋に入れてもクマはにおいに感づくはずなので過信は禁物ですが、安心感が高まります。
におい対策をするだけでなく、クマが「人間はおいしいモノを持っている」と学ぶことのないよう、使った食器は洗ってから就寝。食品だけでなくゴミも絶対に放置しないようにすることもお忘れなく。
自分では試せないクマ撃退スプレー
クマ撃退スプレーは缶の中に唐辛子由来の刺激成分が含まれたガスが入っていて、ボタンを押すと消火器のように勢いよく霧状の刺激成分が噴出します。この刺激成分の塊にクマの顔が触れると、顔を背けて進路を変えるというわけ。
ただし、そのままUターンするか、横に逸れて再度近づいてくるかはクマ次第です。
気になる連続噴出時間は製品によって異なりますが、概ね7〜8秒。
2〜3回は噴射できるはずですが、試し打ちをした場合、中の様子が見えないのでどれだけ残っているかわかりません。
成分が霧状に広がるクマ撃退スプレーのほかに、液体がまっすぐ飛び出すリキッドタイプがあります。霧状のものより噴射距離が短く、ピンポイントで目に当てる必要があります。そしてこちらも残量を確認できません。
ほかのアウトドアグッズ、登山用品とは違って試し打ちできず、自分で使って評価できないクマ撃退スプレーなのにタイプや容量、届く距離が製品によって違うなんて。どうやって選べばいいのでしょう?
クマ撃退スプレーは実績重視
オンラインショップにはいろいろなクマ撃退スプレーが販売されていますが、なかには刺激成分が薄いものや噴射距離が短いなど粗悪品・模造品が出回っているとも。

秀岳荘 森山さん
“自分が『これなら』と頼れるもの、信頼できるもの”を選んでください。秀岳荘では多くのスタッフが空き地でトリガーを引いて発射する練習を行っていますが、残念ながらクマ撃退の経験はありません。そのため国内外で唯一“撃退”の報告がある「カウンターアソールト」をおすすめしています。
「カウンターアソールト」以外のクマ撃退スプレーは効果がないという意味ではなく、森山さんら秀岳荘スタッフにとって実績がないため他の製品はどの程度効果的なのか明言できないとのこと。

秀岳荘 森山さん
「カウンターアソールト」に関して言えば、ストロンガーはガス充填量が多くて高圧のため噴射距離、時間ともに長いというアドバンテージがあります。一方、ある比較実験では比較的安価な「ユーダップ」のスプレーが優秀だったというデータもあるので、一概に高価だからいい・安価だからダメとも言えないようです。

各社クマ撃退スプレーの公式スペックを見比べると、内容量や成分の濃度、距離など「カウンターアソールト」とほぼ同等の製品がありますが、秀岳荘をはじめ地域に根ざしたアウトドアや登山、釣りの専門店、実際に使ったことのある人の意見を参考に、自分が納得できるモノを手にするのが一番。
なお、米国「EPA認証」についてですが、これは“北米のクマに対する成分や毒性の審査”であって、“クマ撃退性能”を審査しているわけではありません。一定の信頼性はありますが、決して「EPAに登録していないからダメ」というわけではないことも知っておきましょう。
10m先にクマ! まず風上にまわりこむことを考えて
動画サイトにはクマがクルマなどに突撃する動画がいくつも掲載されています。これらを見ると、実際に突撃する前に、数メートルだけ突進して止まる“ブラフ・チャージ”という行動をしています。

秀岳荘 森山さん
無風・平坦な場所でクマに遭遇したとして、効果的に使うなら、ブラフ・チャージを念頭において2m以内に接近したときに顔に向けて一吹き。ですが、2mまで引き寄せるのはとんでもなく難しいでしょう。クマと遭遇したら遠い場合は待機。10m以上の距離があって、なおかつクマが落ち着いておりこちら側にもスペースの余裕があるなら、なんとか風上に回り込むことを考えたいです。クマが近づいてきた際に風がガスの塊を運び、2mまで引き寄せなくてもクマに当たってくれる可能性があります。
