
今回は、ビギナーにもベテランにもおすすめしたい、使い勝手にこだわったナイフ&ノコギリ9アイテムを厳選!
次のキャンプに向けて、ぜひチェックしてみてほしい。すべて通販サイト「小学館百貨店」で購入可能なものを集めてみた。
最初の1本にして一生モノ!「キャンプ入門ナイフこれIPPON」はなぜおすすめなのか?

その名のとおり初心者がまず最初に買うナイフとしてBE-PAL OUTDOOR PRODUCTSが手がけた「キャンプ入門ナイフこれIPPON」。2023年8月の発売以来、どんどん人気が広がって、いまや増産を重ねるほどのヒットモデルになっている。
キャンプでナイフを使う場面といえば、まず焚き火と料理。その両方にしっかり対応できるよう、細かいところまでこだわりが詰まっているのだ。
たとえば、焚き火用に薪を割るなら、刃の厚みと頑丈さが絶対に必要。「これIPPON」は刃厚4mmとタフなつくり。しかも、手元にはしっかりフィンガーガード(ツバ)が付いていて、グローブをしていても滑りにくく、安全に扱えるようになっている。
グリップも秀逸で、末広がりの形状が手にぴったりフィット。太さがあるおかげで、力を込めやすく、疲れにくい。薪割りも、ブッシュクラフトも、安心してどんどんこなせる。
さらにうれしいのが、料理にもちゃんと使えること。刃渡りがしっかりあるので、肉も野菜もスパスパ切れる。これ1本あれば、料理用ナイフを別に持つ必要すらない。
素材には「DC53鋼」という、ステンレスと炭素鋼の「いいとこ取り」をした鋼材を使用。錆びにくく、刃持ちもバツグン。使ったあとに軽くメンテナンスするだけで、長く相棒になってくれる。
付属の本革製シース(鞘)も本格派。分厚いレザーで作られていて、ベルトに通して持ち歩くスタイルにもバッチリ似合う。
キャンプ入門ナイフこれIPPON BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 8,800円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55309003/
最初の1本にして一生モノ!「キャンプ入門ナイフこれIPPON」はなぜおすすめなのか?
焚き火用ノコギリの新潮流!「U.L.Noko」はケース込みで180gとアウトドアで大活躍の軽さ

渓流釣りや沢登りなど、山奥での焚き火は格別だ。枝をサッと切り揃えておけば、集める手間も減るし、タープ下にすっきり収納できて雨や朝露からも守れる。しかも、薪の長さが揃っていれば燃やしやすく、後片づけもラクになる。だからこそ、ノコギリは欠かせない存在なのだ。
とはいえ、軽くてコンパクトなノコギリは意外と少ない。折りたたみ式はグリップが重かったり、木製の軽いタイプはたためなかったり。ちょうどいい1本って、なかなか見つからない。
そんな悩みを見事に解決してくれたのが、この「U.L.Noko」。両方のいいとこ取りをした、まさにハイブリッドなノコギリといえる。
作っているのは、刃物と金属加工の町・新潟県三条市のメーカー、ベルモント。金属製品を知り尽くしたプロ集団だけあって、刃は焼き入れ鋼製。
そのおかげで切れ味バツグン、耐久性も申し分ない。
しかもこのノコギリ、構造がちょっと面白い。折りたたみ式ではなく、刃とグリップが分割できる着脱式になっているのだ。
ストッパーやネジといった重たい金具を省いたことで、さらに軽量化を実現。
グリップはサワグルミ材に熱収縮チューブを巻いてあり、濡れた手でも滑りにくい工夫がされている。
持ち運びに必要な鞘(ケース)も、ナイロンとベルポーレン素材で極力軽く仕上げられている。
刃37g+グリップ78g+ケース65g=合計わずか180g!ここまで軽い焚き火用ノコギリ、なかなか見つからない。
使い勝手も、持ち運びやすさも、切れ味も妥協なし。「U.L.Noko」が、これからの焚き火ギアの新しいスタンダードになるかもしれない。
MR-021 U.L.Noko ベルモント 4,950円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55410002/
焚き火用ノコギリの新潮流!「U.L.Noko」はケース込みで180gとアウトドアで大活躍の軽さ
ブレードはトヨクニが鋳造!重量わずか20gの立つミニナイフあります

「BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS」から、遊び心たっぷりのナイフが登場した。
全長約10cm、親指サイズというコンパクトさで、重量はわずか20g。ハンドルにはコルクを採用している。
コルクは軽く、すべりにくく、さらに弾力もあるため、釣り竿のグリップやリールハンドルにも使われる素材だ。そんな特性を活かしたこのナイフは、軽さと握りやすさを両立。太めで短いハンドルは、立てて置くこともできるユニークな設計になっている。
ブレードは細く絞られた形状で、まるでろうそくの炎のようなシルエット。
軽くて持ち運びやすく、牛革製の専用ケースも付属している。ケースはボタン留め式で、抜け落ちる心配が少ないのも安心ポイントだ。
アウトドアに連れ出すのはもちろん、書斎のデスク周りにちょこんと置いても絵になる。
しかも、ブレードは高知県南国市の鍛冶工房トヨクニが、白鋼を用いて本格的に鍛造したもの。小さいながら、切れ味は本物だ。
BOP コルクナイフ BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 5,500円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55408002/
ブレードはトヨクニが鋳造!重量わずか20gの立つミニナイフあります
三徳包丁…いやいやこれは五徳包丁だ!野外料理の達人も絶賛するキャンプ用包丁をおすすめしたい

家庭で万能な三徳包丁。でもアウトドアでは少し物足りない。そんな声に応えて『BE-PAL』が開発したのが、「五徳包丁」だ。
五徳とは、フルタングで「頑丈」、専用「鞘付き」、三徳ばりに「なんでも切れる」、指が当たらず「叩ける」、さらに「潰せる」という、キャンプ仕様の5つの徳。
構造は刃と柄が一体になったフルタング。芯に木を固定する一般的な包丁と違い、釣った魚の骨を断つような作業も安心してこなせる。
グリップはパラコード巻きで、水はけもよく、もし錆びてもコードをほどいて手入れできるタフ仕様だ。
持ち運びには、撥水性に優れた人工皮革シースを装備。刃も鞘もカビにくく、アウトドアで気兼ねなく使える。
刃幅が広めで安定感があり、束ねた青菜も太い根菜もスパッと切れる。また、刃厚2mmの白鋼ブレードは魚の頭もラクに落とせ、肉の引き切りもこなせる。
ステンレスに比べて研ぎやすく、フィールドでもメンテがしやすいのも強みだ。重みを活かしてトントンとみじん切り、横に寝かせてショウガも潰す。
細身のアウトドアナイフではできない芸当を、この一本なら軽々こなしてくれる。
キャンパーズ五徳包丁 BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 9,955円(税込み)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55502001/
三徳包丁…いやいやこれは五徳包丁だ!野外料理の達人も絶賛するキャンプ用包丁をおすすめしたい
人気ナイフ「銀閃花(ぎんせんか)」に3つの仲間が加わった!軽くて錆びずによく切れて、3つでわずか88g

福善刃物工業の人気ナイフ「銀閃花(ぎんせんか)」は、肉のスライスに特化したミニ包丁。
そんな「銀閃花」に、新たに3本の仲間が加わった。
まず1本目は、幅広にして汎用性を高めたペティナイフ「手捌」。
刃長と刃幅を伸ばし、さらに刃厚もアップ。肉だけでなく、野菜や果物など固めの食材もサクサク切れる。鞘も元祖の筒型からスリムな薄型にチェンジしている。
2本目は、さらに小型化を進めたULナイフ「掌」。
コンパクトさはもちろん、鉄板やスキレット、木の器の上でもスマートにカットできる。テーブルナイフとしても活躍してくれそうだ。
3本目は、ナイフとセットで使えるフォーク「指叉」。
「手捌」のハンドルや「掌」の鞘にすっきり収納できる仕様で、忍者のように「隠し持つ」ギミックがたまらない。
細かいところにまで遊び心が光るのは、福善刃物らしさだ。
銀閃花 福善刃物 ペティナイフ「手捌」 8,000円(税込) ULナイフ「掌」 5,100円(税込)フォーク「指叉」 800円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA5550300210/
人気ナイフ「銀閃花(ぎんせんか)」に3つの仲間が加わった!軽くて錆びずによく切れて、3つでわずか88g
キャンプの鉈はトヨクニの「豆鉈」がおすすめ!小さいことはいいことづくめだった

『BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS』が企画した、極小サイズの鉈が登場した。鍛造は高知県南国市の老舗鍛冶工房「トヨクニ」が担当。切れ味も折り紙付きだ。
コロンとしたキュートなフォルム、その名も「豆鉈(マメナタ)」。刃長6.5cm、全長19.5cm、刃厚0.6cm、重量260gと、小ぶりながらしっかりしたスペックを持つ。
一般的な小型鉈は刃長15〜18cmほどだが、それに比べるとかなりコンパクト。ただし刃厚は一般的な鉈並みにあるため、刃こぼれや刃欠けを気にせずラフに使える。市販の薪サイズなら、この小さな鉈で十分対応できるのだ。
短い分、腰に下げたときも太ももの動きを妨げず、違和感がないのもうれしいポイント。さらに、料理にも活躍。トウモロコシやカボチャ、サツマイモといった固い野菜もスパッと切れ、魚の頭を落としたり、小骨ごと叩いて刻んだりする作業もお手のもの。平(面)を使って、ニンニクやキュウリを潰すこともできる。
安全性も抜かりなし。
つばの指ガードが長めに設計されており、万が一指が滑っても刃に触れにくい。さらに、柄は末広がりの形で手から抜けにくく、握り心地も安心感がある。
小さな体にアウトドアで頼れる力をぎゅっと詰め込んだ「豆鉈」、一度手に取ってみたくなる一本だ。
マメナタ BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 9,900円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55404001/
キャンプの鉈はトヨクニの「豆鉈」がおすすめ!小さいことはいいことづくめだった
ミニ包丁15g+まな板66g=81gのかわいい本格派セット!釣りのお供や子供用にもおすすめ

『BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS』から、日本刀のようにスラリと伸びた刀身に、波のような刃紋の「ミニ包丁 カタナイフ」と、携帯用ミニまな板のセットが登場した。
「ミニ包丁 カタナイフ」は、その名の通り日本刀を思わせるスラリとしたフォルムが特徴だ。
シャープな刀身には、美しい波模様が浮かび上がっている。この刃紋は、青砥二号鋼を芯に鉄と鋼を何層にも重ねた「ダマスカス構造」によるもの。見た目のインパクトだけでなく、鋭い切れ味と高い耐久性もしっかり兼ね備えている。
セットのまな板には、国産サワグルミの無垢材を使用。竹よりも堅すぎず、杉よりもやわらかすぎない絶妙な硬さで、切り心地も快適だ。1.5cmという十分な厚みがあり、力を入れてもたわみにくい。淡い色合いも清潔感があって好印象だ。
重さは、包丁15g+まな板66g=合計81gと超軽量。
釣った魚をすぐさばきたいとき、子ども用の料理セットとして、ソロキャンプやバックパッキングの軽量装備にもぴったりだ。
ネギの小口切りも、小魚の下処理も、トマトのスライスもスッとこなせる。コンパクトながら本格派。そんな頼もしさを持ったセットである。
ミニ包丁 カタナイフ BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 5,500円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55409001/
ミニ包丁15g+まな板66g=81gのかわいい本格派セット!釣りのお供や子供用にもおすすめ
「多喜火鉈 Flake」は割る・つぶすも得意!フェザースティック練習用の‟極短鉈”なのだ

