ひとつは、ちょっとしたおつまみにもなる、ローズマリーが心地よく香るアヒージョ。もうひとつは、焚き火のそばでホッとひと息つきたいときにぴったりな、干し芋を使った大学芋です。
外で食べると、素朴な甘さがいっそう際立つ、頼もしいおやつです。
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干し芋のアレンジレシピ。ローズマリー香るアヒージョと、干し芋の大学芋

干し芋の素朴な甘みを生かしつつ、ほんのひと手間で趣が変わる2品の干し芋料理を紹介します。ひとつは、ガーリックオイルにローズマリーの香りを引き出したアヒージョ。スキレットで、じっくり温めるだけ。もうひとつは、ホットサンドメーカーをフライパン代わりにして作る大学芋です。
どちらも、アウトドアで扱いやすく、手順が少ないのもうれしいレシピです。
ローズマリー香る、干し芋のアヒージョ
干し芋は甘いおやつ。そう思っていたら、少し意外かもしれません。オリーブオイルとにんにくでゆっくり温めると、干し芋の甘みは輪郭を変え、香ばしさをまとった”おかず”になります。
ポイントは火を強くしすぎないこと。油が静かに温まり、にんにくが色づき、ローズマリーの青さがふわっと重なります。アウトドアで作るなら、スキレットや小さなフライパンひとつで十分。ちょっとしたおつまみとして、まずはこの一皿から。
【ローズマリー香る、干し芋のアヒージョのレシピ】

【材料】
- 干し芋 食べたい分だけ
- にんにく 1/2~1片
- 鷹の爪 1/2~1本
- オリーブオイル 干し芋が軽く浸る程度
- ローズマリー 少々
- 塩 少々
<下準備>
- 干し芋は食べやすく切るか、ちぎります。
- にんにくは薄くスライスします。
- 鷹の爪は種を除きます。
<作り方>
(1)スキレットに、にんにく、鷹の爪、塩、ローズマリーを入れ、干し芋が軽く浸るくらいのオリーブオイルを注ぎます。

(2) 火加減は弱火で、オイルをゆっくり温めます。

(3) にんにくの香りが立ち始めたら、干し芋を加え、ふっくらとしてくるまで温めます。

仕上げたアヒージョは、そのままでももちろんおいしいですが、軽く焼いたバゲットを添えると、オイルと干し芋の甘みを余すことなく楽しめます。冷めても、また違った味わいが楽しめます。
カリッと、ねっとり。干し芋の大学芋
外で過ごす寒い時期に、ほっとひと息つかせてくれる大学芋。表面をカリッと焼き、みつをまとわせると、中はねっとり。干し芋ならではの凝縮した甘さが、油と絡んでやさしく広がります。
揚げる必要はなく、少量のオイルを塗ったフライパンで軽く焼き色をつける程度で十分。焚き火のそばでつまむ甘味としても、食後の小さなデザートとしてもおすすめです。
【干し芋の大学芋のレシピ】

【材料】
- 干し芋 食べたい分だけ
- きび砂糖(好みの甘味料で可) 大さじ1~1.5
- 水 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- しょうゆ 少々
- 黒ごま 少々
<下準備>
- 干し芋は、食べやすい大きさに切るか、ちぎります。
- ホットサンドメーカー(またはフライパン)を弱めの火にかけ、軽く温めます。
<作り方>
(1)オイルを薄く塗ったホットサンドメーカーに、干し芋が重ならないように並べます。
(2)弱めの中火で、両面をこんがりと焼きます。

(3)空になったホットサンドメーカーに水ときび砂糖、しょうゆを入れ、弱火で温めます。

(4)干し芋を戻し入れ、全体にみつを絡めます。

(5)塩をひとつまみ振り、火を止めます。仕上げに黒ゴマを散らします。
焦がさず、ゆっくり。干し芋の甘みを引き出すつもりで火にかけるのが、おいしく作るコツです。
干し芋は焚き火のおともにもぴったり
網で炙るだけでもおいしい干し芋。甘さを主張しすぎない分、火を通すほどに、静かに味わいが深まっていきます。おうちでも、焚き火のそばでも、ゆっくり味わうおつまみとして、おやつとして。アウトドアで干し芋のアレンジレシピを楽しんでみてはいかがでしょうか。