反対にクマが風上にいる場合は風が弱くても使わないほうがいいとも。自分が刺激成分を吸い込み、呼吸困難に陥って逃げるどころではなくなってしまうからです。
また、クマ撃退スプレーは誤作動防止のため蓋やロック機能が付いています。クマと接近しそうな場合はすみやかにロックを解除して備えるわけですが、説明書を読んで使い方を覚えているつもりでも、慌ててしまうとうまく操作できません。
たとえば、「カウンターアソールト」のようなトリガーは、本体をつかむことなくループに指を入れると噴出口が自分の外側に向きますし、ロックをスムーズに解除できます。
慌てて虫よけスプレーのように本体をつかみながらループに指を入れるとロックを解除しづらく、たとえ解除できても自分に吹きつけることになってしまうのです。
全国各地のショップや団体は、定期的ではなくてもクマ撃退スプレーを試射できる体験会を開催しています。近くで開催されるようなら一度体験しておくと安心です。
クマ撃退スプレーの使い方だけでなく、本体を入れて持ち運ぶホルスターが取り出しやすいか、何かの拍子にホルスターから落ちることはないか、そしてホルスターをどこに取り付けると歩行しやすく取り出しやすいかも確認したいところ。
ちなみに、出会い頭で人間と遭遇してパニックになった、餌不足、子グマを守るためといった理由で人間を襲うことはあっても、落ち着いた状態のクマであればそうそう人間に向かってくることはありません。遠くに見かけたクマにわざわざスプレーを向けて噴射する“威嚇行為”は非常に危険です。

秀岳荘 森山さん
遠くにクマを見つけたら姿が見えなくなるまで待機。そばを通過するために自ら近づいていってスプレーを使うといった行為は論外です。
クマ撃退スプレーは使用期限があります。安価なものでも1万円前後で2万円以上の製品もあり、万一への備えとはいえ「使うかどうかもわからないものにこの価格…グループに1本あればいいよね」と考えてしまいますが、噴射されて一度は逃げても、同じクマに再度つけ回される可能性も否定できません。
クマが出没するエリアでは複数人で行動し、できるだけ全員が携帯しておきましょう。
クマと適切な距離を保つために、音・におい対策・催涙ガスで備えよう
森山さんによると
「強風や雨の日は鈴の音が聞こえにくく(人間の存在感が薄れる)クマと遭遇する率が高まる」
という説があり、
「流れの音で人間の気配がかき消されやすい沢登りや渓流釣りは厳重に注意すべき」
という通説と一致するのだとか。一方で
「人間=食べ物を持っていると学習したクマにとって、クマ鈴は逆効果」
と主張する人もいます。
人慣れしてしまったのか、子育て中か単独なのか。人間から逃げるクマか、襲ってくるクマなのかは自分の周辺に潜んでいるクマの性格や状況次第なのです。
そのため、「音によって人間の存在を知らせつつ、におい漏れを防ぐ」ことでクマに避けてもらい、それでも近寄ってくるクマに対して「スプレーで威嚇する」という一連の備えを講じるのが一番のクマ対策。もちろん「事前に目撃情報をチェック」して「ひとりでは行動しない」、「途中で足跡やフンなどの痕跡を見たら引き返す」ことも重要です。
適度な距離感をもつことが互いのためなので、餌付けになりかねないゴミや食品のうっかり放置にも重々注意してください。
クマ鈴のおすすめ人気ランキング
手軽で取り入れやすいうえに効果的。扱いやすく、人気の高い製品をピックアップしましたが常時鳴り続けるものなので好みの音を選ぶことが大切です。*クマよけ効果を保証するものではありません
1位 OUTBACK (アウトバック) / 熊よけリンリン(BR)
5,060円
おすすめ度★86点
軽さ★8.3 取り付けやすさ★8.9 音量★8.9
OUTBACK(アウトバック) 熊よけリンリン(BR)
職人による手作りクマ鈴。真鍮らしい高めの澄んだ音色は大きく、よく響く。ベルトやフィッシングベストなどに取り付けやすいアルミ製キーリング付き。
昔ながらの手作りクマ鈴は心地いい音色で取り付け簡単