新潟県三条市の老舗金物問屋、馬場長金物が展開する「BABACHO(ババチョー)」ブランド。その中でも人気の「多喜火鉈」シリーズに、待望の新作「多喜火鉈 Flake(フレーク)」が加わった。
このFlakeは、女性キャンパーの声を取り入れて開発された一本だ。従来の鉈に対する「刀身が長すぎる」「グリップが握りにくい」「ケースが硬すぎる」といった不満に応え、細部までブラッシュアップされている。
まず刀身は、わずか57mmという短さ。削る際に刃の真ん中を使えるので力が込めやすく、刃物初心者でも扱いやすい。厚みは従来通りしっかりあるため、峰を親指で押しても痛くなく、適度な重さもあってスムーズにフェザースティック作りができる。
グリップには丸みを持たせ、握りやすさを向上。刃物全体にも鋭利な部分がなく、手に取ったときの怖さを感じさせない仕上がりになっている。
専用ケースは黒からマスタードカラーに刷新。起毛仕上げでやわらかな印象に変わり、装着方法もベルトループではなくカラビナ吊り下げ式となった。
もともとは女性や子どもがフェザースティックを作るために開発されたが、フルタング構造なのでバトニングにも対応可能。刃が厚いため繊細な料理には向かないが、カボチャやサツマイモ、トウモロコシなど硬い食材を割る作業は得意だ。
さらに、面を使えばニンニクやショウガをぐっと押しつぶすこともできるし、峰でトントン叩けば粗く刻むことも可能。
コンパクトなサイズ感は、女性や子どもに限らず、サブの刃物としても活躍しそうだ。
多喜火鉈 Flake(フレーク) BABACHO(ババチョー) 8,800円(税込)
https://lifetunes-mall.jp/shop/g/gA55312007/
「多喜火鉈 Flake」は割る・つぶすも得意!フェザースティック練習用の‟極短鉈”なのだ
BE-PALが共同開発したトヨクニの頑丈・薄型・軽量フルタングナイフ

高知県南国市にある鍛冶工房「トヨクニ」は、土佐伝統の自由鍛造(ハンマーで叩きながら思いのままに成形する技法)で、多彩な刃物を作り続けてきた。
この鍛冶工房「トヨクニ」、アウトドアマガジン『BE-PAL』とはこれまでにも多くの刃物を共同開発してきたが、今回のテーマは「使い勝手を損なわずに、どこまで軽くできるか」。その挑戦から生まれたのが、この一本だ。
特徴は「薄くて、丈夫で、よく切れる」こと。
素材には「土佐オリジナル白鋼」を使用。切れ味がよく、研ぎやすいことで知られる「トヨクニ」の定番鋼材だ。刃厚はわずか0.45mmと超薄ながら、料理はもちろん、薪の小割りやちょっとした工作にも耐えるタフさを備えている。
ハンドル部分は「なかご(芯材)」を長めにとり、そのまま握れる設計に。さらに2か所に中抜きを施して軽量化し、パラシュートコードを巻いてグリップにしている。フルタング構造と同様の丈夫さを保ちながら、無駄をそぎ落とした作りだ。
専用ケースもナイフ本体に合わせて薄型に仕上げた。ただし、安全面を考慮して深めの設計とし、腰に下げられるベルト通しも備えている。
結果として、同サイズのG10ハンドルのナイフに比べて約80gも軽く、最終重量は160g。それでいて、切れ味も、汎用性も、握りやすさも、いっさい損なわれていない。
まさに、この夏の自信作と呼ぶにふさわしいナイフだ。
アウトドアナイフ 野山遊び BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 各14,300円(税込)
https://www.pal-shop.jp/item/A55308002.html
この夏の自信作!BE-PALが共同開発したトヨクニの頑丈・薄型・軽量フルタングナイフ
フィールドで頼れる、相棒たちを見つけよう
使いやすさも、軽さも、遊び心も。
アウトドアをもっと自由に楽しむための、選りすぐりのナイフ&ノコギリたち。お気に入りの一本が、きっと次のフィールドで頼れる相棒になってくれるはずだ。