3度目の更新となる、BE-PAL9月号“各駅停車の旅”企画で旅した茨城県のひたちなか海浜鉄道のこぼれ話。今回もナビゲートするのは、タレントの鈴川絢子さん!
磯崎駅にやってきた鈴川さん。ここは茨城県北ジオパークの最寄駅のひとつなんです。地域を形作ってきた、長い地球の歴史や文化を体験できるジオパーク。ひたちなか海浜鉄道が走る茨城県北地域には、日本最古といわれる5億年前の地層をはじめ、白亜紀に形成した地層やアンモナイトなど、ゆたかな地質・自然・文化資源があります。
県道沿いにある平磯海岸ジオサイトに到着。8000万年ぐらい前の地層が見られると知り、看板を読んだ鈴川さんはびっくり!
海岸沿いに降りると、こーんな感じ。「鬼の洗濯板」と呼ばれる岩石が、ちょこっと顔を出していました! これは宮崎県にある日南海岸の「鬼の洗濯板」のように、硬い岩石と柔らかい岩石が交互に重なっている地層が、波に洗われ柔らかい部分が削られたものだそう。
間近で見る、はるか昔の地層にロマンを馳せつつ、平磯駅へ。さて、最後の目的地を目指しましょうか。
鈴川絢子さん……鉄道好きタレントとして、登録者数10万人超えという自身のYouTubeチャンネルをはじめ、TVやラジオ、雑誌など、多方面で活躍する。2015年7月に出版した初の著書『鉄分多め。−関東編−』(ヨシモトブックス)が好評発売中。
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※撮影/小倉雄一郎 構成/ニイミユカ 協力/ひたちなか海浜鉄道