澄んだ音を発するキーリング付きクマ鈴。ベルトやバックパックなどに取り付けやすいキーリングはねじ込み式のロック付きだから、不意にカラビナが開いて落とすトラブルを低減できる。昔ながらの製法による手作りのクマ鈴は、ひとつずつ音色が微妙に異なるため店頭で好みの音を選ぶのがベスト。心地いい音色なので、山を歩かない時はドアベルとして活用してもいい。
| 商品名 | 熊よけリンリン(BR) |
| ブランド名 | OUTBACK (アウトバック) |
| サイズ | φ48×52㎜ |
| 重量 | 約90g |
| 素材 | 真鍮(鈴) |
| 音量 | 100dB(本体から1m離れた位置で計測) |
| カラー(キーリング) | ブルー、シルバー |
2位 mont-bell (モンベル) / トレッキングベル ラウンド
990円
おすすめ度★85点
重量★8.9 取り付けやすさ★8.8 音量★8.0
mont-bell(モンベル) トレッキングベル ラウンド
コロンと丸いデザインの軽量クマ鈴。振り子ではなく、中に玉が入っていて軽やかな音で野生動物にアピールする。オプションで消音機能を後付けOK。
軽くてコスパ良好、サイレンサーの後付けも可能
トレッキング時に負担になりにくい軽量ベル。バックパックやベルトループに取り付けやすいカラビナは、幅広のベルトを介して鈴が取り付けられているためクルクル回ることがなく安定した音色を発する。振り子ではなく、中の玉が動くことで音が出る構造で、スチールらしい落ち着いた音が響く。消音機能はないが、別売「トレッキングベル ラウンド サイレンサー」(磁石で中の玉を固定する)があり、合わせて購入してもリーズナブルだ。
| 商品名 | トレッキングベル ラウンド |
| ブランド名 | mont-bell (モンベル) |
| サイズ | ベル=φ38㎜、カラビナ=26×50㎜ |
| 重量 | 36g |
| 素材 | 本体=スチール、カラビナ=アルミニウム合金 |
| カラー | ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、イエロー |
3位 OUTBACK(アウトバック)/ 南部熊鈴・オリジナル
6,930円
おすすめ度★81点
重量★7.8 取り付けやすさ★8.0 音量★8.8
OUTBACK(アウトバック) 南部熊鈴・オリジナル(BB)
φ20mmほどの鋳物でできた音色の異なる鈴が2つ並んだクマ鈴は、長年、岩手の森で働くプロが使っているモノ。美しい音色はもちろん、クマへのアピール力は折り紙付きだ。
音色違いの鈴がポイント! プロが愛用してきた実績あり
盛岡の馬具店(大正11年創業)で三代目の南部馬具職人が手掛けるクマ鈴。ふたつの鈴はブラス製で、あえて音程が違うものを並べており音が大きく響くうえ、深みもある。キーリングはないので牛革の上部にひもを通して吊り下げることになるが、振り幅が大きくなる分、音が出やすくなって効果が高まるとも。岩手の林業従事者らは昔からこの熊鈴を使っているという実績あるクマ鈴だ。
| 商品名 | 南部熊鈴・オリジナル |
| ブランド名 | OUTBACK (アウトバック) |
| サイズ | 145×40㎜ |
| 重量 | 約130g |
| 素材 | ブラス(鈴)、牛革 |
| 音量 | 約99dB(本体から1m離れた位置で計測) |
| カラー | 黒、茶 |
クマおどし(爆竹使用)・ホーンのおすすめ人気ランキング
クマ鈴よりも大きな音で周辺の野生動物たちに人間がいることをアピールするクマよけグッズ。森山さんの意見を参考に音の大きさ、扱いやすさを考慮した人気製品を集めました。*クマよけ効果はクマの性質、環境などによります
1位 TEPPA (テッパ) / 熊よけバンバンS
3,080円
おすすめ度★85点
携行性★8.6 扱いやすさ★7.9 音量★8.5 コストパフォーマンス★8.7
TEPPA(テッパ) 熊よけバンバンS
爆竹の音を効率よく増幅させるアイテム。グリップは手に馴染み、冷えを感じにくい木製で、後部のリングにひもを通して持ち歩けるようになっている。
本体は小さくても大きな音で周囲にアピール
金属筒の中にいれた爆竹を鳴らし、進行方向にいる野生動物に存在感をアピール。古くから行われている威嚇行為で、爆竹単体よりも大きな音が発生する。「熊よけバンバンS」は軽量コンパクトでデイハイクに持って行きやすいサイズ。故障しづらい設計なのも見逃せない。ほかにレギュラーサイズもある。
| 商品名 | 熊よけバンバンS |
| ブランド名 | TEPPA (テッパ) |
| サイズ | φ22×H85mm |
| 重量 | 30g |
| 素材 | 天然木、ステンレス |
2位 SABER (セイバー) / フロンティアーズマン ベアホーン
3,400円
おすすめ度★83点
携行性★7.7 扱いやすさ★8.8 音量★8.5 コストパフォーマンス★8.0
SABRE(セイバー) フロンティアーズマン ベアホーン
手のひらサイズだけれど、爆竹(100〜120dB程度)よりも大音量の130dBを発するホーン。爆竹とは異なり、湿気による不発がないのも安心だ。
800m先まで音が届くベアホーン
高圧ガスを用いたホーンで点火不要。130dBの大音量で渓流沿いでも音がかき消されにくく、約800m先まで音が届くという。長く音を鳴らすのではなく1/4から1/2秒程度の短い音が効果的。1缶で20回以上発報できる。熊やイノシシへの威嚇だけでなく、万一、遭難した際のホイッスルがわりにも。
| 商品名 | フロンティアーズマン ベアホーン |
| ブランド名 | SABER (セイバー) |
| サイズ | 6.4×3.8×H12.1cm |
| 重量 | 86.2g |
| 音量 | 130dB |
| 音が届く距離 | 805m |
| 使用回数 | 1/4秒間の発報で約60回、1/2秒間なら25回 |
3位 compal (コンパル) / 熊よけホーン
3,850円
おすすめ度★82点
携行性★8.1 扱いやすさ★8.5 音量★8.0 コストパフォーマンス★8.2
compal (コンパル) 熊よけホーン
人の少ない登山道や山菜採りで森に入るときに、必要な時だけ音を発生させてクマをはじめとする野生動物との“出会い頭“を予防。軽く、邪魔にならないサイズ。音量は3段階から選べる。
火を使わず素早く音を発する軽量ホーン
猛犬、爆竹、猟銃などの音(3段階)で野生動物にアピール。最大音量は110dbと強力。遠くまで音が届く。軽量・コンパクト設計のため携帯しやすく、緊急時にも素早く使用できる設計だ。LEDライトも装備しているので日常的に利用できることも見逃せない。
| 商品名 | 熊よけホーン |
| ブランド名 | compal (コンパル) |
| サイズ | 約幅45×奥行90×高さ18.5mm |
| 重量 | 約59g(カラビナ含む) |
| 素材 | ABS樹脂、ほか |
| 電源 | リチウムイオン電池(USB端子充電仕様)、充電時間約2時間 |
| 音圧レベル | 最大110db(最大)、作動時間=最大連続約10時間(音量・音声機能で変わります) |
| 音の種類 | 猛犬、爆竹、猟銃など |
| 付属品 | カラビナ、USBケーブル(60cm)各1 |
| 生産国 | MANUFACTURED IN CHINA |
クマ撃退スプレーのおすすめ人気ランキング
天然由来の刺激成分を噴射することで、クマの突撃を避けるクマ撃退スプレー。噴射距離、噴射時間、容量などトップクラスの中からとくに人気の高い商品を厳選しました。*クマ撃退効果はクマの性質、使用環境などによります
1位 COUNTER ASSAULT (カウンターアソールト) / ストロンガーCA290
25,410円
おすすめ度★87点
噴射距離★8.9 連続噴射時間★8.4 携帯性★8.5 操作性★8.7 内容量★8.8
COUNTER ASSAULT(カウンターアソールト) ストロンガーCA290
グリズリーが生息する北米で効果が認められた熊よけスプレーで、日本ではヒグマ対策の超定番とされている。トリガータイプなので手の小さな人でも楽に操作可能だ。
多くのプロが手にする信頼と実績のクマ撃退スプレー
銃器よりも高い確率でブラウンベアー(日本ではヒグマ)の行動を阻止する。ロックを外してトリガーを引く操作にコツが必要だが、最大12m・8秒もの連続照射が可能だ。誤作動防止クリップ付き。ホルスターにいれてすぐに手に取れるようにしておこう。
| 商品名 | ストロンガーCA290 |
| ブランド名 | COUNTER ASSAULT (カウンターアソールト) |
| サイズ | φ59×H215mm |
| 重量 | 380g |
| 噴射距離 | 最大12m |
| 連続噴射時間 | 約8秒 |
| 使用期限 | 5年 |
| 対象 | ヒグマ、ツキノワグマ |
| 有効成分 | 唐辛子エキス2% |
2位 SABER (セイバー) / フロンティアーズマン マックス ベアスプレー
13,200円
おすすめ度★86点
噴射距離★8.9 連続噴射時間★8.4 携帯性★8.6 操作性★8.5 内容量★8.6
SABRE(セイバー) フロンティアーズマン マックスベアスプレー
有効成分を高濃度(2%)配合した熊よけスプレー。噴霧口の向きを間違えないループデザイン、セーフティクリップ装備など間違いなく使えるよう設計されている。モンベルストアでのレンタル品と同じ製品。
唐辛子成分が霧状に大きく広がる
高圧ガスにより有効成分が霧状に大きく広がるので動いている熊の鼻先に届きやすいクマ撃退スプレー。唐辛子由来の有効成分はばらつきがあるため、セイバー社独自の高速液体クロマトグラフィーという手法で成分分析を行うことで高品質を維持している。別売でトリガーの使い方に慣れるための練習用スプレーもあるので仲間といっしょにトレーニングしておこう。やや小ぶりの重量304g/容量234mLモデルもある。
| 商品名 | フロンティアーズマン マックス ベアスプレー 272mL |
| ブランド名 | SABER (セイバー) |
| サイズ | φ5.3×H24cm |
| 重量 | 345g |
| 容量 | 272mL |
| 噴射距離 | 12m |
| 噴射持続時間 | 7〜8秒 |
| 使用期限 | 4年 |
| 対象 | ヒグマ |
| 有効成分 | カプサイシン2% |
3位 バイオ科学 / 熊スプレー 熊一目散
ホルダーなし9,900円、ホルダー付き14,080円
おすすめ度★85点
噴射距離★8.3 連続噴射時間★8.6 携帯性★8.7 操作性★8.2 内容量★8.7
バイオ科学 熊スプレー 熊一目散
日本初の純国産熊撃退スプレー。使い慣れたスプレータイプのボトルで確実に操作できる。カプサイシンを2%以上配合しており、ヒグマにも対応する。手の小さな人も握りやすいアルミ耐圧缶を採用。
日本生まれのクマ撃退スプレーはスプレーノズルで操作を迷わない
熊研究の第一人者・酪農学園大学の佐藤喜和教授と動物医薬品メーカー「バイオ科学」が共同開発したスプレー。使い慣れたスプレーノズルで、約10m先まで10秒噴射できるなどその威力はなかなかのもの。咄嗟のときでも確実に操作できるのは頼りになる。アルミ耐圧缶はビビッドなピンク色で視認性がよく夕暮れ時でも見失いにくい。片手で取り出せる専用ホルダーとのセット販売のほか、スプレーだけの販売もある。
| 商品名 | 熊スプレー 熊一目散 |
| ブランド名 | バイオ科学 |
| サイズ | φ53×H205mm |
| 容量 | 280mL |
| 噴射距離 | 10m(無風の場合) |
| 連続噴射時間 | 約10秒 |
| 使用期限 | 5年 |
| 対象 | ヒグマ、ツキノワグマ、イノシシ、サルなど |
| 有効成分 | カプサイシン2%以上 |










































